●震災に絡むココ2週間の自分まとめ(その1)2011年03月17日 07時43分29秒

とりあえず今月仕事もほぼ終わった事だし、この怒濤の2週間の自分まとめをしようかと思う。

3月3日(木)辺りから、なんかやや下痢腹っぽいな? 奥さん前日にウイルス性腸炎とか診断されてたな。とか思ってた所、5日(土)の夜に下痢が本格化。
未だ腸炎が治らない奥さんとトイレの取り合いに。

翌6日(日)、下痢は治らないわ何か全身の節々は痛いわで全然仕事進まず。
夜に何気なく熱を計ってみたところ38.7度。どんなに熱が出ても37度そこそこの自分にとっては、見た事のない数字。
とりあえず仕事のやる気の出ない原因が熱のせいだと解ったので、ある意味安心して仕事を再開。
この時点で仕事の累積が目の前の1ページしか無かった上に、このページは火曜入稿だったのでスケジュールに余裕も無い事から「2時間あれば出来る」と無理してやる。
その後布団に入ると発熱のせいで逆に身体がガクガクと震える。
これはアレだな。
昔社員旅行でグアムに行った時(あれ?サイパンだったっけ?)、全身の日焼けが凄くて軽度の火傷になったせいで、発熱から体温が奪われ逆に震えてしまうというアレに近いな。
靴下穿いて手袋して全身はスエット着込んで、肌をまったく出さずに布団に潜ったら今度は自分の発熱が外に逃げず、むしろあったかくなって震えが止まった。

7日(月)、熱はまだ38.2度ある。午前中、雪の降る中近所の病院に行く。
「ノロウイルスですね」
処方されたのが結局胃腸薬と下痢止めのみ。
ええ? こんなに熱で辛いのにそれだけなの? まぁ、発熱する事で体内に入り込んだウイルス殺すってコトは知ってるけど。
この日は大人しく一日中寝る事に。
普段はこの時期にこんなコトしてる場合じゃないのだけど、幸か不幸か、今月はまたしても仕事が少ないのだ。
手元にあるのが先述の返事待ちの1ページのみ。
その返事の催促すら放置して、これ以上は無理と、うなされながら寝る。

8日(火)、熱はもう午前中から下がり始める。当然だが下痢は継続中。
昼に件のページの返事があり、身体をだましだまし仕事して夕方にアップ。
熱は下がったのだが、その揺り返しか、頭痛と吐き気と全身疲労が凄い。
てか、38度の熱があった日曜の方がまだ全然仕事が出来たくらいの体調。
夕方からようやく仕事がぼちぼち入り始めるも、未だ調子戻らず。寝る。
が、深夜1時頃、唐突に体調がノロウイルスから「抜けた」気がした。
そしたらこれまで一日中寝まくってたせいか、体力が戻ってもいないのに眠れなくなる。
不眠症勃発。
体力的にはヘロヘロなのだが、無駄に起きてる時間がもったいないので仕方無く深夜から仕事再開。

9日(水)、起きてる限界を越えてから寝てるのに1~2時間程度の睡眠で目が覚めてしまう。体調ボロボロ。でもようやくまとまって入って来た仕事があるので仕事をし続ける。
オレはこの2週間でギリギリひと月分の収入を得て生活してるんですよ。
ココ落としたら、もう生活出来ないんです。
だから無理をしてでもこの時期の仕事をしなけりゃならんのです。

10日(木)、いつ寝ていつ起きてるんだかよくわかんない状態。
唯一わかってるのは、起きてる時間は全部仕事をしていないと仕事を落とすということだけ。
でも一日経てば米粒一粒分くらいは体調も復活してる実感。本調子では無いにしろ。

11日(金)、正午くらいに親からみかん箱が届く。
中身はウチで採れたみかんと干物と漬け物などが大量。
実はコレがとてもありがたかったコトになるとはつゆとも知らず、
「だから仕事で忙しいこの時期に、来た干物を仕分けしなおして冷凍庫にしまう手間を掛けてる時間はねーんだよ!」と不機嫌になりながら干物を仕分ける。
だってその場でやらないとダメになっちゃうから。干物が。
さて、仕事始めるかー!
と思ってた14時46分。
地震です。東北関東大震災の起きた、まさにその時。
「お? 揺れてるな」と思いつつ。パソコンを押さえる。
何が怖いってパソコンが倒れでもして壊れたら、お仕事パーですよ。
今からパソコン新たに買い行ってたら、もう締め切り間に合いませんよ。
いつの間にか命より大切になってます、オレのmac-PRO。
思ったより大きくて長く続いた地震ですが、隣の部屋で平積みしてた録画済みブルーレイディスクの山が崩れた程度で、仕事部屋の物は何一つ崩れなかった程度の小被害。
子供の頃から「大地震来るぞー!」と言われ続け、かつ小~中規模の群発地震がしょっちゅう起きる地域に住んでいた自分としては「直接被害の無い揺れただけの地震なんかは、どんなに震度やマグニチュードが高くても、まったく問題無し」のメンタリティが備わっているので、余震が何度も続く中、「揺れてるなぁ」程度でへいちゃらで仕事を続ける。
ただ、「横揺れは怖く無い。縦揺れには気を付けろ」で育った自分でも、「この横揺れは何かおかしい」とは同時に気付いていたので、仕事の合間にテレビやネットで情報を入れる。
そしてとんでもない災害だと気付く。
まさかね、地震自体より津波の方が怖いとは。

以下続く。

とりあえず地震までのまとめ。
考えてみればノロウイルスからこっち、休み無しで地震に遭遇してるんですよね。私。
ホント、体力的・精神力的にキツかったです。
でも逆に言えば、仕事で忙しかった分だけ、地震のニュースとかも大して見れて無いし、
地震を気に病む精神的余裕も無かった(「地震だぁ? 地震と締め切りどっちが大事だと思ってンだ!」的な)から、街がひとつ壊滅してるなんて衝撃的なニュース映像を見ても多少うわのそらでいられ、地震被害に関しての精神的マージンを逆に得られていたのかも知れません。

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