『汚れた英雄』観ました。2016年11月03日 23時11分28秒

何故か最近日テレで深夜に放映されてるmotoGP(二輪の世界ロードレース選手権/簡単に言えばバイクのF1)にハマってるウチの奥さんが『汚れた英雄』を観たいというので、レンタルして観る。
実は自分も『汚れた英雄』は観たことが無かったので初視聴。
ローズマリー・バトラーが歌う主題歌の『汚れた英雄(Riding_High)』とED曲の『THE LAST HERO』は当時から大好きだったんですけどね。
バイク乗りとしては観とかないといけないなー。と思いつつ観てない映画でした。

そして観てびっくり!
レースシーンの描き方がメチャクチャリアル!!
『汚れた英雄』は1982年12月18日に公開されているのですが、今でこそレースシーンで一般的になってるオンボードカメラ(バイク自体に直付け設置するカメラ)ですが、この時代で対応する性能のCCDカメラってあったっけ?
あったとしてもいち早く取り入れているんじゃなかろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=cBFh5aQ44Yk
の2分27秒くらいからを参照)
ストーリーとしてのレース展開の描き方が凄くリアル。
てか映像がレースとしてリアル。
(多少嘘っぽいトコもあるが許容範囲)
前車をパッシングする仕方……例えばストレートではスリップストリーム使ってちゃんと抜かしてるとか、コーナーでのパッシングの際のインへの飛び込み方とか、シケインでの切り返しでの抜かし方とか、まるで本物のレースの映像を観てるみたい。
というか、スポーツランドSUGOで撮影用の模擬レースを開催したらしいが、その映像を使っているのだから当たり前と言えば当たり前なんだけど、それでもちゃんと上手く使えないと、こういう演出にはならないので、そこには喝采を送りたい。
レース監修の金谷秀夫さんがいい仕事したんだろうなぁ。
GPレーサー平忠彦(主人公役の草刈正雄のレーススタント……てかレースシーンは全て平忠彦の映像)の若き日のライディングが観れるし!
本編で使われるレースシーンは全てその模擬レースの映像なので、スタントというより木下恵司を始めとする本物のライダーが走ってる限りなく本物のレース映像なんですよ。
当時の押し掛けスタートから観れるのがステキ。
押し掛けに失敗して順位を落としてからのスタート。とか燃える!
(それを説明しなくても見てわかる画にしてるところがいい!)
エンディングクレジットには福田照男とか知ってるライダーの名前もあったり、懐かしい!!
いやもう堪能しました。
強いて言えば、最後のレースシーン半ばで転倒からの奇跡逆転を描きたかったのだろうが、それはちょっと無理ありすぎ。
転倒後にピットにも入らず(マシンチェックも無く)走り続けるし、ピットクルーもそれを咎めないし。せめて「あのバカ野郎! ピットにも入って来ねー!!」とライダー(草刈)の独断にすべきだった。てか、あの転倒シーンはいらないなー。
てなくらい、レースシーンはメチャクチャ良かったです。

レースシーン以外の全体のストーリー的には、最初と最後にあるレースシーンを邪魔しない、程良い感じ。
ぶっちゃけ草刈正雄のイメージビデオ。
結果論から言うとそれで正解だと思う。
原作が大藪春彦ということでハードボイルド臭漂うジゴロな主人公……みたいな話だと思ってて、どうせレースシーンなんて刺身のツマみたいなモンなんだろ?と思い込んでたこともあり観ていなかったので、ドラマ的にはあっけなかったけどレースを主体に映像で魅せるには程良いバランスだった。
てか、あの描き方をするなら主演は草刈正雄でないと務まらない。

いやぁ、GP好きには観て損は無い映画でした。

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