『この世界の片隅に』原作コミック読了2017年01月22日 18時37分57秒

『この世界の片隅に』のアニメ映画を観てとても良かったので、その足で一気買いした原作漫画読了。
映画の内容が色々と補完された感じ。漫画もまたとても良かったです。
個人的には一番不明だった、ちょっとだけ映る韓国旗の理由がわかったのが良かった。
映画ではバッサリ落とされていてたリンさんとのくだりが読めると、映画とは全然違う一面を見せてくれ、漫画ならではの生々しさがうかがえる。
パンフレットの「原作では少女のまま嫁いだとは思ってなくて、わりと大人の女性を描いていた」という原作者のこうの史代先生の弁がすごく腑に落ちた。
映像化する上で計算されつくした省略と変移。
リンさんのとの関係が入るか入らないか(物語の中の事実としては存在しても、それを直接描くか描かないか)で演出がこんな風に違って来るとは。
映画とコミックは同じ話のようで違う話のようので同じ話のようで……
どちらか一方の『この世界の片隅に』にしか触れていない人には、ぜひもう一方の『この世界の片隅に』も触れてみることをお勧めします。

コメント

_ リンキー ― 2017年01月23日 20時45分18秒

良い情報をありがとうございます( •̀∀•́ )✧
母親を誘って見に行きたいと思いました

しかしまぁ、PONさん(奥様)との仲のいい事
羨ましく思いました

_ ひろz ― 2017年01月24日 11時17分26秒

★リンキーさん
舞台が広島・呉のお話なのでその辺りはお察しを。なシーンもありますが、戦時下の日常を極力描こうとした良作です。
お母様がまんが映画をお嫌いではないなら、ご一緒に観に行くのはとても素晴らしいと思います。
本当にご老人の観客多かったです。

夫婦仲が悪くなって家の中が殺伐とするのもイヤですから。
鋭意努力しております(笑)。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
ここのblogの名前は? (答え:ひろ・てん blog)←答えを下の回答欄にコピペしてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://hiroz.asablo.jp/blog/2017/01/22/8331405/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。