最近マンガ雑誌が読み終わらなくて。2007年03月28日 06時42分16秒

本棚が溢れ返って久しいので、ある時期からマンガ雑誌を買うようにしてます。
何故ならコミッスは捨てられないケド、雑誌なら捨てられるから。
とは何度も書いてます。

ところがココんとこ、そのマンガ雑誌が読み終わらなくてどんどんと溜まって行くんですよ、困ったコトに。
オレはマンガを読むペースは早い方だと思いますが、それなのに。
まぁ、現在「週刊少年サンデー」「週刊少年マガジン」「週刊少年チャンピオン」「月刊少年マガジン」「マガジンZ」「アフタヌーン」「サンデーGX」「COMICリュウ」と買ってるので、買い過ぎだ! という話もありますが(笑)。
とはいえ、それでも面白ければ読んでしまうワケですよ。
当然買ってすぐ読む作品もありますし。
そう。つまり逆に言えば、買ってもなかなか読む気にならないマンガがあまりにも多くなり過ぎているんですね。
雑誌だと、色んな作家の作品が載ってますから。
コレを一言で「つまんないマンガが多くなった。」と言い切ってもいいんですが……
てか言い切れるとラクなんですよね〜。
そう。つまらなきゃ買わなきゃいいワケです。
でも仕事柄(&何だか変なオレのプライド)、「時代のニュアンスを理解出来る人間でいたい。得に子供の感性からずれないでいたい。」という気持ちが強く、どうしても週刊マンガ雑誌3誌は切れないんですよ。
(「ジャンプ」を買って無いのは単に好みです。)
上記に羅列した雑誌で1冊丸々楽しんで読めているのって「月刊少年マガジン」と「アフタヌーン」だけなのに。

子供の頃からマンガという物が好きで……いやさ、プライドを込めて「マンガはズゴイ!!」と言い放てていたのは、石川賢の存在があったからなんだな〜。とは、石川氏が居なくなってしまってしみじみと思ったコトでした。
例えばオレが認めないような、「こんなマンガ、マンガじゃねーよ。」というような作品こそが売れてしまい世間を風靡していようが、「石川賢がソコに居る。」と思えればこそ、マンガという物に絶対的な信頼を置け、そこに「最高のアートであり、究極のカルチャーであり、人類遺産と言っても過言では無いのにも関わらず<でも結局はただ単に楽しいだけの、でもスゴイ読み物>」の理想を委ねる事が出来ていたんだな〜。と、しみじみ。

今のオレがこんなにもマンガをつまらなく思ってしまうのは、そのせいなのだろうか。
それともやっぱ単につまらないマンガが増えすぎてるせい?

んで、アニメもそんな感じがしてて、
『コードギアス』なんか観てると、出来自体は凄く良く出来てるとは思うんだけど、ユーフェミア皇女が<ギアス>をかけられ日本人を虐殺するシーンなんか、気持ち悪さが先に来てどーも「あーあ」って思ってしまうワケですよ。
(逆に作り手的にはそーゆー風に勘に触るように作ってるワケですが。要はそういう演出論を持って来ちゃうワケね。という点ね。)
『ガンダム』という作品の影響を受けた、作り手の感性の行き着く先って結局こうなんだな。と絶望に近い物を感じる。
(「『ガンダム』から『エヴァンゲリオン』を経て」という意味で。)
石川賢作品で虐殺シーンなんざ見慣れているっつーのにねぇ(笑)。

そんな中、音楽シーンはHIPHOP全盛の頃(もしくは小室楽曲全盛の頃)に比べて、最近は少し良くなってる(自分の好みに合う)ような気がする。
たまたまテレビで見た「いきもののががり」なんか(オレは買わないけど)いいですね。
そして何より「マキシマムザホルモン」ですよ!
コイツらのバカさ加減は(そして、その中にある繊細さには)信じられる何かがあります。

そーゆー意味で、音楽シーンは時代が一回りしたんでしょうか?
マンガシーンも、早く時代が一回りしてくれんかな(笑)。

……今回の日記は全然論点がまとまっていませんね。
ただ書き出したダケ(笑)。