田舎に行ってきました2017年01月02日 23時05分51秒

疲れが出たせいか、27日に発熱した後、38度5分まで熱が上がってしまい、年末は30日までダウン。
折角の忘年会のお誘いを2つも棒に振ってしまいました。
30歳絡みでフリーになって以降、忘年会など誰からもお誘いがかからない寂しい人生を送って来てるため、ふたつも忘年会のお誘いがある年なんて始めてだったのにー!
まさか2つとも行けなかったなんて……

という、シャレにならない年末を過ごした後、大晦日は大事を取って自宅で過ごした後、年が明けてから、奥さんと一泊二日で田舎に行って来ました。



行きのロマンスカー車内。
駅で買ったパンとロマンスカーアテンダントから買ったコーヒー。
ロマンスカーの車内販売でコーヒーを買うとクッキーが付いてきますよ。
オシャレですね。


2日の来宮神社で買った甘酒。ほぼ飲み干した写真ですみません(笑)。
クッキーは食べきれずに持ち歩いていたのでココでお茶請けに。

2017年の正月に田舎で見掛けた寂しい風景。
……V3とメガブルーって。
捨てられた風化具合からしても、ここ4~5年ってトコですよね?
5年前でも2012年ですよ。
何でV3(1973年:『仮面ライダーV3』)とメガブルー(1997年:『電磁戦隊メガレンジャー』)なんだろう?


『この世界の片隅に』観ました2017年01月20日 22時57分02秒



劇場アニメ『この世界の片隅に』を観に行ってきました!
夫婦50割を使って!!(笑)
いやー、初めて夫婦50割を使いましたよ。安くなりますねー。

私のツイッターのタイムラインではとにかくこの『この世界の片隅に』が絶賛されていて、これはもう観るしかないんじゃないかとずっと思ってたんですが、ようやく観れました。
感想は、すごく良かったです!
ぜひみんな、劇場で観るべき!!
本当はテアトル新宿で観たかったんだけど、先月行こうとしたら満席であきらめた経緯もあって、今回はハナからあきらめて新宿のピカデリーに行きました。
第二次大戦の頃の話というのもあってか、50歳の自分が言うのも何ですが、自分らから見てもはるかにお年寄りな方々が客席には多く見受けられ、かなりびっくり。
アニメ映画観に行って、こんなに白髪が混じる客層だったの初めてですよ。
しかも平日なのにほぼ満席。
「ヒットするとはこういうことなんだ」ってのが、悪い意味では無く、素直に受け止められる客層の広さでした。理想的じゃね?

もう色んなトコで語られまくっているように、主人公のすずさんの声がのんさんでぴったり!
これ以上ないキャスティングでした。
戦争の時代のお話なので、その手のシーンはそれなりにありますが、基本のんびりぽわぽわとしたすずさんのペースでお話は進んで行くので、観ててほのぼのとします。
ストーリーもあるようなないような、当時の日常を描いている日記のようなお話なのに、観てて全然退屈しません。
これはもう監督の力量でしょう。すごいです。
原作の分量に対して省略したエピソードも多いようで、劇中、キャラの繋がりやシーンの繋がり的に少々あれ?と思える箇所もありましたが、気になるレベルでは無く、映画的省略と捉えられる程度の自然なものでした。
むしろ「エピソードに省略があるらしいから原作コミック買うか!」と思わせてくれるくらいで、勢いにまかせ買ってしまいましたよ、原作コミック全3巻!!(笑)
パンフは映画観に行くとほぼ毎回買ってるのですが、原作コミック一気買いまでしたのは初めてかも。


冒頭に書いたように夫婦50割を初めて使ってみたのですが、ウチの奥さんに「夫婦50割の初めての映画がこれで良かったね」と言われました。
そのくらい良かったです。


『この世界の片隅に』原作コミック読了2017年01月22日 18時37分57秒

『この世界の片隅に』のアニメ映画を観てとても良かったので、その足で一気買いした原作漫画読了。
映画の内容が色々と補完された感じ。漫画もまたとても良かったです。
個人的には一番不明だった、ちょっとだけ映る韓国旗の理由がわかったのが良かった。
映画ではバッサリ落とされていてたリンさんとのくだりが読めると、映画とは全然違う一面を見せてくれ、漫画ならではの生々しさがうかがえる。
パンフレットの「原作では少女のまま嫁いだとは思ってなくて、わりと大人の女性を描いていた」という原作者のこうの史代先生の弁がすごく腑に落ちた。
映像化する上で計算されつくした省略と変移。
リンさんのとの関係が入るか入らないか(物語の中の事実としては存在しても、それを直接描くか描かないか)で演出がこんな風に違って来るとは。
映画とコミックは同じ話のようで違う話のようので同じ話のようで……
どちらか一方の『この世界の片隅に』にしか触れていない人には、ぜひもう一方の『この世界の片隅に』も触れてみることをお勧めします。

『燃えよ電エース』撮影行ってきました!2017年01月30日 15時12分49秒




昨日は『燃えよ電エース』の撮影に東京タワーの隣のスタジオに行ってきました!
『電エース下関』以来の電十四郎復活です。
……とは言え、セリフ全飛びしたり、みなさんに迷惑かけまくりですみませんでしたー。
河崎監督の現場は今回もとても楽しかったです。
撮影現場は志賀ちゃんがやってた『おはようスタジオ』の放映に使われてたスタジオらしいですよ。

今回の主役は大東賢さん演じる電三十九郎。
硬派な電三十九郎が電兄弟に誘われお見合いパーティー番組に参加する。そこに仕組まれた巧妙な悪の罠とは!?
というとってもトンチキなストーリー。
出演者は大東賢さん始め、パワーアクショングロウの方々。
掟ポルシェさん。ナマコラブさん。ジャッキーちゃんさん。大内雷電さん。破李拳竜さん。他。
あと、3万円払って出演権を得てる素人電兄弟の皆さん(笑)。

今回のタイトルが『燃えよ電エース』というくらいなので、想像に易いと思いますが、何とアクション巨編です!
私も3万円払った側なので、当然撮影現場で生のアクションを見学していたのですが、予想に反してちょっと凄かったです。

大阪を拠点にアクションを主としたプロダクション活動をしてしているパワーアクショングロウの方々は当然として、
その予想に反した分というのがモノマネ俳優のジャッキーちゃんさん。
すげー似てる!(笑)
なのにちゃんと擬斗が出来る!
しかもその質が高い!
電エースとの擬斗も一発でスムーズに決めてたり、自分の擬斗の演技提案とかも出来るし、理にかなったその説明はハタで見てる素人にもわかりやすかったです。
いかにジャッキーっぽいアクションを演じるかという役者としての演技プランの引き出しまで多かったし、本当に「プロ」だと思いました。
モノまねとアクションを両立させてなおかつどちらも質が高いというのはホント希有な存在なんじゃないでしょうか。
ちょっと一発でファンになっちゃいましたよ。

エンディングテーマは電兄弟で合唱なんですが、いいのかよ!?ってグダグダな出来なんですが、いいんですか?(笑)
これら素材をいったいどんな形に作品化してくれるのか。
河崎監督はホントに凄いなぁ。
爆笑必至は間違いないですよ。

ところで映画の撮影現場なのに、何故か出演者の物販があるという頭のおかしい現場だったのですが(誰に対して売るんだよ。20人近く居た素人電兄弟に対してに決まっているだろ!(笑))、掟ポルシェさんのCDと加藤礼次朗先生の同人誌を思わず買ってしまいました。
本当にどうかしてます。

楽屋では出番待ちの破李拳竜さんとお話することが出来たりして、超楽しかったですよ。
あ、撮影自体はちゃんと真面目に取り組みましたからね!
上手く出来る出来ないは別として。
つーわけ。(河崎監督風)

加藤礼次朗先生『《コミック版》大怪獣モノ デモ・バージョン前編1』2017年01月30日 17時44分10秒

『燃えよ電エース』の撮影現場で買った(おいおい)、加藤礼次朗先生の同人誌『《コミック版》大怪獣モノ デモ・バージョン前編1』読了。
すごい! こう来たか!!
作品としてはストーリーもまったく途中の16ページのネーム(漫画用絵コンテ)集でしかないのだけど、メチャクチャ面白い!

通常コミカライズと言ったら映画やアニメ等、原作映像物のシナリオに沿って描かれるものだけど、この『《コミック版》大怪獣モノ』はキャラ設定からストーリーからコミック用に再構成されて描かれている(ちゃんとしたものはこれから描かれるハズ(笑))。
なので映画ではちょっと天然ボケな可愛く可憐なだけだった西郷美和が、キッツイ知的なメガネ美女になってるし、あの名セリフ「セタップ細胞はあります」も全然印象が違う演出になっていてニヤリとさせてくれる。
余談が先に来てしまうが、映画のこのシーンには礼次朗先生自体が記者役で参加しているのだけれど、コミック版だとどの記者になるんですかねぇ? イヤ~な感じで責め立てる記者が実は礼次朗先生ですか? とか考えてみるのも楽しい。

最近ではリブートとかいうカテゴライズをされると原作改変とか言われて敬遠されがちかも知れないが、桜多吾作版『マジンガーZ』のような、原作を補完してくれような作家性溢れる独自の改変は逆にワクワクするわけで、それをさらに加速させた、世界線の違うオルタナティブな『大怪獣モノ』である『《コミック版》大怪獣モノ デモバ』はめちゃくちゃ期待させてくれる!

と〜に〜か〜く!
あと幾ばくかで、本当に久し振りに加藤礼次朗の長編ストーリー漫画が読めるのだ!
これはもう完全版が制作、刊行されるのを座して待つしかないではないかっ!!
本当に楽しみで仕方ない。
(一部ファン気質丸出しで敬称略になっている箇所がありますが、ご容赦ください)
「よく見えない」とメガネを外してる湯船の中で目を細める美和ちゃんの表情が好きです!