ひおあきら版『宇宙戦艦ヤマト』 ― 2011年04月01日 02時30分11秒
実写映画の『YAMATO』に絡んでの増刷だろうから、買えるの今の内だろうし。
巻構成は、
『宇宙戦艦ヤマト』1,2巻
『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』1,2巻
『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』
『ヤマトよ永遠に』
『宇宙戦艦ヤマト 完結編』
の計7巻。
多分、私と同世代の人間には逆に認知度が高いんじゃないかと思われるひおあきら氏。
何故か好きなんですよねー。
私、『サイレン戦記』も『サイレン戦士』も単行本持ってるし。
氏の主戦場が朝日ソノラマの「サンコミックス」だったコトもあって、マイナー&マニアックな臭いが知る人ぞ知る。的な作家たらしめてた所が何とも私好みというか。
でも、あの超メジャー作『宇宙戦艦ヤマト』のコミカライズをやってるんだから、本来マイナー作家なワケ無いんですけどね。
読んでみて驚いたのが、このシリーズ、コミカライズとしての完成度高すぎ。
特に、最初の『宇宙戦艦ヤマト』1,2巻以外は、原作が映画だったりTVスペシャルだったりするので、ネームをほぼちゃんと脚本(それも多分初期のシナリオ――映画上映に合わせてのマンガ単行本の刊行であっただろうから、作画作業時間を考えると初期シナリオ)に準拠させて描かれているのであろうという事が、ありありと伝わって来る作りになっている。
そして、その分『ヤマト』シリーズの脚本が、シリーズを追う毎にダメになって行く様も手に取るようにわかる作りになってるワケですが(笑)。
それはもう、ひおあきら氏の責任では無く、むしろ氏の作品に対する生真面目さが作画からこれでもかというくらい伝わって来る分、オリジナル作品では無いが故にイジレない部分の破綻さ加減が明確に浮き彫りになったと言える。
特に『ヤマト完結編』の脚本ひどすぎ。
私は『ヤマトよ永遠に』までしか映像のヤマトを観て無いんですが、『ヤマト完結編』観ないで良かった〜。と思えるくらいだ。
まぁ、そう思えたから、観に行って無いんですけどね、当時。
で、逆に考えて今だから思えるのが、一作目の『宇宙戦艦ヤマト』のコミカライズも、実は藤川佳介氏のコミック用シナリオに忠実なダケだったんじゃなかろうか?というコト。
(この文庫の一作目『ヤマト』だけ、作 藤川佳介ってなってるんですよね。コレが映像版原作の脚本というクレジット的な意味で入っているのか、本当にコミック用の脚本を書いたのかは、私にはわからないので不明)
キャラがドメル将軍じゃなくロメルだったり、七色星団無かったり、デスラーが全然クールじゃなく激昂するタイプだったり、雪が「古代くん」じゃなく「古代」って呼び捨てにしてたり、ヤマトに刺さったドリルミサイルを逆回転させて外すのでは無くヤマト自体が逆回転して自ら外してたり、有名な本編のボツキャラであるハーロックが出てたり、沖田艦長はイスカンダルに着く寸前に息を引き取ったり……という違和感はテレビ放映と同時進行で描かれてた事による打ち合わせ不足が理由ってダケじゃないかも知れないと思えるワケですよ。
ひお氏の制作姿勢を鑑みると。
昔、サンコミックス版読んだ時は「全然違う! こんなのヤマトじゃねぇ!」と思ったものですが、今読み直すと「コレはコレで本物」の味が十二分に味わえます。
ひお氏のシリーズの中で一番のオススメは、やはり『さらば』です。
コレはもう最高傑作ですね。
数年前、第一作目の映画版『ヤマト』と『さらば』が深夜にテレビでやってた事があり、久し振りに観た感想が「ヤマトは『さらば』こそ最高!と思っていたけど、ブツ切り映画なくせに一作目『ヤマト』の方が『さらば』より全然面白かった。意外と『さらば』って御都合主義に固められてるよな」だったのだけど、ひお氏の『さらば』は初めて『さらば』の映画を観た感動に近い物を与えてくれます。
全然文句無しの傑作。
森雪がちゃんと「古代くん」言うし(笑)。
以下、『ヤマト』を語るサイトでひおあきら版の『ヤマト』に関する記述があったので、リンクをまとめてみました。
興味ある方はどうぞ。
ひおあきら版ヤマトと太陽系サレザー問題再び
http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20091130013131
南部の「ばっきゃろー」問題とひおあきら版さらば宇宙戦艦ヤマト
http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20091228110313
ひおあきら版「さらば」感想・実はこれが面白いのだ!
http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20100108101138
ひおあきら版の新たなる旅立ちは不満を解消するか!?
http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20100124131912
ひおあきら版・ヤマトよ永遠にを読んだ・面白じゃないか!
http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20100206170812
ひおあきら版・ヤマト完結編を読む・難問は詰め込みすぎにあった?
http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20100224113242
『ハトよめ』のアニメ ― 2011年04月14日 20時57分40秒
-削除- ― 2011年04月15日 09時53分49秒
●4/16 横浜へ行ってきました。 ― 2011年04月17日 10時36分38秒
今月が誕生日の奥さんのお祝いも兼ねて、昨日(4/16)は横浜へ行って来ました。
とか言うと聞こえがいいかも知れませんが、実はプレゼントとかは何も用意してない上に、奥さんが自分でチケットを取ってた来生たかおのライブに連れてかれた。ってダケなんですが(笑)。
それにしても……
今月に誕生日を迎えても、まだギリ20代なんですよね、ウチの奥さん。
あらためてそう言われると、何かとても申し訳ない気が……
コッチはもう不惑も半ばですみません。みたいな(笑)。
一緒に暮らしてて、ジェネレーションギャップとかまったく感じない分、なんか信じられませんよ、ヤツの年齢。
だって来生たかおですよ。昨日行ったライブ。
ライブの場所は横浜の関内にある関内大ホール。
なので、せっかくだから早めに行って中華街でも見てまわろうか。という話になり、ひとつ先の石川町で下車する事に。
中華街もイマイチ勝手がわからないので、去年中華街に行く時に買った『るるぶ』を片手に歩く。
石川町駅から中華街に入ろうと、とりあえず適当に曲がってみた路地を歩いていると、『るるぶ』に載ってた写真を見て「コレ食べたいね」とか言ってた割には店の場所すらチェックしてなかった「梅蘭焼きそば」を置いてる店を発見。しかも本に載ってた「梅蘭酒家」では無くその店の本店の「梅蘭」の方。
なんたる偶然。
これ幸いと、お店に入る。

「梅蘭焼きそば」(写真参照)は炒められた具の上に玉子で焼き固められたカリカリでフワフワの焼きそばが覆い被さっているという感じのメニュー。
普通は具があんかけ風な味付けになっているのだけど、カレー味の特別メニューもあったので、普通味とカレー味のお互いがそれぞれ頼む事に。
私がカレー味。
「梅蘭焼きそば」自体が珍しい感じの食感でとても美味しかったのですが、普通の方を味見させてもらうと、「普通の方がめっちゃまいうー!」
カレー味も美味しいんですが、カレー味って、結局何でも同じ「カレー」な感じになってしまうんですよね。
普通の味に飽きた人向け。って感じなので、初めての人は普通に普通味の方から食べる事をオススメします。
どちらかと言うと食べ歩き目的で来た中華街だったのに「梅蘭焼きそば」が結構量も多くて満腹になってしまったため、二人共食べ歩き不可能な状態に。
仕方がないので中華街は適当に通り抜ける事にして、横浜スタジアムの方に向かう事に。
中華街から関内方面への途中にあるし、横浜スタジアムって行った事無かったので。
外を見るだけでもいいかなーとか、そー言えばTVKの何かの番組で横浜スタジアムの周辺でチューリップが綺麗だとか言ってたなー。とか、その程度のつもりで寄ってみたら、コレが何と。
横浜スタジアムに隣接してる横浜公園内が、一面チューリップの花畑!
あまりの凄さにちょっと感動しました。

かなり綺麗です。
何か、たまたま「横浜公園 チューリップまつり」ってのが「4/15(金)・16(土)17(日)」の3日間開催されていたようで、「 市民ボランティアによって植えられた16万本が開花します」というイベントだったみたい。
タイミングが良くてラッキーでした。
これに比べると以前江ノ島でチューリップ展がやってるからと行った展望台のあるあそこは、有料だったくせにえらく貧相だったよなー。確かサムエル……ゲフンゲフン、だかなんとか(笑)。
イベント自体は日曜で終わってしまうでしょうが、チューリップは枯れるまで咲いてると思うので、野球観戦のついでにでもぜひ行ってみてください(私達は野球を観に行ったワケではありませんが)。
一見の価値はありまよ。
何てったってタダですしね。
-続く-
●4/16 来生たかお 35th Anniversary Concert Tour 2011~ひたすらに~. ― 2011年04月17日 10時42分29秒
これがまた寝やすいんだ来生たかおの曲。
とはいえ意識が完全に飛んでたのは1回目のMCの時だけくらいで、あとは起きていましたよ。
そのかわり、あまりに眠くて目の焦点が合わなくなり、目を開けてステージを見ようとすると、景色が二重に見えてしまうんですね、これが。
まぁ、ステージ上の来生さんも二人居るように見えるので、ある意味二倍お得。とも言えるんですが(笑)。
ぼちぼち目も覚めて来た中盤のMCで「昭和の歌謡曲も良い曲があるんですよ」みたいなトークテーマになった時に、先日の日記で貼り付けたオードリー若林の『お嫁においで』
http://www.youtube.com/watch?v=Cg9h1vwBWN0
が頭をよぎってしまい、危うく吹き出す所でした。
奥さんも同じコト考えてたようで、二人で顔を見合わす始末。
もし『お嫁においで』が演奏されてた日には、ちょっとヤバかったです(笑)。
終盤に演奏した『セカンドラブ』『シルエット・ロマンス』『夢の途中』『Goodbye Day』という畳み込みを掛けるメジャー曲のラインナップは流石というか圧巻。
アルバム『夢の途中』しかちゃんと聴いた事のない自分にとってはこのライブ、ほとんど知らない曲ばかりだったわけですが、そういう人にもちゃんと楽しめる構成になってるのがありがたいですね。
なんというか、大人の構成です。
ところで、来生たかおのライブには初めて行ったのですが、客が大人というか大人しいですね。
まぁ、スタンディングでノリノリって事は絶対に無い。のは当然わかってましたが、アップテンポな曲ですら、会場も一緒に手拍子。なんてのがまったく無い。
だって、その終盤の畳み込みの『夢の途中』ですら手拍子無しなんですよ。
このライブの一番の盛り上がり所なのに。
だから、ああ、そうか。来生さんのはライブじゃなくて(オーケストラのような)コンサートって解釈で客のみんなは来てるんだ。と理解しました。
が、せっかくそう理解したのに、アンコール曲が始まるとはいきなり全員が手拍子を取り始めたり、
アンコール中のMCでは「コンサートって、終わってみると反省することばかりで……」みたいな言葉に「良かったですよ!!」と客席から声が掛かったり。
むむ? 来生たかおの客層って大人しいんだかアクティブなんだか? どっちだよ!?
とまぁそんなトコすら楽しめたライブでした。
あらためて思った事は、来生たかおってやっぱいいなぁ。と思わしてもらった事ですね。
昔から嫌いじゃ無かったけど、こういう方向の曲が好きな自分も、確かに居たなぁ。って感じです。
奥さんからCD借りてみようかな。
●明日、私は、旅に出まっす。 ― 2011年04月20日 02時28分29秒
えーと、4月21日(木)~23日(土)までの2泊3日で奥さんと沖縄に行って来ます。
地震で自粛だなんだ言われてるこんな時期に。と思うかも知れませんが、前々から予定してた事なので。
というのも、仕事が減ってる昨今、これ以上仕事が減るとお金が無くって二度と行けないだろうし、もし万が一、仕事が増えてお金が大丈夫になったら今度は昔みたいにヒマが無くなり、旅行なんて行ってる場合じゃなくなるだろうから。
つまり近隣の小旅行は別にして、沖縄なんかに行けるタイミングはもう金輪際無いのではないか? と思えるのですよね。
自分にとっては最後のチャンスなのです。
GWの連休前のこの時期は1年でも安い時期にあたるみたいな上に、飛行機の出発時間も最安値に調整したので、沖縄までの往復飛行機代と2泊3日のホテル代+朝食2回付きで一人4万円を切るという格安ツアーとなりました。
(それでも大奮発なのですよ)
あうー。飛行機なんて20年振りくらいだー。乗るの。
沖縄へ行って何するか? と言えば、とりわけ何もしないで浜辺でボケーっとしてくるつもりなので、土産話は期待しないでください。
てか、2泊3日じゃ何も出来んなー。と思いました。
●4.21 沖縄1日目 ― 2011年04月25日 10時53分01秒
朝9時過ぎ。
初めての羽田空港。
飛行機に乗るのなんかホント20年振りくらいで、今度で乗るのが3回目。
搭乗口の通路から並んでる飛行機を眺めると、ホントにこれから飛行機に乗っちゃうんだ。って感じ。
離陸時に「V1」「VR」「V2」や、着陸時に「タッチダウン」と心の中でつぶやくのは『ファントム無頼』で用語を覚えた人にとってのお約束(笑)。
飛行機に乗る事自体がファンタジーのような人間にとってはそんなモンです。
那覇到着。
明るいけど雲が多く太陽は出てなかった。
だから「仕事減ってる鬱」とか「これから生活どうしよう鬱」とか「追い打ちの大地震鬱」とかを引きずったままな気持ちを、全然パーッと吹き飛ばしてくれません。
南国の異国情緒感も昔サイパン行った時ほどじゃ無い感じだし。や、日本国内なので当たり前ですが。
リムジンバスに乗り――空港近辺はそうでも無かったのだけど、高速道路の那覇料金所までの間の街並みが、意外と見てくれがかなりボロボロのマンションが数多く目に入り、なんかヘコむ。
や、綺麗で立派なビルはもちろんあるんですけどね。
乱雑に入り交じっているというか。なんか都市計画に失敗してるっていうか。
失業率全国No.1っていうくらいだから、街として貧乏なんだろうなぁ。
それもと、そーゆーことは気にしない「なんくるないさー」な明るい気質と受け取るべきか。
とか考え始めると全然リゾートしに来た気分にはなれません。
さらには、どーせそーゆーリゾートの所だけ綺麗で華やかに見えるように、人工的に作られているんだよね。なんて、極めて当たり前なコトまで斜めで邪な事に思えて来たり。
いやいや、リゾートってのは綺麗で華やかに見えるように人工的に作られているからこそ、お金を落として行ってもらえる価値が生まれるんだってばよ。
それが経済活動。
宿到着。「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」。
なかなか大きくて立派で結構綺麗なホテル。
ようやくイメージするリゾートな沖縄に来たかぁ~。って感じ。
シーサイドビューの部屋にしていたので、部屋からはホテルのプライベートビーチが丸見え。
一息つきながらビーチを眺めていると、雲の切れ間から陽が差し始めた。
海が鮮やかな碧の南国色に輝き出す。
それを見てると、なんだかんだ言いつつ解放感に浸れた気がした。

この日の予定は何も入れて無かったので、ホテルのプライベートビーチの端の向こうに見える小さな岬が雰囲気良さ気だったので行ってみた。
そしたら、隣の「サンマリーナホテル」の人工の岬だった。
やべ、隣のホテルの敷地入っちゃったよ。
道理でビーチ沿いに歩いてたのに、人が通っちゃいけないようなトコを歩いたような気がしたワケだ。
で、実際ソコは通ってはいけないトコだったのですね(笑)。
その人工の岬には小さな灯台(もどき)もあったりして、リゾート気分満喫度、一気にハネ上がりです。
「サンマリーナホテル」のプライベートビーチ、でーじオススメですよ。

夕飯はホテルから近くの沖縄料理屋「琉球亭」。
http://ggyao.usen.com/0005010297/
「リザンシーパークホテル」から歩いて数分、ほぼ目の前と言っていいかも。
ココの店、奥さんがググって見付けていたので1日目の夕食はココと決めてたのですが、沖縄料理が美味いのかこの店だから美味いのか、出て来る料理が全て美味くてハズレ無し。
この店当たりでした。
海ぶどうに始まり、ゴーヤチャンプルー、てびち(の塩焼き)等どれも美味かったが、印象に残ってるのは沖縄そばの麺を使った塩焼きそば。
沖縄そばの店とかは東京でもよく見掛けるけど、コレは珍しいかも。
そして美味いし。
と、泡盛の久米仙の古酒を飲みながらイイ気持ちになってると、突然携帯電話が鳴った。
私は携帯を持っていてもほとんど使う事が無いので、鳴るとびっくり(οдО;)するのですよ。
表示を見てなおびっくり。
掛けて来たのは編集のM原さん。
え? もう校了すら終わってるのに何で?
直しがあっても対応不可能ですよ?
とか軽いパニックの中、恐る恐る電話に出る。
「今日か明日辺り飲みに行きませんか?」
……あ、仕事の電話じゃ無いのね。
と、安堵すると同時に突然の飲みのお誘いにまたパニック。
えーっ? えーっ?
「今、沖縄なんですよ」
「は?」
なんつーか。上手く説明出来なくて沖縄沖縄を連発してしまった。
端的に「旅行で2泊3日で沖縄来てる」って言えばよかっただけなのに。
うーん。沖縄に居るのに東京の飲み会に誘われてしまいました(笑)。
当たり前だけど、沖縄に居るのに携帯って繋がるんですね。当たり前だけど。

その後ホテルに戻ると大浴場に入って、後は倒れるように寝ました。
今回の旅行は何かと500円や1000円の無料クーポンが付いてるパックなのだが、大浴場が宿泊客で600円とビミョーにお金を使わせる値段設定になってる所がズルイです。
てか、宿泊客なら大浴場無料にしろよ。
まぁ、その分空いてたけど。
「リザンシーパークホテル」は概ね良いホテルだと思うが、そーゆー細かい所でチマチマとお金を使わせる設定になってる所が気になりましたね。
プールは無料だけど貸しタオルが有料(且つ部屋のタオルは持ち込み禁止)とか。
私が貧乏なだけでしょうか?(笑)
●4.22 沖縄2日目 ― 2011年04月26日 18時51分35秒
朝7時半くらいに起床。
この日は朝から快晴。
朝食はホテルのバイキング。
このパックは朝食は2回とも付いてるのでありがたい。
2日目の予定としては2プランあって、美ら海水族館の方へ行くか行かないか。
美ら海はホテルのある恩納村からだと片道2時間くらいかかるので、行くも帰るもかなりバタバタになってしまうんですよね。
結局、慌ただしいのもイヤだよね。という事になり、もうひとつのプランの万座毛に行く事に。
午前10時くらいにホテル出て、最寄りの路線バスの停留場へ。
時間の5分前には着いていたのに、待てど暮らせどバスが来ない。
あまりにバスが来ないので、実はこの路線は「非実在バス」なんじゃないかと疑い始める。
でなければウルトラセブンの「あなたはだぁれ?」的な異世界へ紛れ込んでしまったとか?
……どうやらバスは、それより先に通過してしまっていたらしく、20分後だったハズの次の便が5分遅れで来るまでの計30分間、バス停でただ待ち続けるだけの二人でした。
いざバスが来ると万座毛は意外と近くて、歩き含めて午前11時過ぎには着く。
断崖絶壁の海岸はまぁ、吊り橋の無い城ヶ崎みたいな感じ。

とはいえ海の碧が南国色でとても綺麗なので、それはそれで見る価値アリ。
2日目が快晴でヨカッタ。
ただ15分くらいで1周してしまえるくらいの広さだったので、正午前には今日のイベントプランが終了してしまうコトに(笑)。
せっかくだからと、そこら近辺を昼食が取れる場所を探しつつぶらぶらと散歩。
万座毛から国道58号に出る交差点の辺りに現地のお墓があったのだけど、沖縄のお墓って関東のお墓とはデザインが違って興味深かった。

しかも昔、夢で見たような気がするんだよな。ココ。と軽いデジャビュ。
国道58号を少し行き過ぎても食べ物屋が見当たらなかったので、引き返して「恩納漁港海浜公園」に。
http://read.uruma.jp/read/94/
万座毛から対岸に見えた万座ビーチは「ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾート」のプライベートビーチなのだが、「恩納漁港海浜公園」は一般の無料ビーチ。
なのに綺麗で雰囲気いいです。
個人的にはココにあったシーサーの像が、沖縄で見たシーサー像の中で一番好きかも。

愛嬌があってかわいいです。
そして、そのビーチにあった海の家みたいな店で昼食。
「亀ぬ浜」
http://www.churaguru.net/shop/index.aspx?shop_id=kamenuhama
適当に入った割にはこの店が当たり。
タコライスと海ぶどうは普通に美味かったが。マガキ貝のみそ炒めとてびち煮込みがかなり美味かった。
特にてびち煮込みは圧力鍋で煮込んでいるのか、骨まで柔らかくて食べれるほど。
ウチの地元の海の家では考えられないくらいレベル高けぇ~。
しかも値段がお手頃(←ココ重要)。
なんつーか、この店を見付けたってコトで、この日のイベントもう満足。
帰りがけにローソンで『琉神マブヤー』ドリンクを買う。
え? パッケージに何か知らないキャラが増えてる。
後で知ったけど『琉神マブヤー2』が制作されたみたい。
観てぇ~!
とは言っても『マブヤー1』も録画したまま3話くらいまでしか観て無いんだけどね。

午後3時にホテルに到着。
一息入れた後、何もやるコトが無いので今度はホテルから国道58号を反対側に意味無く散歩。結局また隣の「サンマリーナホテル」の反対側の人工岬を歩いたりして午後6時には再びホテルへ。
大浴場に入って、ホテルの飲み屋で夕食。
ココでは三線を奏でる沖縄民謡ライブ付き。
沖縄気分を満喫した所でこの日も倒れるように寝る。
携帯電話の機能にある万歩計は2万歩を越えてた。
ウチら夫婦は何かと歩いてばっかの旅行です。
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