●ゲゲゲ展2010年08月21日 00時13分50秒

18日の水曜の夜は、奥さんがチケットをもらったというので百貨店の松屋銀座(MATSUYA GINZA)でやってる『ゲゲゲ展』を観に行った。
私は仕事がほぼ無い日だったので、奥さんの終業時刻に合わせて銀座へ。

少々残業してきた奥さんと合流し、午後7時くらいにゲゲゲ展会場に入る。
開場時間は午後8時までなので、こんな時間だから客もぼちぼち少ないだろうと思っていたら、結構客が居て、会場内では展示物によっては列まで出来てた。

正直、『ゲゲゲ展』って何をやってるんだかまったく知らないで行った(チケットをもらったのでタダだし。ホントは当日1000円)ので、実は『河童の三平』『悪魔くん』『ゲゲゲの鬼太郎』の原画展がメインだったと知って、ラッキー。
ぶっちゃけ水木しげる先生のマンガ本は1冊も持っていないが、プロの生原稿は、本当に観る価値があるから。
どんなに「コイツ下手くそだよな〜」と刷り本を見ながら思ってしまうような作家でも、プロの生原稿って「あなどってすみません」と、びっくりするくらい綺麗に描かれているものなのだ。
それを前提に大御所の生原稿ははたしていかに……?と思ったら、
これまた凄いです。
めっちゃキレイ!!
点描とか、もう芸術の域ですよ!
うわー、菅ちゃん、イイ仕事してるなぁ〜(笑)
(『ゲゲゲの女房』で、絵が下手で点点しか描かせてもらえないアシスタントが菅井伸(役:柄本佑)/通称菅ちゃん/フィクションなので実在しません)

とにかく描き込まれたコマの描き込み密度の高いコト高いコト。
しかもデッサン力と表現力が凄すぎ。
(それに対して描き込まれていないコマの手の抜き度もまた並みじゃ無いんですが(笑)。でも単行本とかになるとめっちゃ縮小して印刷されるので、このくらいに白いコマの方が逆に読みやすかったりするんだよね。マンガはホント難しい)

気になったのは、白い髪の毛の中とかを青い色鉛筆で荒く塗り潰してあるコマがやたらあったんだけど、アレってアミ版指定ってコト?
(指定でアミを入れる。簡単に言えば指定で61番辺りのスクリーントーンを印刷所に入れてもらうよなモノ)
それとも本来印刷に出ない青い色鉛筆を塗ることでかすかにラフな影が出るコトを狙った……ワケ無いよなぁ、あの塗り方は。
まぁアミ版指定まである原稿じゃぁ、印刷所も締め切りギリギリ進行だと対応出来んわなぁ(笑)。

とか、何の気無しに行った程度でしたが、凄く楽しめました。
実際、8時過ぎても出口まで辿り着けないくらいじっくり見て回ってしまったため、私らが最後の人になってしまったくらい。
それでも駆け足で観た部分があったのが残念。

物販コーナーでは、またしても『鬼太郎茶屋』が出店してたので、「ちゃんちゃんこソフトクリーム」を食う。
コレはバナナとチョコの2色ソフトだった。

奥さんがチケットをくれた人へのお礼用にとポストカードを買っていたので、その間物販コーナーを見て回っていたら、無性にこのTシャツが欲しくなり買う。
通常、私みたいなマンガオタがマンガ絵のTシャツを着てしまうと、もう言い訳も出来ないくらいなアレなオタな外観になってしまうのがイヤなタメ、マンガ絵なTシャツやその他マンガ系グッズは極力身に着けないようにしているのだが、コレは私のオタセンサーがOKを出しました(笑)。
(写真参照)

「のん気にくらしなさい 水木しげる」

のん気に暮らせる自分でありたいです。

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