●結婚式してきました2009年07月28日 00時35分08秒

先日、親族のみを呼んでの、結婚式を挙げて来ました。
これで4ヶ月続いた肩の荷が。

てか、一般的には半年以上前から準備を始めて、3ヶ月前の招待状発送の時にはほぼ全ての事(披露宴のプロブラムとか)は決定してるのが普通のようなのですが、ウチらは結局式場探し始めたのが4ヶ月前とかなりドタバタ。
コレ全て自分が結婚式というモノに無知だったが故、なのですが、半年以上前から動くモノだとは、決め始めてから初めて知りました。
なのでスケジュールがきついキツイ。
当初は披露宴じゃ無く、簡単な食事会程度で考えていた事もあり、タカを括っていた部分もあったのですが、
話が進むに連れ、「都合20人くらいは呼ぶ事になりそう」だの「そんなに居るんじゃ、ちゃんとした司会者を立てた方がいい」だのと横やりが入り話が膨らむ始末。
いつの間にか、結局小規模な披露宴のようなスタンスに移行してしまいましたよ。
ホントは両親+α程度の会食のつもりだったのに〜。
見切りで出した招待状にはしっかりと<会食>と書いて出しちゃってるってばよ。
(返事までもらってるってばよ)
あーもう、どうにでもなりゃ!
てなかんじで4ヶ月があっと言う間でした。

んで、当日。

式は神前。
紋付き袴着ました。
こんなの着るのは生まれて初めてです。
着付けの人と腰痛話で盛り上がる。
思ったけど、腰痛話ってバイクの話と同レベルでネタ振りに丁度イイですね。
バイク乗り同士に分かち合える何かがあるように、
腰痛持ち同士には分かち合える何かがあります(笑)。

神前式はリハが無いので、当日直前に段取りを説明しますから。
と言われてたので、何も知識を入れずに式に臨む事に。
三三九度って、大中小の三枚の杯でそれぞれを三回ずつお神酒を口に含むから
三×三で九度なのね。
初めて知った。
巫女さんが見るからに小中学生な二人だったのですが、
当然彼女らの方が場数をこなしているため、
どうやるの?状態なオレはお酌をしてくれた彼女らに目で段取りをうながされてしまう始末。
玉串奉納では、教えてもらった玉串の回し方(奉納するとき玉串を手元でくるくると回すんです)がすっかり頭から飛んでしまい、ただぐるぐる回してたダケでした。
一周くらい多く回したんじゃなかろうか?

そして会食。
てかもう既に披露宴。
乾杯の時、司会の人に「披露式は以上になります」と言われちゃったしな。
未だ会食と言い張ってるのはオレくらいなモンです。

元々会食のつもりだったので、祝辞関係は一切誰にも頼んでいなかったタメ、
自分がウエルカムスピーチをする。
が、司会者にうながされるまで、頭の中が真っ白で
自分で決めたウエルカムスピーチの順番を、わたくし、失念してました。
この時、心から「プロの司会者頼んでおいて良かった〜」と。
当初の予定だと司会者を頼まず(会食のつもりだったから)に、
オレが会食の進行をするつもりだったんですよ。
結果論から言って、ソレは無理でしたね。
あんなに頭からいろんな事が飛んでしまうとは!(笑)
我ながらびっくりです。
自分がこんなに使えないとはね。
あ、ちなみにスピーチに関しては書いた原稿を読み上げてたダケなので、ちゃんとこなしましたから御安心を。

実は披露宴化してしまう事で、一番気にしたのは時間なんですよ。
とにかく元々会食のつもりだったので、式次第にイベントを用意して無いんですね。
祝辞も無ければ余興も無い。
だらだらした「御歓談ください状態」が延々と続いてもはたして許されるのだろうか?
会食ならば、むしろ常に「御歓談ください状態」で当たり前なワケですが、
披露宴となっちゃうと、間延びした時間て許されるのどうなの?
ヒトの結婚式に、ろくすっぽ出た事も無いので、
そこら辺の事がホントにまったく解らないのですよ、あたしゃ。

が、それも杞憂に終わりました。
そこが「プロの司会者頼んでおいて良かった〜」な部分。
事前の打ち合わせで、
ベースの進行表はこちらで作ったモノの、
「基本、進行に関してはおまかせします。
盛り上げていただけるのならば、
そちらの判断で色々とやっていただいてかまいません」
とお願いしてた事もあり、
披露宴全体が冗長な感じにはならずに、凄くイイ感じに盛り上げていただけました。
予定になんか無かった「ファーストバイト」(アレですよ、アレ、二人でアーンってし合うヤツ)もさせられてしまいましたしね!(笑)

紋付き&白無垢から平服(簡易礼服)&ミニドレスにお色直しをし(この辺りが如何に金を掛けずに会食で済ませようとしてた証(笑))、
来賓の皆様からテーブルスピーチを戴くと(この辺りも正式に祝辞をお願いしていなかったので、場当たりで済ませようとしてた証(笑))、
気にしてた以上に意外と時間も押し気味になり、
むしろ予定してたドリンクサービス(各人から戴いたテーブルスピーチのお礼に、二人でお酒を注ぎに回るという予定)が端折られる。
というくらい、間が持ちました。
良かった〜。

最後に新婦から両親への手紙朗読(司会者が代読)と、新郎新婦から両家両親への花束贈呈。
この時、会場の灯が落ちてスポットライトが当る。とかあったワケですが、
そんな演出、全然聞いてませんでしたよ?
打ち合わせで、そんな話ヒトコトも出なかったのに。
びっくりしました。
なんせ「会食のつもり」でしたから(笑)。
式場の披露宴フォーマットに、そういうのがあるんでしょうね。

で、新郎父と新郎の謝辞でお開きとなるワケなのですが、
ウチの親父、謝辞の時に泣いちゃいまして、謝辞の原稿が読めないでやんの。
うーん、息子の親でも、泣いちゃうモンなんだなぁ。
新婦の父とかなら、泣くのはわかるんですが。
まぁ、なんだかありがたいですね。

てな感じで、何とか事なきを得まして、結婚式及び披露宴、目出度く終了いたしました。
終わった〜!


追伸
司会の方には本当に助けられました。
とても明るく楽しい良い司会をしていただけました。
感謝しきりです。
司会の方は本業は役者さんで、お名前を
保谷果菜子さんと言います。(もらった名刺は本名だったので名前違ったケド)
どこかで見かける事がありましたら、皆さんよろしくお願いします。

あと、披露宴の写真見てて思うんだけど、
オレって、TBSの安住紳一郎アナに似てるなぁ。