●あすなひろしと書泉ブックマート2010年01月26日 10時58分44秒

年末に、人から「あすなひろしの文庫本が出てる」と聞いたので、年が明けてからずっと探してました。
モノは
『青い空を、白い雲がかけてった 完全版(上・下)』
『いつも春のよう』
『林檎も匂わない』
の計4冊。
BEAMCOMIC文庫(エンターブレイン)で2008年3月に刊行されたモノ、というマイナーレーベルかつ2年近い前の刊行物であったため、さすがに近所の本屋では何処にも棚置きしておらず、やっぱり無いか〜、と書店買いするのを半分あきらめてました。
新宿の紀伊国屋書店にも無かったりしたし。
ま、ホントに欲しければ本屋に注文したりネットで買うとかすればいいワケなのですが、なんつーか、探しているという状況が楽しかったりもするのですよ。
出会う楽しさといいますか。
オレの手元に来るべき本なら、無理に注文なんかしなくてもどこかで出会えるだろう、みたいな。
(そんなコトをしてられないほど欲しい本なら、当然注文とかもしますが)
んで、昨日秋葉原に用事があったのでついでに探し始めてみたワケですが、コレがやはり無い(笑)。
秋葉原の書泉(←書店名)にも無ければ、アキバヨドバシの中の本屋にも無い。
仕方無いので腹をくくりました。
自分には、そんな時の神頼みと言いますか、「ココの本屋に置いて無ければ、あきらめて注文しよう」という最後の頼みの綱的な本屋がありまして。
それはどこかと言うと、神田神保町にあります「書泉ブックマート」。
(同じく神保町にある「書泉グランデ」では無いのがポイント)
ココの品揃えはもうかゆいところにも手が届くくらい凄くて、ココに行けばオレが欲しい本が無かったコトが無いくらい。と言っても過言では無いくらい、マイナーな本に関しては強い本屋なんですよ。
ぶっちゃけ、田舎に住んでた少年時代から「東京に出掛けたら、必ず『書泉ブックマート』に寄ってから帰る」というくらい、もうかれこれ30年近くお世話になってる本屋です。
もう、オレが一番大好きな本屋。
で、行きました。
さすが「書泉ブックマート」です。
4冊全部ありました!!
うーん。コレだから好きなんだよなー、「書泉ブックマート」。
ココは裏切りませんぜ。

BEAMCOMIC文庫版の
『青い空を、白い雲がかけてった 完全版(上・下)』
『いつも春のよう』
『林檎も匂わない』
ですが、まだ全然読んではいませんが、装丁はキレイだし中のページの紙質も良いので、以前の刊行物を今でも所有しているから別に…とか言ってるあすなファンにも結構オススメです。
しかも『青い空〜』は少年チャンピオンコミックス版では最終話まで入っていなかったので、ソレだけでも買いですよ!
オレも田舎にチャンピオンコミックス版の全3巻はまだ置いてあります(笑)。
あすなひろしはもっといろんな人に読んでもらうべき作家さんだと思っているので、どうか皆さん、機会がありましたら手に取ってみてください。
……でも、出会う機会が無さ過ぎなのが問題なんだよな。
オレですら見つけるのにこんなに掛かってしまうくらいなんだから(笑)。
(余談としては、もっといろんな人に読んでもらうべき作家さんの一人は坂口尚)

参考:『青い空〜』のAmazonでのアドレス
http://www.amazon.co.jp/%E9%9D%92%E3%81%84%E7%A9%BA%E3%82%92%E3%80%81%E7%99%BD%E3%81%84%E9%9B%B2%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%A6%E3%81%A3%E3%81%9F%E2%80%95Hiroshi-Asuna-memorial-Beam-comix/dp/4757718101