『オースダイン』と『マインザーグ』2009年07月10日 16時53分58秒

週刊少年サンデーと週刊少年マガジンの50周年コラボ企画。
マガジンZやその関係のサイトで展開されていた、「ヒーロークロスライン」からのスピンオフ企画で、
漫画家村枝賢一氏が、サンデー&マガジン各作家がデザインしたヒーローを「ヒーロークロスライン」の世界観「オルタレイション・ワールド」の舞台にブチ込んだ短編マンガ。
タイトルは
サンデーでは『オースダイン』(AUSDYN)
マガジンでは『マインザーグ』(MINEZAAG)
(共にそれぞれの雑誌名のアナグラム)

こういうのは好きです。もっとちゃんと長編として描いて欲しいくらい。
(でもそーすると『仮面ライダーSPIRITS』がおろそかになってしまいそうだからいいです(笑))
共に今週発売の23号で、まだ買えるから買って無いヒトは今の内に買いましょう!
両方買わないと話が見えて来ない部分がありますよ。
短編1話だけなのでストーリーを詰め込み過ぎている上に、
『オースダイン』と『マインザーグ』でパラレルに補完しあってる組み立てになってますから。
片方だけだともったいないです。

てか、この手の普通のヒーロー物を、もっと少年マンガ誌は普通に掲載すべきだと思う。
てか、してください。
そーゆー方が普通に楽しくマンガが読めるのになぁ。
最近読むのが辛いマンガが多すぎて。

この『オースダイン』『マインザーグ』は、ちゃんと描こうとすると膨大になりすぎるストーリーを強引に2本の短編に押し込んでいるので、イイトコ取り的な、シーンを繋ぐだけのブツ切りの演出になってしまわざるを得ないワケですが、
この演出って『真マジンガー衝撃Z編』の第一話と同じ作りなんじゃないかと思うのですよ。
『真マジンガー』の第一話を観て「なんだかワケわんねーからつまらん」と言ってる人達って、このマンガを見ても同じような評価をしちゃうんですかね?
だとしたらバカだとしか言いようが。