『劇場版 マジンガーZ INFINITY』観て来た!(ネタバレあり)2018年02月03日 23時23分40秒

『劇場版 マジンガーZ INFINITY』ようやく観てきた!
すっげー、良かった!!
めちゃくちゃ良かった!! こんなに良いのに何でみんなもっと騒がないの? 
何度泣きそうになったことか! 
てか泣いた!
マジンゴーからのパイルダーオン、スクランダークロスの流れなんて号泣ですよ!!
すげーわかってる演出!
映像作品って最初の5分で決まると思っているんだけど、そこからしてもう言う事なし! 
すごいよ『マジンガーZ INFINITY』!!
理想的な平成のマジンガーZ作品!

上映開始以降予定が全然立てられず、観に行くタイミング外れたおかげで、売り切れ続出という噂のパンフレットも再入荷したらしく、問題なく買えて、よっしゃラッキー!
『マジンガーZ INFINITY』を観たから…というわけでもないけど、永井豪の本ばかり買ってしまった。
『マジンガーZ』は講談社文庫版、『UFOロボ グレンダイザー』は大都社版が手元にあるけど考えてみたら『グレートマジンガー』は今、手元に無かったなと思い、このタイミングで買ってみた。
『画業50周年愛蔵版 デビルマン』はこれで完結。
中を確認しないで買ったけど『デビルマンと悪魔の系譜』のムック本は、デビルマンの原稿ママの掲載があるんだっけ?(それ目的で買ったんだけど、違ったらどうしよう)

あと、TOWER RECORDS寄ったら『マッドマックス 怒りのデスロード』のBlu-rayが1000円だったのでこれも買った。
で、思ったけど『マジンガーZ INFINITY』は『マッドマックス 怒りのデスロード』並みに爽快感ありましたよ。名作!

と、いうことで、以降ネタバレ『マジンガーZ INFINITY』感想です。
めちゃくちゃネタバレしてるので、まだ未視聴の方は絶対読まないでください。





















このくらい空ければいいですかね?
では、ネタバレ感想です。

てか、自分の感想としては、もう100点満点中100点なのでネタバレまでして語る必要も無いのですが、あえて一言的な部分で。
しかもそのあえて一言の部分がラストのラストバトルについてなものなので、こうしてネタバレの予防線を張りまくりなのです。

さて、始めますよ。

ラストのラストバトル。
結局は「みんなの力をオラにくれ!」の元気玉なのが、少々残念。またこれかよ。
マジンガーなのでスピリチュアルではなく科学の力に置き換えてはいたけど、シナリオ的なコンセプトは一緒ですよね。
ラスのラスボス倒すのに少し違う手段ないの? とか、展開の安易さに「あ〜」と少々ガックリきました。
(今回の事件のベースがパラレルワールドモチーフなのもありがち過ぎて食傷気味)
で、ちょっと考えてみました。
「みんなの力をオラにくれ!」も永井豪原作テイストなら、逆にマジンガーが強引に全世界からの光子力を未知の力で強引に吸い上げ、それこそ「神にも悪魔にも」の恐怖を同時に演出する話にきっとなりますよね。どうすか!
……と、思い付いた時はそーゆー話もちょっといいんじゃね?とワクワクしたのですが、やっぱダメですよね。
何故なら『マジンガーZ INFINITY』はTVアニメの『マジンガーZ』&『グレートマジンガー』からの、地続きの話だから。
やっぱTVアニメの『マジンガーZ』と永井豪原作マンガのテイストは違うのですよ。
TVアニメのマジンガーZは「神にも悪魔にもなる」かも知れないけど「最後は絶対悪魔にはならない」んです。
幼子が観てて、そーゆー絶対的な安心感がなくてはいけないのです。
TVアニメのマジンガーZはそこが魅力なんですよ。
(永井豪原作テイストになると、そんな安心感は微塵も消し飛ぶ所がまた最高なのですが)

そう考えると、『マジンガーZ』は『水戸黄門』みたいに「ほぼ同じ設定を脚本だけ変えて延々と続く話」でいいのかも知れませんね。
その時々の時代に合わせた姿に変えて行きながら。

1.19 生頼範義展に行ってきました2018年01月26日 23時21分09秒

1月19日に上野の森美術館で生頼範義展、観て来た! 
すげー良かった。はっきり言って住める! 
てか住んで1日中見ていたい。 
もうここぞとばかりに画集買いまくりですよ。 
見かねた奥さんが1冊はプレゼントしてくれました。 



んで今日、生頼範義展で買えなかった『生頼範義II 記憶の回廊』、ネット書店のhontoから届いた! 
Amazonでは1万超えのバカ高い値段になってたけど、本屋はさすが定価の4104円(税込み)。 
これで買いたかった4冊揃いましたよ! 


『スターウォーズep8 最後のジェダイ』の感想2018年01月04日 17時47分10秒

みなさん明けましておめでとうございます。

さて、唐突ですが年末に観た『スターウォーズep8 最後のジェダイ』の感想です。
なるべく避けようとは思いますが多分ネタバレ含みますので、未見の方はお気を付けください。





一番の感想は「カイロ・レンはプロレスラーの高山善廣にそっくり」。

てかもう「カイロ・レン=高山善廣説」をぶち上げてもかまわないのではないだろうか。というくらい。
今回の『ep8』はサブタイトルからしてルーク・スカイウォーカーの去就及びレイへのジェダイの世代の(韻を踏んでみました)バトンタッチに目が行きがちだけど、悪役側に目を向ければ、一足早く『ep7』で世代のバトンタッチをしたカイロ・レンの悪役としての成長譚でもあったわけですよ。
で、ほらカイロ・レン、まだ若いから。
悪落ちしてさほど間もないから。
高山で言えば「UWFインターナショナル」でチーム「ゴールデンカップス」に入った頃が悪落ちの切っ掛けなら、「全日本プロレス」に垣原と来て、ベビーフェイスで行くのかなー?と思ってたらチーム「NO FEAR」を立ち上げたばかり頃みたいなモンなんですよ。
まだまだ悩んだりなんだりで紆余曲折あるわけです。
カイロ・レン、顔に傷も増えてますます高山に似て来たわけだし、これからどんどんとイイ悪役になって行くことでしょう。

全体の感想としては、ストーリーとしては面白く見所も多かったけど『ep7』みたいなお祭り感が無かったので、そーいう意味ではトータルとしてスカッとする感じは無かったです。
まぁ『ep9』への繋ぎ——起承転結で言えば承に当たるエピソードなので——『ep8』でグッと溜め『ep9』でドーンと解放するシークエンスなので、そこはどうしても仕方ないかな〜。
ルークをああいう描き方(伝説にあらず、悩める人である)にしたのも、次にバトンを渡されるレイがルークを越えられる要素を残すために(次作以降に本当のヒーロー/ヒロインへと成長させることが出来るハードルを下げるために)、上手い方法論だと思いました。

ただ反面、スターウォーズの初期3部作の主役3人が居なくなってしまったので(レイア姫は生きてるけど、中の人が……)、その人気キャラクター不在を支えられるほどのキャラクターにレイとフィンがなり得るのか?と思うと……やっぱ、まだまだ弱い気が。
カイロ・レンも『ep8』はかなりフニャチン野郎だったので(『ep8』は成長譚だったのでそれでOKなのだけど)『ep9』では経験を生かした骨太な悪役として立ちふさがってくれれば言うこと無しです。
高山の196cmには届かないけど、189cmの長身を生かして。

永井豪の本ばかり4冊も買ったよー。2017年12月04日 17時43分28秒

永井豪の本ばかり4冊も買ったよー。
『デビルマン』は無駄な加筆の無い初期KC版編集の信者なので、その完全復刻KC版は持ってるから追加加筆版関係は全て無視してきたけど、辻真先脚本短編集KC版『新デビルマン』は持って無いから、最古版(復刻だけど)と『新デビルマン』がストーリー内に組み込まれているだろう&最新加筆もあるだろう最新版なら持っててもいいのではないかと思い「画業50周年愛蔵版」を買うことにしました。
短編集も復刊系で出されるより、通常のヤンマガKC版で出てくれた方が安いので、ここで買っておこうかと!

映画撮影のエキストラに参加してきましたよ。2017年10月15日 17時16分36秒

いつもの河崎組では無い、全然知らない現場。
とはいえ、元が電兄弟の七郎さんからのお声がけだったので、七郎さんと九郎さんのみ顔見知り。

自主制作映画と聞いていたんですが、スタッフワークとかすげーちゃんとしてましたよ。
出来上がったら映ってるかも知れないので観てね~! と言いたいのですが、私は映画のタイトルをまったく知りません(笑)。
ちなみに役者で赤星昇一郎さんが居ました。

基本は怪獣から逃げ惑う群衆のエキストラだったのですが、七郎さんと監督さんがお知り合いだったらしく、七郎さんがちょっとした小芝居をするカットを急遽撮ることになり、連れの私と九郎さんもその小芝居に絡めてもらえました。
小雨がやまない中での撮影でしたが、そんなこともあって結構面白かったです。

超人ロック原画展第4期2017年09月24日 23時15分19秒

9月22日は超人ロック原画展第4期に行って来ました!
 
これで全期間皆勤賞~
第4期の目玉はやっぱ『コズミックゲーム』でしょうか。 
同人誌で刊行されていることもあって個人的に当時は幻の作品度が高かったんですよね。
「少年キング」で新連載なのにそれ以前の話(ストーリー)があるのか!? っていう。 
書き下ろし単行本化前提のようで、原稿サイズが小さいです。
撮影禁止原画には『フィンガー5物語』とかがありました。 

そして夜は「BLUFF plays SPECTRUM」のライブなので、その後SPECTRUMのファンのオフ会に合流するのでした。
 
忙しい。 






『はーい!ロボットがんのすけ』2017年09月21日 02時40分37秒

電二十八郎の西山大介さんが監督・脚本の
自主映画制作団体TOBAY新作『はーい!ロボットがんのすけ』観ました!

ロボットが普通の家庭に存在するホームドラマ——いわゆる『丸出だめ夫』や『がんばれ!! ロボコン』フォーマットの作品なのですが、感想は面白かったです。
自主制作映画って、あまり観る機会の無い自分にとっては新鮮で、制作現場は大変だろうけど楽しいんだろうな。というのが伝わりまくり。
楽しそーでいいなー。

カットは結構テンポ良く繋がれていて、普通に観れました。
エンターテインメントに徹してるのが勝利だと思います。
島本和彦も言ってるように、素人には先ず普通に観れる物を作ることがとにかく一番難しく「普通に観れてありがとう!」です。
TOBAYさんの過去の実績を知らないで偉そうに言うと、劇伴や効果音がもっと充実すると、プロっぽくなるんじゃないかなー。と素人考えで思いました。
河崎監督が棒セリフの素人使っても「ちゃんと観れる」ものを作ってる差を考えた時に、一番大きいのはそこではないのだろうかと。
編集の技量や演技の素人臭さはそう簡単に変えられるものでもないし(笑)。

知ってる顔が出てるということで、えるさんの存在感はいいですね。
パワーグローブよく持ってるな。
ロケ地の使用とかも大変だったのがよくわかります。
『電エース』でもよく見ますが、困った時にビルの屋上使うのはやっぱ撮影の基本なんですね?(笑)

ストーリー的にはコメディなんだけど、ブラックジョークなもの端々にちりばめられていて、良いアクセントになってました。
一緒に観てたウチの奥さんは「西山さんの心の闇を見た」と言ってましたよ(笑)。

個人的には「がんのすけ」の腕が左右逆なのが最後まで気になりました。
アレは「がんのすけ」を作ったのがおっちょこちょいな子供の猛太くん。という設定を強調する、見た目でわかるようにした演出なんですよね! きっと。
さすがだなぁ(笑)。


『はーい!ロボットがんのすけ』を作ったTOBAYさんのtwitterはコチラです。

自主映画制作団体TOBAY新作『はーい!ロボットがんのすけ』ついに完成!
https://twitter.com/sin_tobay/status/903914440055074816

『干支天使チアラット』実写版上映会2017年09月04日 14時17分28秒

昨日は『干支天使チアラット』実写版上映会に行ってきました。
ヌエの谷口洋行さんと、お局役のサンジュナさんがすげー良かった。
河崎監督作品では何故か「棒」の演技の方がウケとしてもてはやされることが多い(笑)が、やっぱ、演技がちゃんとしてて場を締めてくれる演者が居てこその「棒」なので、この二人には本当に賞賛を送りたい。
事前の印象だとそれほどでもなかったですが、本編映像や特に舞台挨拶を見て、希崎ジェシカさんは主役の風格あるなと思いました。
康芳夫さんは劇中では内田裕也似といじられてましたが、そーではなくて、もっと誰かに似てるんだよなー。とずーっと思っているんですが、誰だろう?
ウチの奥さんは死神博士(天本英世)と言ってましたが、うーん。
今の所、自分の中では「母方の死んだじいちゃんかなー?」が有力。

作品は面白かったです。
加藤礼次朗先生が言うように「良い時の河崎実」の評価がぴったり。
姫乃たまさんはとても良い「棒」ですね(笑)。
音楽が良くて、中村遼さんはとても多才な方だなと思いました。
クラウドには参加してなかったのでDVDはまだ買っていませんが、CDは思わず物販で買ってしまいました。
3人で歌うED曲しか入ってなかったのが残念。希崎さんがソロで歌うOP曲も入れて欲しかった。

その後にあった電兄弟飲み会も超楽しかったです!
久し振りに莫迦騒ぎが出来た。

「超人ロック原画展」第3期最終日2017年08月28日 23時13分24秒

「超人ロック原画展」第3期最終日滑り込みセーフ!
『くるくるパッX』や『ペアペアライサンダー』の原画が観れて良かった。
残る第4期も来月にまた行きますよ!
聖悠紀先生のカラー原稿はとにかく美麗なので、ホント原画観る価値アリです。
最近のデータ原稿になると、手描きで最後まで仕上げなくなってしまうのが本当にすごくもったいない!
「手描きの原画」という価値の有り様を、考えさせられます。

『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』観た2017年07月30日 14時26分44秒

『仮面ライダー1号』と一緒に借りてた、
『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』観る。
ホントは『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』と 『ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO』を観たいと思ってるのだけど、貧乏人には最新作をレンタルするには敷居が高いので、まだ観てなかった『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』を観ることに。

面白かった!
ストーリーとしてはありがちだけど、破綻無くちゃんとしてた。
ちゃんと刑事モノしてた。
正直『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』がいまひとつスッキリした話じゃなかったので(以前観たので記憶がウロです。そんな印象)、ちゃんと60分の中で小気味よくまとまってて良かった。
日向快のクールで無機質なキャラクター付けも良かった。なのにイメージカラーが熱血の「赤」だというところも。
『宇宙刑事シャリバン NEXT GENERATION』は、1クールでもいいからテレビシリーズでやって欲しいくらい良い出来。
日向快のキャラクターはゲスト扱いではもったいないです。
(それは多分『シャイダーNEXT』の烏丸舟も。まだ観てないけど)
予告編観てワクワクしたので、近い内に『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION』も観よう。

ところで、本編内にもセリフとして使われるギャバンType-Gのキャッチコピー「あばよ涙、よろしく勇気!」やシャイダーNEXTのキャッチ「面白いことが大好きで、悪いことは許せない」って、単なる歌詞なだけで、当時の無印の本編内では使われて無かったですよね?(←調べてないので記憶のみで言ってます)
それが今では作品を代表するコピーになっているというのは、本当に山川啓介さんの詩というのは、どれほど作品にマッチし、どれほど人の心を揺さぶってきたのだろう、とあらためて感心しました。

あと、敵役に「あれ? アバレッドが居る」と思って調べてたら、「『爆竜戦隊アバレンジャー』西興一郎・富田翔・西島未智の出演は『爆竜戦隊アバレンジャー 10 YEARS AFTER』が諸事情で制作に至らなかったことにちなむ。」
http://news.mynavi.jp/articles/2017/06/17/nextg/002.html
とか、秋田さんの記事が出てきてなるほどなと思ったり。
『アバレン』は好きだったので、10周年も観たかったですね。

あ、宇宙刑事エステバンのデザインはちょっと何とかして欲しかったです(笑)。

最後に、現在のシャリバン(初代)・伊賀電役の渡洋史さんが、『電エース刑事』の電番に見えて仕方ありませんでした。←逆だよ!(笑)