加藤礼次朗先生『《コミック版》大怪獣モノ デモ・バージョン前編1』2017年01月30日 17時44分10秒

『燃えよ電エース』の撮影現場で買った(おいおい)、加藤礼次朗先生の同人誌『《コミック版》大怪獣モノ デモ・バージョン前編1』読了。
すごい! こう来たか!!
作品としてはストーリーもまったく途中の16ページのネーム(漫画用絵コンテ)集でしかないのだけど、メチャクチャ面白い!

通常コミカライズと言ったら映画やアニメ等、原作映像物のシナリオに沿って描かれるものだけど、この『《コミック版》大怪獣モノ』はキャラ設定からストーリーからコミック用に再構成されて描かれている(ちゃんとしたものはこれから描かれるハズ(笑))。
なので映画ではちょっと天然ボケな可愛く可憐なだけだった西郷美和が、キッツイ知的なメガネ美女になってるし、あの名セリフ「セタップ細胞はあります」も全然印象が違う演出になっていてニヤリとさせてくれる。
余談が先に来てしまうが、映画のこのシーンには礼次朗先生自体が記者役で参加しているのだけれど、コミック版だとどの記者になるんですかねぇ? イヤ~な感じで責め立てる記者が実は礼次朗先生ですか? とか考えてみるのも楽しい。

最近ではリブートとかいうカテゴライズをされると原作改変とか言われて敬遠されがちかも知れないが、桜多吾作版『マジンガーZ』のような、原作を補完してくれような作家性溢れる独自の改変は逆にワクワクするわけで、それをさらに加速させた、世界線の違うオルタナティブな『大怪獣モノ』である『《コミック版》大怪獣モノ デモバ』はめちゃくちゃ期待させてくれる!

と〜に〜か〜く!
あと幾ばくかで、本当に久し振りに加藤礼次朗の長編ストーリー漫画が読めるのだ!
これはもう完全版が制作、刊行されるのを座して待つしかないではないかっ!!
本当に楽しみで仕方ない。
(一部ファン気質丸出しで敬称略になっている箇所がありますが、ご容赦ください)
「よく見えない」とメガネを外してる湯船の中で目を細める美和ちゃんの表情が好きです!

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