●ロボットアニメ大鑑がすごい。2009年12月16日 14時17分32秒

ロボットアニメが好きな私はこんなコンピレーションアルバム(オムニバスアルバム?用語の差異がイマイチわかりません)を買ってしまいました。
(正確にはクリスマスプレゼントに買ってもらった(笑))
『ロボットアニメ大鑑 上・下巻 』
http://www.starchild.co.jp/special/robot/
ぶっちゃけロボットアニメの主題歌集です。
上・下巻で計6000円。
莫迦ですねー(笑)。

とりあえず先にスペ系の人にわかる部分の話をしておくと(オタクネタだから読み飛ばされない内に)、
買うまで知らなかったのですが、奥慶一さんの楽曲が収録されてました。
下巻に収録の『超攻速ガルビオン』の挿入歌、
『BE A HERO 』と『ALONE』がそれ。
『ALONE』はシティミュージック風なオシャレな感じの曲、
『BE A HERO 』はモロ、後期スペクトラム風ロックな曲です。
てか凄く新田さんっぽい感じ(←奥さんの曲とか言っておきながら日本語が変ですね。でもそんな感じ(笑))
1984年の作品なので、さもあらん。という感じですかねぇ。


さてアルバム全体の感想。

上巻収録作品
・グロイザーX(1976〜77)
・宇宙戦士バルディオス(1980〜81)
・愛の戦士レインボーマン(1982)
・サイコアーマー ゴーバリアン(1983)
・星銃士ビスマルク(1984〜5)
・愛の戦士レインボーマン(1982)
・ヤマトタケル(1994)     
・鉄人28号(新)(1980〜1)
・六神合体ゴッドマーズ(1981〜2)
・超電動ロボ 鉄人28号FX(1992〜3)
・鉄人28号 *2004年版(2004)
・流星機ガクセイバー(1993)

下巻収録作品
・銀河旋風ブライガー(1981-82)
・銀河烈風バクシンガー(1982-83)
・魔境伝説アクロバンチ(1983-84)
・銀河疾風サスライガー(1983-84)
・超攻速ガルビオン(1984)
・無敵王トライゼノン(2000-01)
・奇鋼仙女ロウラン(2002-03)
・ジンキ・エクステンド(2005)

上記作品のOP・ED曲と挿入歌がコンプリートされているこのアルバム。
見ればわかる通り、ラインナップが凄いです。
なんつーか、もう痛い所を突きまくりというか、むひー!というか。
痒い所に手が届き過ぎてズル剥けさせてしまった感じ。
コレはもう買いですよ!!
(『ロウラン』とか『ジンキ』とかは、個人的にはいらないケド)

全体の感想とか言っておきながらまだ全部聴いていないのですが、特筆すべきは『銀河旋風ブライガー』。
挿入歌の『星影のララバイ』『太陽の子ら』『カーメンカーメン』『ABAYO FLY BYE』が全て入ってるのは当然として(当然なんだ?(笑))、それらが全てナレーション入りなんですよ。
どーゆー事かってーと、つまり
『銀河旋風ブライガー』の2枚目のBGM集LPレコード『J9 HARD SERENADE』のB面がまるまる入ってるってーワケです。

この『J9 HARD SERENADE』というアルバムは凄くヒキョーな作りをしていて、
1枚目のBGM集が売れたからって2枚目を出そうとしたのはいいものの、楽曲数が足りなかったのかB面には挿入歌4曲しか入っていないというとんでもないモノだったのですね。
通常LPの片面には23分程度は入っているものなワケですが、挿入歌4曲しか入れるものが無いとなるとあまりにも時間が余り過ぎる。
そこで、主役の声優・塩沢兼人さんのナレーションを曲間に入れて水増ししたんだろお前! とツッ込まれても仕方ないような作りをしている、何ともアコギなアルバムだったのです。
なのにというかだからこそというか。
あえてこの『J9 HARD SERENADE』版での収録をチョイスしたその姿勢こそが、何とも「わかってる」作りなワケですよ。
さすがです。

特にその中でも『星影のララバイ』という曲。
これがとっても迷曲で、めっさカッコイイ曲なのですよ。
山本正之作・編曲で山形ユキオが歌い上げるこの曲。
良い曲なんです。
歌詞を除けば。
だって、歌詞が
♪おおお キミはステキさ ベイビー♪ ですから。
♪オレのそばに居てくれたらベイビー 
もっとステキさ ステキさ イエ〜ェェ♪ ですから。
ぶっちゃけダサイんですよ。
でも、このダサさがオレの中ではもう二周も三周もしてて、「ダサカッコイイ名(迷)曲」として極めて高評価な曲になってます(笑)。
で、『J9 HARD SERENADE』ではそんな曲を、これまたダサカッコイイナレーションが(塩沢氏が悪いワケでは無く、ひとえにナレーション原稿の内容がという意味ね)オーバードライブを掛けてくれるのですよ。
魅惑の塩沢ボイスで「『星影のララバイ』、好きな歌さ……」と紹介してくれちゃっているのです。
ひー! あんなダサイ曲が好きな歌! それってどんなセンス!?(笑)
まぁJ9が活躍してるような未来だと、今とは感性も違ってるだろうから、こーゆーのがいい曲と感じられるよーな時代なんだろうなぁ。
とか、色々思いを馳せさせてくれるのですよ。
プフーとしたほのかな含み笑いを誘いつつ。
だからこそ、『星影のララバイ』とこのナレーションはセットじゃなきゃいかんのです。
シングルEPver.じゃ物足りないのですよ。
(『星影のララバイ』の事、ケチョンケチョンにけなしてるように見えるかも知れませんが、当時ならいざ知らず、今では決してそんな事はありません。
そのダサカッコ良さの絶妙なる奇跡のバランスに、心の底から感心してます。
だって、今でもこんなに自分の心に残ってる歌だという事実って、本当に凄い事だと思えますから)

……何をこんなに熱く語ってるんだろう、オレ?(笑)

話を戻せば、そんだけ「わかった」編集がされてるこの『ロボットアニメ大鑑』というアルバムは名盤だという事ですよ。

で、さらにはこのシリーズ、『サンライズロボットアニメ大鑑』というのもあるようで、うわー、また散財か!? と、悩んでいます。
ただ、楽曲リスト見ると映画『伝説巨人イデオン』の『セーリングフライ』『海に陽に』と映画『ザブングルグラフィティ』の『GET IT!』が無いのが痛い。
痛すぎですよキングレコードさん。


最後に余談としては、
前述の『星影のララバイ』のカラオケがパセラに入ってました!
探し続けててようやく見付けましたよ。
やっぱパセラはすごいなぁ。

ふー、書き終わった。

コメント

_ (未記入) ― 2012年12月15日 14時34分30秒

半分馬鹿にしたようなレビューとかいらない

検索したらここがトップに出てきてすごく気分悪い

好きなら普通に好きっていいなよ
子供じゃないならね

_ ひろz ― 2012年12月17日 15時20分22秒

どなたかわかりませんがはじめまして。
名前も名乗れないような人の意見には、
誰も耳を傾けてはくれないと思いますよ。
まず自分の名前を名乗るのは。
人として最低の礼儀だと思います。

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