2月20日:メール再構築で消えたデータの復旧方法2022年02月25日 23時07分09秒

macOSを10.13から10.15にアップデートするため、バックアップ関係の作業を始めようと、(バージョンをそろえる目的の)先方の会社からもらった説明書き見ながらメーラーの「再構築」とか言うのをやったら、何故か2021年8月以降の受信データが突然消えた!
パニック!
とりあえず奥さんの「メールサーバには半年分くらいメールデータは残っているはずなので、
https://usagidaioh.exblog.jp/16161437/
のページに書いてある

>そこでWEBを検索してみると、
>>以下のディレクトリ
>> ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Mail/該当アカウントフォルダ/
>>にある「 MessageUidsAlreadyDownloaded 」というファイルを一時的に
>>別の場所に退避させるとサーバー上に残っているメールが再度受信される
>ということでした。

を参考にしてみれば」

助言もあり、「MessageUidsAlreadyDownloaded」のファイルをデスクトップに移動させ、メーラーを再度立ち上げメール受信してみる。
そしたらメールサーバに残ってた2021年12月以降のメールの再受信はなんとか確保。消えてる受信メールはまだたくさんあるけど、当面2ヶ月半の分が確保出来たのでとりあえず人心地。

余談ですが、これはアレですね、その昔漢字Talk7.5とかの時代にillustrator5.5の調子が悪い時に「初期設定ファイル」を外して(消して)しまえば、アプリ起動時に新しい「初期設定ファイル」を作るので不具合が直りますよ。というのと同じアレですね!
「MessageUidsAlreadyDownloaded」は多分“この日からこの日までダウンロード済みですよ”という内容のファイルなので、外してしまえば未ダウンロード分をダウンロードしたことで同じファイルが作られる。ということなのでしょう。
未だ漢字Talk7.5時代と同じコトをやっているとは!


んでもって完全修復を目的に検索かけまくるも、timemachine使ってれば復旧はかんたんとかいう記事ばかり見掛けるけど、なんかやってもやっても全然上手く行かない!

結局は
https://www.imobie.jp/iphone-tips/backup-mac-mails.htm

「Macのメールのバックアップを復元する方法」のやり方に沿って、

ようやく、メーラーの「ファイル」>「メールボックスを読み込む」からtimemachineのHDの中を階層掘って欲しい日付の保存バージョンの中の「ライブラリ」>「mail」>「V5」を選択すれば良さそう。
いうとこまでたどり着いた。
(ここのページの説明、「Apple Mail」にチェック入れた先に出てくる、読み込み先フォルダの指示が飛んでるので、わかり辛いんですよ(写真))

が、こいつの実行がめちゃくちゃ重く、1時間かけても終わる気配なし。
ホントに正しいリカバリが出来ているのか不安でしょうがない。

てか、OSのアップデートにいったいいつになったらたどり着けるのかー!

とかやってたら1時間半くらいで読み込み終了!

とりあえず消えた受信メールデータは復活出来たっぽいけど、別フォルダとしてまとめて復活してるので、再度整理は必要。めんどくせー。
ただ、予想外の効果として、
前の0S10.6のmacPROのメールデータを移行させようとして失敗して、データはあるのにメーラーには表示出来て無かったデータが復活しました!
OS10.13には2018年からのメールデータしか無かったのに2009年からのメールデータが読めるようになりました。
これはラッキー。

2月22日 OS10.13→10.15アップデートトラブルシューティング(前編)2022年02月26日 19時33分17秒

メーラー復旧がかろうじて出来たので21日はメーラーのデータやらアドレス帳やらブラウザのブックマークやらのバックアック(書き出し/エクスポート)関係をする。
(しといて正解)


先方さんからは2月19日にOS10.13から10.15にアップデートしますよ(正確には、それに加えてadobeCCのinDesiginを2021にするのが本来の目的)と言われているので、遅れること22日の午後2時半くらいから作業開始。

OSを書き替えることで別マシン扱いにされては困るのでadobeCC等のクラウドアプリをサインアウト。
……する前にモリサワやLETSもサインアウトするので、現在インストールしてるフォントの一覧をIllsutorator開いてスクロールさせ何度もスクリーンショットで画像として保存(まだ整理しきれてないけどしといて正解)。
失敗はphotoshopのブラシとパターンを書き出し(エクスポート)しておかなかったこと。Time Machineのphotoshopのブラシフォルダに残ってるだろ。と思っていたら、無かった。この辺りは後述。

バックアップ関係も一通り終わったと思えたので、意を決してOS10.15をインストールするぞ!
と、先方さんからもらっていたOS10.15のインストーラーを立ち上げても、「“macOS Catalinaインストール.app”の開発元を確認出来ないため、開けません。」とのエラーダイアログが出て、先に進めない(写真)。
仕方ないのでApple公式の
「以前のバージョンの macOS を入手する」
https://support.apple.com/ja-jp/HT211683
からダウンロードしようとするも、同じダイアログが出てそれ以上進まない。

……詰んだ。

検索しても原因が全然わからないし、もうどうしようと悩んだ挙げ句、Appleの公式サポートに連絡することに。
どうせ、どうやって説明すればいいか分からない現状の症状を文章化して送って、その来るんだか来ないんだかわからない返事のメールを何時間も待ったりするんでしょ?
とか思いながらページを開くと何と「電話サポート」の項目が!
しかも待ち時間2分!
電話をするにはApple IDが必要だけど、持ってる!
速攻でクリックしました。
そしたら、本当に折り返しレベルの早さで電話が掛かって来た!
すげぇ!

画面共有(サポート側ではサポート用の「ここ押してね」的な赤いポインタしか動かせない。mac自体の操作は私がする)するから、話が早い。
私「どうやってもこのダイアログが出て先に進めないんです」
OP「最終的にはOS10.15をインストール出来ればいいんですね?」
私「そうです」

リスタートかけてもダメ、Appleストアの方から入ってもダメ、直接該当ページのURL打ち込んでもダメ、セーフモード(Macを起動または再起動して、すぐにshiftキーを押し、そのまま押し続ける)で起動して、そこからインストールしようとするもダメ。
何をどうやっても、インストール出来ない。

多分1時間くらいあーだこーだやってもダメだったと思う。
OP「とりあえずOS10.14にアップデートしてみて、次にOS10.15にしてみるというのはどうでしょう?」
なるほどと思い、その提案に乗る。
OS10.14は普通にインストール出来た。
ただそのダウンロード及びインストールに1時間くらいはかかるので、サポートの電話はここで終了。
しかしながら、問い合わせ番号を掲載したメールが届くので、次に何かあればそのリンクから再度の問い合わせが可能。

午後6時。
現在OS10.14のインストール中。1時間待ち。

午後6時半くらい?
OS10.14のインストール終了。が、やはりどうやってもOS10.15のインストール画面すら出て来ない。
セーフモードでの起動を試すもダメ。

あわててメールのリンクからAppleのサポートへ電話。
待ち時間2分!
神か!
前回は女性だったが今度は男性のオペレーター。
OP「テスト用にユーザーを作って、そちらでログインして、OSをアップデート出来るか試してみましょう」
と提案されたので、試してみてもダメ。
とうとうお手上げになったか、
OP「専門の技術サポートに替わりますね」
と、ついに技術サポのオペレーター登場。
技術OP「ディスクユーティリティを開きます。
Macを一度終了させて、電源を入れてすぐに「command (⌘) + R」キーを長押しし、Apple ロゴやその他の画像が表示されるまで押し続けてください」
言われるままにする。
技術OP「『First Aid』を使います。階層の下から順に(ボリューム、コンテナ、ディスクの順に)『First Aid』をかけてください」

……『First Aid』! あの『Disk First Aid』!
漢字Talk7.5の頃は信頼性が薄く、そのためにわざわざ『ノートンユーティリティー』とかの専門の修復ソフトを買う必要のあった、あの『Disk First Aid』!
随分と信頼性が上がったものだ!!
だって、これで直ってしまったのだから!

作業としてはこのページ
https://support.apple.com/ja-jp/HT210898

言われるままにする。
一応、特別なエラー表示も無く、全て問題無く終了。

再起動する。
……OS10.15のダウンロードページが正常に開きました!
(画像の円の写真の下の文字が「開く」だとダメで「ダウンロード」だと正常/10.14の時はそうだった)


私「ダウンロード出来そうです!」
技術OP「それではOS10.14のセキュリティアップデートをしてから、OS10.15をインストールしてください。
参考にこのページを教えておきますね。
macOS のアップデート中やインストール中にエラーが起きた場合
https://support.apple.com/ja-jp/HT212526
私「これ以降、また上手く行かないことがあったらコレ見ながら自分でやれということですか?」
技術OP「初めて作業するのは酷でしょうから、ご連絡いただければサポートしますよ」
何とご丁寧に!
技術OP「ただし午後は9時までですのでご注意ください」
この時点で午後7時半。とりあえずサポート電話終了。

OS10.14セキュリティアップデートをし始める。
ただ、セキュリティアップデート画面が最新のOS12にさせたがる作りのためわかり辛く、もしかしたら最新のOS12にしてしまっている可能性があるかもと、画面暗転中ずっとドキドキ。

午後8時。OS10.14セキュリティアップデート終了。
そしてOS10.15をダウンロード。し始めてる、し始めてますよ!
今度は上手く行くかも!(まだ油断は出来ない)
とはいえ、とりあえずメシを食えるくらいのメンタルにはなったので、様子を見つつメシ。

午後9半。
とりあえずOS10.15になった。なりましたよー!良かった〜!
でも、セキュリティアップデートとかしたのでまた暗転画面。
その前にOS10.15になった時点でTimeMachineにバックアップを取るべきだったか?とちょっと後悔。

午後10時過ぎか?
OS10.15のセキュリティアップデート終了。
なんかさらにセキュリティアップデートの項目が1つ残ってる状態だったけど、また小一時間も画面暗転させてるよりはTimeMachineにバックアップを取る方が先!と、TimeMachine用外付けHDDを繋ぐ。データバックアップに3時間の表示。

今日の作業はここまでか。と
22日はTimeMachineへのバックアップを見届けて終わる。

〜続く〜

2月23日OS10.13→10.15アップデートトラブルシューティング(後編)2022年02月26日 21時46分39秒

明けて23日。
正午くらいから作業を開始。
macがOS10.15で立ち上がる。安心安心。
とりあえず昨日残していたOS10.15のセキュリティアップデートを片付けようと「システム環境設定」から「ソフトウエアアップデート」を立ち上げる。

……「アップデートを確認中」の表示のまま読み込みサークルがくるくると回って延々と読み込みが終了しない。

えー! 少なくてもセキュリティアップデートがまだひとつあったのにー!
また何かエラーですか!?
と、悩んだ末、放置して後々困るより今だったら問い合わせ症状の履歴が残っているだろうから、もう電話しちゃうか!
とAppleサポートに電話。
そしたら色々やった結果、結局セーフモードでの立ち上げで、OS12へのアップデート表示及びOS10.15のセキュリティアップデートが表示される。
ここで「ありがとうございました」と電話を切ってしまったのが失敗。
OS10.15のセキュリティアップデートのチェックを押し、インストールするも、再起動がかからない。
え?セキュリティアップデートって必ず再起動がかかるものじゃないの?と軽いパニック。
電話きらなきゃよかったー!と後悔しまくり。
自主的に再起動かけるも「ソフトウエアアップデート」はまたもくるくるしたまま。これではOS10.15のセキュリティアップデートが終わっているのかどうかもわからない。
再びセーフモードで立ち上げてみるも、今度はセーフモードでも「ソフトウエアアップデート」はくるくるしたまま。
仕方ないので通常の再起動をかけ、泣く泣くAppleにまたも電話。
が「さっきセーフモードでOS10.15のセキュリティアップデートをしたんですけど〜」とか説明しまくっていたら、なんと「ソフトウエアアップデート」のヤツときたら普通に読み込んでてOS12にアップデートしましょうよの表示が。
なんだそれー!
一応OS10.15のセキュリティアップデートの項目はひとつも無くなっていたので、きっと済んでいるのでしょう。
私「すみません、表示出来てます」
OP「セーフモードで立ち上げたりしたので、何か上手くいっちゃったのかも知れないですね」
再起動のかからないアップデートの項目もあるっぽいのでそれだったのかな?と一抹の不安を抱えながらも、表示出来てるいる以上何も言えないので「お手数かけました」と電話を切りました。
とりあえずOS10.15へのアップデートはもうこれで完了ね!
(とか言いつつ、実はこの日記書いてる現在「ソフトウエアアップデート」を見てみたら「アップデートを確認中」の表示のまま読み込みサークルがくるくると回っているんですよ……もういいや……)

と、ここまでで午後1時半。
次はAdobe InDesign 2021をインストールする所まで行くのだ!

昨日確認していると、上書きインストールのためか、メーラーもブラウザも設定やデータがそれなりに残っていて、飛んでたのは連絡帳くらいだった。

それならばと、取り急ぎ本命のAdobeCCを再サインイン。ひとバージョン手前のInDesign 2021は難なくインストール完了。
ここで悩んだのが古い2018年バージョンのインデザ、イラレ、フォトショを残しておくかどうか。
私のiMacは内蔵が1TBしかないので、悩んだ末、アンインストールして行くことに。
プラグインとかは入れてないので、その辺りは気兼ね無し。
アンインストール時に「引き継ぐ」だったかな?なんかそれらしいボタンもあったので「あ、設定とかブラシデータとか、残してくれるんだ」と思い込んだのが間違い。
Photoshopのブラシデータ、全部消えてました。
とりあえず、インストールしたインデザ、イラレ、フォトショの2021版の起動を確認。ブラシの掘り起こしは後回し。

ここまでで午後6時。
(先方さんにイラレ、フォトショのバージョンはどうするの?とか聞いてたりしての作業タイムラグ有り。そしたら先方さん、コロナに掛かってアップデート作業してないとのこと。ひえー。お大事になさってください)

夕飯食べてモリサワとLETSの再サインインもして、確認のため大まかなフォントをインストール。
そしてTime Machineにバックアップを取って今日の作業終了。
さすがに2日間もappleのサポートと電話して疲れました。
ちなみにappleはサポートの方から電話して来てくれるので通話料無料ですよ。素晴らしい!
(考えてみれば0120と同じか。でも無料だからと電話が殺到するより、登録者に対し掛けて返す方が賢明なのかも)

以下余談
さすがに疲れ過ぎたのか、その後1日半寝込みました。
25日の午後3時くらいからようやく起きだし、連絡帳の読み込みとphotoshopブラシの発掘。
photoshopブラシはTime Machineの中にあるかと思ったら、思っていた階層の場所にあった物を読み込んだら何か違うブラシセットになってしまったため、以前CS6からCC2018に移す時に作っていたブラシセットのバックアップ
を読み込むことに。
多分その頃からあまり増えていないはずだし、元の商用利用可のフリー素材本は持ってるので最悪何とかなるし。
ただ、なんかブラシの表示順がバラバラになりすぎて気持ち悪いんだけど、仕方ない。あれは順番を整理できない物なんすかね?

とまぁそんな感じで、あとは作業しながらフォントやら何やらを使い易いように再構築してくって所でしょうか。
とりあえずアップデートに関する狂騒曲は一段落したのかな?(そう思いたい)