「Zipper」休刊するのか。 ― 2017年12月06日 15時01分24秒
「Zipper」休刊するのか。
https://www.fashionsnap.com/news/2017-11-21/zipper-24th/
「Zipper」は勤めていたデザイン事務所が誌面デザインを請け負っていたので、創刊時から参加していました。
極初期の目次フォーマット(「Zipper」のロゴが半分開いたジッパー模様の間から除いてるデザイン)は私が作ったんですよ。
(……あれ? フォーマットじゃなくてそのジッパー模様だけだったかな?作ったの)
とはいえ自分のメイン担当は「Fine」(と「マル勝(電撃)」)だったので「Zipper」はあまりタッチしてませんでした。少し手伝ったくらいかな。
そうか、休刊するのか。
雑誌が休刊して行くのは寂しいなぁ。
9.17『描く!』マンガ展 観に行った。 ― 2016年09月19日 07時12分21秒
小曽根真 ピアノ・ソロ ライブ告知 ― 2016年07月22日 19時19分59秒
5.28世良公則 O-kiraku Live 2016 ― 2016年05月29日 20時45分14秒
写真集『装鋼麗女 至』が7月2日発売! ― 2014年07月01日 12時41分27秒
『装鋼麗女 至』が7月2日に出版されます!
http://t.co/bLnHzV5CUL
(amazonではなかなか書影が出ないので、須山伯爵の写真を拝借した
書影はコチラ↓)
http://p.twipple.jp/qNi6M
この本は須山浩継伯爵がプロデュースしている、
女子プロレスラーの筋肉美を収めた超戦闘的水着写真集シリーズ
『装鋼麗女』の最新作である第4弾です。
●春日萌花
●KAORU
●松本 都
●Sareee
●里村明衣子
の5選手の素晴らしい筋肉美が見れるこの本ですが、プロレスファンだけでなく実は河崎実ファンにもオススメですよ!(また狭いトコを狙った告知の仕方を(笑))
というのも、
松本都選手は、現在制作中の河崎実監督最新作『電エースタロウ』でコラボレーションする「アイスリボン」でデビューしていて、現在も参戦している選手だったり、
校正の時にお会いした春日萌花選手は
「河崎監督って『いかレスラー』の監督さんですよね」
と、さすがプロレスラーらしい作品の押さえ方をしてもらえていたり、
須山伯爵にも
「『日本以外全部沈没』の人か」
と言ってもらえたり、
書籍発行のプロデューサーの方に『母さん助けて電エース』のパッケージを見せたら何と、堀内正美さん(電零兄さん)とは大学時代の知り合いだということが判明するという、何だか不思議な縁がココにあるからです。
そもそもこの仕事のお話を受けたのが4月上旬で『母さん助けて電エース』の試写会が終わった週でした。
フリーになって以降ゲーム誌を主戦場にしている私がプロレス関係の仕事を受けるのなんて、本当に初めてだったわけですが、私の実作業が始まる2日前の6月5日に『電エースタロウ』と女子プロレス団体「アイスリボン」がコラボする!という発表を目にしまして。
何だコレは! と。
来てる仕事の台割には、女子プロレスどころか「アイスリボン」の名前があるぞ! と。
『電エース』とはまったく関係の無い所で受けた仕事が、何でこうもタイミング良く『電エース』と繋がって行くのか!? と。
思わずひっくり返ってしまいました。
皆さん、コレはきっと何かに呼ばれています。
そしてこの文を読んだ「あなた」も、もう例外では無いのです。
「あなた」も参加するのです。
そして「あなた」は……
不思議な運命共同体の一員として、
どうぞ『装鋼麗女 至』をお買い上げください。
……え~と、
すみませんすみません、調子に乗りましてすみません。
『装鋼麗女 至』と『電エース』は本当にまったく関係ないので一般の方でもご安心ください(笑)。
普通にプロレスファンなら須山伯爵のブログとかでもう知ってるだろうと思い、敢えて対象の違う自分のブログ読者に向けた内容で書いてみました。
『装鋼麗女 至』の内容を真面目に解説しますと、
「女子プロレスラーの水着写真集」という言葉からは想像出来ないほど、すごく硬派な作りの写真集になってまして、正直めちゃくちゃカッコイイ写真集です。
コンセプトの的確さからカメラマンさんの腕から被写体としてのレスラーさんの躰の作り込み方から、全てに関して惚れ惚れするような仕上がりでした。
私がした作業なんて、本当に雰囲気を壊さないようにするお手伝い程度なくらい。と人ごとのように言ってしまえるほど、素晴らしい写真で構成された一冊になってます。
本当に買って損はさせませんよ。
もちろんamazon等の通販でもかまいませんが、
本屋で見掛けたらぜひ手に取ってみてください。
嘘を言ってないことがわかると思います。
どうぞよろしくお願いします。
モリサワパスポート更新に関して ― 2014年03月28日 19時09分34秒
去年もやりかたがよくわからず、サポートに電話したら
「更新が初回なら、市販の更新パックを買った方が安いですよ」と言われたのでそうしてた。
で、今年は2回目なので、更新パックの方が高くなるのか? と思い、郵送で来た更新通知にのっとってやってみることに。
が、やっぱりやり方がイマイチよくわからず、今年もサポートに電話。
「モリサワを取り扱ってる販売店(家電量販店とか)に更新の用紙に判子を押して持って行ってください」
「その時にお金を(レジで)払うんですか?」
「そうです」
「もしかしたら今月中に行けないかも知れないんですけど、そしたら市販の更新パックを使えば4月になってからでも更新は出来るんですよね?」
「そうです。更新の用紙を使う方は人間がやるので2週間くらいかかっちゃうんですよね。だから4月の10日くらいまでなら大丈夫ですよ」
「え? 3月末までの期日ってそんなに適当なもんなんですか!?」
契約切れの4月末の方は動かないけど、更新手続きの期日の方はなんかあいまいらしい?
やっぱ少し頭をかしげながら、今日家電量販店に行ってきました。
棚置きしてある更新バックの方が30円ほど高い。
30円しか違わないけど、安い方の「書類使って更新」ってのをしてみますか。
レジに行く。
書面を確認すると店員さんが発注のシステムを操作して、戻って来た。
お金を払う。
そしたら店員さんが
「2週間後くらいにモリサワから商品が届きますので、ご連絡がありましたら取りに来てください」
と言った。
はい? お金を払って終わり……じゃなくて、商品を取りに来い?
ココでようやくサポートの人とのやりとりで腑に落ちなかった点がわかった。
結局アレだ。
この書類を使っての契約更新ってのは「市販の更新パックを自分で販売店に発注する」みたいなモンか。
(まだ届いてないから市販の更新パックと同じものが来るのかどうかはわからないけど)
だから市販の更新パックがその店に在庫があるなら、ソレ買っちゃっても一緒なんだ。
てか再度引き取りに行く電車賃を考えると30円安くてもむしろ赤字じゃん!
お店を出てから
「今からキャンセルして市販の更新パックを買い直した方が手間が少ないんじゃね?」
と、何度も引き返そうかと思いましたが、この更新方法も最後まで経験しておいた方が何かの参考になるか? と思い、すごすごと店を去りました。
わかりずれーよ!
(いや、サポートの人は「どっちでも同じですけどね」とは言ってましたよ。確かに。私がその言葉の意味をそういう風に理解しなかっただけで。まさか本当に“同じ”だとは)
デザインあ展 ― 2013年04月28日 22時23分55秒
NHKの子供向け番組に『デザインあ』というのがあるらしく、それの展覧会がやってるというコトで、友達一家(ちゃーちゃんとそのご両親)と観に行って来ました。
ちっちゃい子供が一緒になって遊べる展示も結構あって、2歳児くらいから老人まで、ほぼ全年齢で楽しめる結構イイ展覧会でしたので、オススメです。
http://www.2121designsight.jp/program/design_ah/exhibits.html#top
ただ、やっぱ休日はかなり混みますので、行くなら平日がいいですよ。
会場が六本木の東京ミッドタウンのガーデン内だったので、初めて東京ミッドタウンに行ったのですが、誰かが言った「六本木に居るのってのどちんこにピアスしてる人ばっかのイメージ」という言葉を信じて行ったら、全然そんなコトはありませんでした(笑)。
てかみんなお金持ちしか居ませんよー。
食事含め、売ってる物みんな高額なものばっかですよー。
ハイソな階級向けの複合施設でしたよー。
ハイソな人はのどちんこにピアスなんかしませんよー。
私には敷居が高すぎて多分もう二度と行けません。
人生負け組。
'12.5.5 岡本太郎美術館(その2) ― 2012年05月06日 23時39分02秒
そんな二人が今回の展示で一番気に入ったのは
『動物』http://www.new-york-art.com/old/taro-sculpture-Animal.php
キモカワな容姿に前足が“ちまっ”て揃えている所がキュート過ぎ。ネーミングがざっくりし過ぎているのもまた魅力。
「動物園が太郎さんの『動物』しか居ない<『動物』園>だったらどうする?」とか想像しては喜んでました。
美術館から外に出ると、公園風に拓けた一角があり、そこには
『母の塔』
がそびえていた。
この塔、見る位置や角度によって表情が違うんですよ。スゲー。
んで、コレが『母の塔』の足下。
なんか石ノ森章太郎の描く生体UFOが、こんなイメージだったような。
この見え方が気持ちイイ。
『母の塔』の白い部分の表面は「タローホワイト」という真珠色のクラッシュ・タイルだそうです。
「あンたが思ってる以上にツルツルしてるよ、コレ((c)さまぁ~ず大竹)」
こういう触感まで含めてこその作品。と言える典型のように思えました。
コレは建物として建っているので、いくらでも気兼ね無く触れます。
ツルツル気持ちイイ。
ぎゃっ!
奥さんに角が生えた!?
バッファローマンですか!?
なーんてね。
カフェテリアTAROの前の池にあった
『樹霊』のモニュメントでした。
岡本太郎美術館は外の雰囲気もイイ感じです。
ぶっちゃけ生田緑地の散策だけでも森林浴になって気持ちいいし、
美術館に入らなくてもタダで岡本太郎の世界に触れられて楽しいのでオススメです。
でも美術館の入館料も大人500円なので、安いから入館しちゃう方をもっとオススメしますケドね。
美術館の感想が「ステキだった」とか「感動した」では無く、素で「楽しかった」と言えるのって、そうそう無いですよ。
すっかり岡本太郎ファンになって帰って来てしまいました。
そしておみやげまで買ってしまうヤツ。
塩ビ製の『太陽の塔』(左)、
『動物』のポストカード(中央上)、チケット半券(中央下)
『河童』のマグネットマスコット(右上)、『河童』のポストカード(右下)
どんだけ太郎さん好きになってるんだっつーの。
ところで『太陽の塔』ですが、
背面ってこんな風なデザインになってたんですね。
大阪万博に行ったコト無いんで知りませんでした。
背面カッチョイイ~。
てな感じで、やたら長くなりましたが最後に。
お土産買う時に海洋堂制作の『太陽の塔』フィギュアがあって、悩んだ挙げ句、値段が高くて買うのをヤメたのですが、
「それよりも『動物』フィギュアがあったら絶対買うのにねー」
とか二人して話していたんですよ。
で、ウチに帰って来てググってみたトコロ、何とあるじゃないですか!!
http://www.kaiyodo.co.jp/taro/index.html
やべー、このシリーズ、マジ欲しい。
'12.5.5 岡本太郎美術館(その1) ― 2012年05月06日 23時18分44秒
というわけで、川崎市多摩区の生田緑地内にある岡本太郎美術館に行って来ました。
ぶっちゃけ行く前までは、
大阪万博の「太陽の塔」を作った人。とか、
「グラスの底に顔があってもいいじゃないか」のCMで見た個性的な人。とか、
有名人だから顔や名前は知ってるけど、作品的には大してちゃんと知らないなぁ程度で、とりわけファンでも無かったワケですが。
てかさらにぶっちゃければ、こんな仕事をしてながら私、芸術ってよくわからないんですよ。
特に抽象画とか。
写実画なら「おお、本物みたい。スゲー」と理解はしやすいのでまだいいのですが、抽象画って「ガキのラクガキみたいな物のどこがいいんだろう? てか、だったらガキのラクガキの方が邪気もテクニックも無い分、より純粋芸術じゃん」とか思えてしまうんですよね。
抽象画を見て「コレは作者の心の葛藤を描いて、渦巻いてる紫が狂気を表現してるのか」などといったわかったような解釈なんて、死んでも出来ないんですよ。
よくわからないから。
ただ、ある時ピカソの絵がプリントされたTシャツを見た時「カッコイイ」と思えた事があり、それ以来抽象画に対してひとつの判断基準を手に入れるコトが出来ました。
つまり、
「その抽象画がプリントされたTシャツを欲しい(カッコイイ)と思えるかどうか」
コレって判断基準として、かなりわかりやすいと思いません?
抽象画(芸術作品)では無くデザイン画(ぶっちゃけ漫画絵とかと同レベルなもの)として判断してしまうんですよ。
で、そういう目線で見た時、
『赤』
http://www.new-york-art.com/old/taro-Red.php
や
『赤のイコン』
http://www.new-york-art.com/old/taro-Icon-in-Red.php
なんかは、かなり「カッコイイTシャツ」になりそうなので、絵を見た瞬間、素直に「いいなぁ」と思いました。
でもそれ以上にワクワクしたのは、絵画では無く彫刻作品の方。
彫刻って(立体物って)何て言うか、「そのものズバリ」なので、想像する余地って無いワケですよ。
ぶっちゃけ見たまんまなワケ。
でね、その見たまんまの彫刻たちが、また「いい」んですよ。
見てるとどれも愛嬌があってかわいいんです。
変な形なのに。
展示のされ方も「手を触れないでください」とは書いてあるものの、ガラスケースとかに入ってるワケでは無く、手を伸ばせば触れる状態のまま床に置かれているだけなので、色んな角度や色んな距離から見ることが出来たのも良かった。
理想を言えば触りたいくらい。
てか、太郎さんにしてみればお客には作品の触感すら楽しんでもらいたかったのではないか?と思えるくらい。
作品が触って欲しがってました。
(もちろん触りませんでしたよ。大人ですから。)
『太陽の塔(1/50マケット)』
http://www.new-york-art.com/old/taro-sculpture-Tower-of-the-sun.php
を初めて間近で見たんですが、白い表面は凄くザラザラした仕上げになってて、赤いラインはツルツルになってるんですね。
コレなんて、絶対触感の妙が計算に入ってると思うワケです。
『ノン』
http://www.new-york-art.com/old/taro-sculpture-Non.php
の表面とか。
(この彫刻が奥さんと二人して気に入ったので、すっかり「のんちゃん」呼ばわり(笑)。ストップを訴えかけてる手がかわいい)
そういう意味では、
唯一館内で写真を撮ってもいい一角があったのですが、
子供もはしゃぎ回るこの一角こそが、一番太郎さんの意に沿った形の展示のされかただったように思えます。
『坐ることを拒む椅子』
http://www.new-york-art.com/old/tarou-sakuhin-Sculptures-9999.php
にも座れたし。
美術館の方、さすが、わかってらっしゃる。
一緒に行った奥さんの方が結構本質を突いたコト言ってて、
「岡本太郎ってお面が好きなのね」
(岡本太郎が撮った写真を見て言ったものだが、考えてみれば太郎さんの作品には一見無表情に見える顔——とは言え角度によっては表情豊かに見える顔がモチーフの物が多く、それってお面じゃん)とか
「これ、なんか強そう」
(『戦士』
http://www.new-york-art.com/old/taro-sculpture-Warrior.php という作品を見て)とか
いちいちハッとさせられました。
(続く)
今月のお仕事 ― 2011年12月23日 06時59分21秒
って、まぁ仕事の話ですが。
今月は全然日記書いてませんが、それは丁度1日から仕事が結構忙しかったからです。
(11月の半ば以降は鬱になるほどヒマだった)
日記書くヒマが無かった。
ココんトコ、口を開いては「仕事減った仕事減った」しか言わないので、自分で自分がイヤになってたのですが、今月はヨカッタです。
私は基本、月刊雑誌のレイアウトの仕事していますが、今月は飛び込みで漫画単行本の装丁の仕事をいただけました。
デザインって仕事は基本、裏方で名前が出なくて著作権も無いモノなのですが、エディトリアルデザイン(編集デザイン)系で、個人名が前面に出る可能性がある仕事って、本の装丁くらいなんですよ。
雑誌だとクレジットされても、誰がどこのページをやったのかまではわからないし。
だから本の装丁の仕事にはちょっと憧れてました。
ただ、小説とかだとビジュアルが無い分、デザイナーの力量でかなり左右され、オリジナリティーを発揮しやすいかと思いますが、漫画単行本だとビジュアルが既に決まっているため、自由度が低かったりします。
ま、逆に既存するイメージから如何に外さないで、より良くするか。が勝負になるワケですが。
漫画単行本の装丁仕事は以前に1度やったきりで、かなり久し振り。
とりあえず、がんばりました!
コレを足がかりに、単行本仕事が増えて行くといいなぁ〜。
凄く以前に日記で書きましたが(HPの方だったかも知れん)、
私の仕事の目標は
「石川賢と、仕事の上で対等に打ち合わせをする」だったので。
私の仕事だと、単行本仕事でのソレが一番ソレに近い道なのだと思うのですよ。
まぁ、石川賢氏は既に故人なので、もうそれも叶わぬ夢なワケですが。
いつかどこかで石川賢作品と仕事上で絡むコトがあるかも知れないし。
そんなワケで、単行本仕事が増えて行くといいなぁ~。
コレに関しては、来月あたりに——少なくてもmixiの方では——告知すると思いますので(現在入稿が終わったくらいで初校が年末から年明け)、皆さんどうぞよければ買ってやってください。
売れ行きが良くて次巻次々巻と出れば、少なくてもその仕事は私に来るでしょうから(笑)。
レギュラー仕事の方がやっぱり昔ほどもらえなくなってるので、コッチに光明を見い出したいのです。
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