10.19映画『電人ザボーガー』感想2011年10月20日 15時13分07秒

昨日の10月19日、映画『電人ザボーガー』を観て来ました。
この日の18時からの回は舞台挨拶があるとの情報があったので、ネット予約までして。
予約して映画観たのなんて初めてですよ。

舞台挨拶の模様は先の食玩ザボ君の日記におまかせするコトにして、こちらでは映画本編の感想を。

とりあえず、手放しで大絶賛してみます。
ホントスゲー面白かった!!
とにかくザボーガー←→マシーンザボーガーの変形アクションがカッコイイ!!
さすが映画! バンクの使い回しじゃ無いんですよ。
全ての変形シーンがちゃんとそのシーンの流れの中で毎回作り変えられています。
もうソレだけで十二分に観る価値アリ。変形回数もいっぱいありますし。
リファインされたデザインの映画ザボーガーがただでさえカッコイイのに、あんなにカッコ良く変形されてはもう鳥肌モンです。
そしてバイクアクション!
私はヒーロー物にはバイクアクションが不可欠だと思うし、バイクアクションがしっかりしてる作品って、もうそれだけで勝ちだと思うんですよ。
なにせバイク乗りですから、私。
好きなんです。バイクアクションのあるヒーロー物。
で、なんてったって、ザボーガーはバイクに変形しちゃうワケですから、バイクアクションが無いワケがない。
メチャクチャ良かったです。『ザボーガー』のバイクアクション。
魅せ方分かってる〜!!って作劇の連続。
凄いです。最高!

ストーリーも笑いあり、涙あり、愛あり、熱血あり、感動あり、アクションあり、どんでん返しあり、面白いと思える要素がこれでもか!と詰まった内容で、2時間中、飽きるコトがまったくありませんでした。
ホント、あっと言う間。
ソレくらい面白かったです。
上映終了後、客席からは大拍手の嵐です。
一緒に観に行ったウチの奥さんが、
「映画館で上映終了と共に拍手が起こるの見たの初めてかも」
と言ってたくらいですから。

マジ、オススメなんで、今からでも間に合う人は
ぜひ、劇場で観てください。
あ、ネタバレ知識は絶対に入れちゃダメですよ。
楽しさ半減です。


……と、一通り大絶賛しておいたので、少しは本音を。
や、ホントに良かったのは間違いが無いんです。
ぶっちゃけ、クライマックスの戦闘シーンで
♪おーまえーは鋼のー機械でーもー♪と
『おれの兄弟 電人ザボーガー』が流れた時には
ぶわっ!と来ましたから。
マジで泣きそうになりました。
だから、井口昇監督作品としての『電人ザボーガー』はコレでもう文句のつけようが無いのは間違いありません。

ただねー。
全編に流れるお笑い感がねー。
自分が望んでた『ザボーガー』とは違うなー。

ま、ぶっちゃけ自分が望む当時のヒーロー物のリメイクの方向性って、結局全てにおいて『仮面ライダーSPIRITS』的な方向性なので、違うのは当たり前なんですけどね。
そう言う方向性を目指そうとして勘違いした作品になってしまうくらいなら、初めからわざと勘違いしたまま突っ走ったこの映画みたいな方が、「面白い映画」になると思えるし。
それに上映後、映画のパンフ読んで改めて痛感したんですが、オリジナルの『ザボーガー』って過剰なカッコ良さを提示出来てる部分と、もうどうしようもないくらい勘違いしてる部分の同居度が半端無いですよね。
松江健のコスチュームとか。
http://bit.ly/r7HDXS
劇中のニコニコ同盟のコスチュームを見た時、どーしようかと思いましたが、まさか
松江健のコスチュームほぼそのままだったとは(笑)。
だからこそ、そこを無理矢理『仮面ライダーSPIRITS』的な方向性へ昇華してくれる快感を心では望むワケですが、現実的にはあきらめてしかるべきなのかも知れませんね。
松江健のコスチュームを突きつけられてはもう勝てないですよ。

それにお笑い感がねー。とか言ってる自分ですが、映画のお笑いシーンにはどれもキッチリ爆笑させてもらいましたので。
自分の側の方にちょっこし残念に感じる部分があるってだけで、映画『ザボーガー』に悪い所は無いです。
むしろ、そう作らなければ映画作品としてこの時代に復活するコトなどあり得なかったワケですから、それだけでもう全然OKですよ!

てな感じで。
私の感傷は置いておいて、単純明快に、面白くて、笑えて泣けて感動できて、ハラハラドキドキできて、スカッとする優良超B級映画ですので、皆さんも観てみてください。



最後に余談。
第2部の脇役3人のクライマックス手前での活躍の仕方が、休止中のゲッター小説で予定してるシーンにソックリだったりして、ちょっとガーンとなったり。
お、オレの方が先に考えていたのに〜。
くそぉ、やっぱこーゆーのって、誰かにやられない内に先に書かなきゃダメかぁ。

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