7.23クラシックのコンサートに行ってきました。2011年07月25日 22時58分15秒

先週の土曜日、奥さんの恩師が指揮をする市民楽団のコンサート(だったと思う。間違ってたらツッコミお願いします)があったので、連れられて観に行く。
素人の演奏とはいえ、クラシックのオーケストラのコンサートを観に行くのは初めてなので、つまらなくて寝てしまうのか、興味深く観れるのか、どういう感想を自分が持つのかがわからなくて結構楽しみ。

曲は3部構成で
ヴェルディ/〈歌劇〉ナブッコ 序曲
グリーグ/抒情組曲 作品54
カリンニコフ/交響曲第1番

結論から言うと、かなり楽しめました。
実際グリーグの時はちょっと寝そうになりましたが、初っぱなのヴェルディでいきなりつかまされました。
テンポも曲構成・演奏構成も飽きさせない作り(及び演奏もよかった)。
すごく当たり前だけど、アンプが無いので、全部生音なんですよね。
で、アンブが無いから音を大きくしようとしたら各演奏パートの人数増やすしかないワケで、それで出来上がったのがオーケストラなんだよな。という凄く当たり前のコトが、とても良くわかりました。
てか、録音方式では位相による立体音響がどうの〜とかよく言いますが、アンプにすら通さない電気音楽ではない生音のみのオーケストラだと、そのままで立体音響ですよ。
左に居るティンパニーからは、左のティンパニーの音が聞こえます(当たり前)。
電気音楽しか知らずに生のオーケストラを聴くってのは、知識として逆なんだな。と痛感しました。
電気音楽って邪道なんですねぇ。
パソコンで絵画を描くみたいなモンくらいに邪道だったんだな。
ま、今ではその邪道が本流になって久しいワケですが。
とか考えてしまいました。
コンサート的にはカリンニコフが一番良かったです。

で、何でクラシックのコンサートなのにこんなに興味深く聴けたのだろうか。と自己分析してみたところ、最近(と言ってももう20年?以上は前)、古いアニメソングの編曲に惹かれているからとの答えが。
子供の頃はアニメや特撮ソングなんて主旋律(メロディ)と歌詞しか興味なかったガキだったので気付かなかったのだが(でもきっと刷り込まれてはいた)、大人になってから聴いてみると、昔のアニメ&特撮ソングの編曲って死ぬほどカッコいいものが多いんですよ。
『ゲッターロボ』のOPのイントロとか、『ひみつのアッコちゃん』のEDのギターとか。
つい先日の日記にも書いたように、さらにココに来て色んな昔のアニメのコンピアルバム買ってるので、その興味に拍車が掛かっているワケです。
凄いですよ、昔のアニメソングの編曲。
子供向けだからって、手ぇ抜いて無いですから。
色んなジャンル、色んな方向性の曲調に溢れてて、聴いてて飽きません。
てか、聴く度に新しい発見がある。
それに比べて今のアニメソングは、カッコ良かったり造り込まれてたりヒネってたりするかも知れないけど、みんな同じように聞こえて単調ですよね。
自由度が足りない気がする。

音楽もみんな、原点に戻るべきなんだろうなぁ。
とか思いました。
かといってもう、戻れないんだけどね。

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