さらに続いてOVA『超人ロック-ミラーリング-』観る。2015年10月30日 16時06分05秒

さらに続いてOVA『超人ロック-ミラーリング-』観る。

実は1年以上くらい前に買ってて観てなかったOVA『超人ロック-ミラーリング-』。
観てなかった理由は前の日記にも書いたように「劇場版があまりにもひど過ぎたせいで、以降の『超人ロック』のアニメ化作品にまったく興味がなくなった 」から。
なのに買ってた理由は、安く売ってたので衝動買い(笑)。

感想は、めちゃくちゃ良かった!!
もっと早くに観てればよかった!!
2000年12月22日発売という現時点での『超人ロック』の最新作アニメということもあってか、前の日記で「聖悠紀の世界観ってそんなにアニメ化しずらいのかな? 」と疑問符に思ったことが全部払拭されてた!
これぞ自分が思い描いてた『超人ロック』のアニメ!
キャラクターデザインが羽山淳一で作画監督がもりやまゆうじなんだから、外しようがない。
演出の五月女有作という人の名前を知らなかったのでググってみたら古くから演出や監督をやってる実力派っぽい人だったし。
当時なりでかまわないからこの質のレベルを劇場版の時に提示出来ていれば、『超人ロック』のアニメ版の歴史も変わっていただろうにと悔やめるレベル。

唯一もったいないのは『ミラーリング』ってそれ自体のストーリー構成が複雑な上に、エピソード的にも『新世界戦隊』と『光の剣』を知らないとよくわからなさが倍増する作りなので、一見さんにはほぼついて来られないであろうと言うところか。
いくら出来がいいからと言って「これが『ロック』だよ」とこのOVA『ミラーリング』を見せるには辛すぎる。
とはいえそこまでバッサリとした作りにしたからこそ、納得の出来になってるワケで、致し方ない。

それにしても、まだ観てないけど『新世界戦隊』作成時のエピソード「当初は単行本に封入されたアニメ化アンケートの結果に従い「光の剣」をアニメ化する予定だったが、ニアとランのことを説明する必要があると判断され、企画は「新世界戦隊」と「光の剣」の二部構成へと変更された。しかし、それでは時間が足りないという理由で、最終的に「新世界戦隊」のみがアニメ化されることになった。」(wikipediaから引用)や、OVA『ロードレオン』のオープニングからも推察出来るんだけど(オープニングの敵がロードレオンではなくてグルンベルク(『光の剣』での敵))、そんなに『光の剣』のアニメ作りたいならとっとと作っていればよかったのに!
と思った。
『新世界戦隊』も『ミラーリング』もストーリーが複雑過ぎて一般受けしないって。
『光の剣』なら絶対受けてたのに。
原作ではニアとランの説明無しに『光の剣』読んでたけど、普通に面白く読めましたってば!
とか、2015年に、もうとても今更なことを綴ってみました(笑)。