奥さんがとある方のファンになりまして（翻訳編） ― 2013年04月10日 17時43分57秒
許可もらったので、4月1日の日記の翻訳編です。
ウチの奥さんは本来非オタなのですが、何を思ったか、最近突然声優の曽我部和恭（和行）さん（以下ガベさん）のファンになりまして。
「声優さんの曽我部さんって知ってる？」なんてコト言われた日には、いったい誰に向かってモノを言ってるんだと。
私も当然ガベさん関連の作品群なら少しは持っていたりするものですから、
「何をおっしゃいますやら」と面白がって
「ああ、ソレなら『スパロボ』立ち上げれば『ボルテスV』の峰一平のボイスが聴ける」とか
「『ガンダム』のワッケイン司令は観とかないと話にならない」とか
「『クラッシャージョウ』の劇場版全編には敵役のキリーが」とか
「『ゲッターロボG』の牛餓鬼の回」とか
ゲームやDVDを次から次へとポイポイッと見せまくっていたら。
ガベさんが参加していたバンド「＜スラップスティック＞が聴きたい」とか言いだしやがりまして。
「てか元々はそっちが興味持った切っ掛け」とか言いだしやがりまして。
それは私にとって中二病が故に30年以上封印していた案件だったりもするので、何とも痛痒くて身悶えしまくりです（笑）。
＜スラップスティック＞の構成メンバーは以下の通り。
（入れ替わりありますが基本5人編成）
野島昭生（サイドギター→ベース）
曽我部和行（後に曽我部和恭と改名）（リードギター）
古川登志夫（サイドギター）
古谷徹（ドラム）
三ツ矢雄二（キーボード）1979〜1984年、2007年
神谷明（初期ベース→脱退）
鈴置洋孝（キーボード）1984〜1986年
そう、超有名声優さんがその昔に組んでいたバンドユニットなのです。
や、確かに＜スラップスティック＞のアルバムを1枚だけ中学生の頃に買ったコトがあるのですが、当時、音楽のコトとか全然よくわからず（自分の音楽の趣味の方向性さえわからず）に「声優さんがバンド組んで歌ってるらしい」ってだけで、アニメファン（まだオタクという言葉は無かった）丸出しでひょいっと買ってしまったのですよ。
んで、それが気に入れば問題無かったのでしょうけど、時代は80年代に突入してフォークからロックへの時代。当方生意気盛りの中学生。
そして買ったアルバムは『GS伝説』というタイトルからもわかるように60年代グループサウンズを狙った懐古的曲構成。
今なら好みの幅も広がったのでまた違う解釈も出来たと思うのですが、当時の感想は
「うわっ、古くせぇ」
でした。
仕方ないんですけどね。
グループサウンズがコンセプトなんで古い感じなのは仕方ないんですよ。
でも当時の私、正直グループサウンズが何なのかもわかっていなかったくらい、音楽には疎かったので。
そもそも『GS伝説』の「GSって何？」ってなほど無知でした。
この時代、テレビから流れるアニソンもいわゆる旧来のこどもまんが的なアニソンではなく、『うる星やつら』『銀河旋風ブライガー』『六神合体ゴッドマーズ』とメジャーな音楽シーンにも対抗出来るほどのポップでロックな楽曲が登場する激動の時代でしたから、正直グループサウンズコンセプトでは、当時の自分にはとてもダサイものに感じられてしまったのですよ。
そして何と言ってもアニメファンである負い目。
「アニメファンはこんなダサイ曲聴いてんだ〜？」
という自分を責める見えない電波が、そこかしこから刺さって来るワケです。いやほら中二病な自意識過剰な時期ですし。
速攻で封印しました（笑）。
（＜スラップスティック＞を悪く言う話ではないので念のため。
あくまで当時の私にとってこのアルバムがいかにして地雷と化したか。という話なので。
当たり前ですけど私、今でもメンバーの方々の大ファンですから。
＜スラップ＞で言えばその後の『1000年女王』のイメージソングの『星空のメッセージ』
http://www.youtube.com/watch?v=iTd9w9ugp2I
なんか、かなり好きな曲です。こんな感じでアルバム作ってくれればよかったのに。と当時思った）
と、速攻で封印したハズなんですが、奥さんに「＜スラップスティック＞が聴きたい」と言われ、カセットテープの山を掘り出してみたところ、なんとダビングしたテープを30年振りに発見！！
オタクって怖いですね（笑）。何でも出てきますよ。
が、さすが封印した過去の遺物なだけあって、A面は井上大輔のラジオ番組にチェッカーズがゲスト出演した回のエアチェックでまるまる上書きされていました。扱いがぞんざいです。
ツメ折って上書き不可にしてあったのに、穴をふさぐようにセロテープ貼って上書きしてました。
忘れたかったんですかねぇ、当時の私（笑）。
B面は問題無く残ってたので、奥さんに聴かせたたら、それだけでも喜んでました。
いやー、まさか30年後にこのテープを聴くコトになるとは。
こんな人生アリですか？ 不思議なものです。
で、30年振りに聴いた私の感想はと言うと。
やっぱ、もう気恥ずかしさが私の中に刷り込まれてしまっているので、ダメですわー。
恥ずかし過ぎて聴けない。
以前、最近CDでコンプリートしなおした『超人ロック』のアルバムが恥ずかしくて聴けない。とか言いましたが、そんなの比ではないくらい聴くのが恥ずかしいです。
ちなみに『GS伝説』B面6曲目の『ポッピング・セブンティーン』は今でもソラで歌えましたヨ（笑）。
（テープでは消えてしまったけどA面の『ロリータ』も歌える……あれ？ 速攻で封印したんじゃ？（笑））
てな所で、ようやく話が戻せます。
でもガベさんはもう既に故人というコトもあり、今からガベさん関連の作品群を本気で揃えようとすると、ホントもう修羅の道に足を踏み入れるコトになりそうで、ひとごとながら大変だなぁ。と思う次第。
簡単に調べてみたところ、
●＜スラップスティック＞のアルバムは一応CD化されているとは言え、2006年3月にCD12枚＆ライブDVD1枚のBOXセットの初回生産限定版しかない。（当然もう生産されておらず、メーカー在庫無し）
●ガベさんがバンコラン役をやってる『パタリロ！』の、音楽集等のレコードは何枚も出ているけど、CDとして出ているのは1997年に発売の1枚しかない。
●てか、ガベさんのソロアルバムはCD化すらされてない。
……とかとか。
（てか新田パタイチローさんのパタリロコミックイメージアルバムも過去1度もCD化されて無かったんですね。知らなかった……じゃぁ、オレが新田さんの『エリア88』のCD買いそろえられてるのって奇跡なんじゃん）
いやぁ、ホント蒐集出来るのか？ こんなレアアイテムばかり。
ぶっちゃけyoutubeとかニコ動とかで我慢してた方が早いし色々見つかりますよ？
と、自分のコトは棚に上げてそーゆーコトを言う私。
皆さんも何かガベさん情報をお持ちでしたら、奥さんに教えてあげてください。
喜ぶと思うので。（私あてでもいいです）
あ、最後に「私の名誉」のためにも言っておきますが。
奥さんがガベさんのファンになったのは、まったく私のあずかり知らぬ所でのコトですので。
ソコに私の作為はありません（笑）。
私が奥さんをオタに染めたとか言われても、本当に濡れ衣ですから。
てか、初めてガベさんの名前を奥さんの口から聞いた時、
「突然何言い出すのこのヒト！？」とびっくりしたくらいなので。
ウチの奥さんは本来非オタなのですが、何を思ったか、最近突然声優の曽我部和恭（和行）さん（以下ガベさん）のファンになりまして。
「声優さんの曽我部さんって知ってる？」なんてコト言われた日には、いったい誰に向かってモノを言ってるんだと。
私も当然ガベさん関連の作品群なら少しは持っていたりするものですから、
「何をおっしゃいますやら」と面白がって
「ああ、ソレなら『スパロボ』立ち上げれば『ボルテスV』の峰一平のボイスが聴ける」とか
「『ガンダム』のワッケイン司令は観とかないと話にならない」とか
「『クラッシャージョウ』の劇場版全編には敵役のキリーが」とか
「『ゲッターロボG』の牛餓鬼の回」とか
ゲームやDVDを次から次へとポイポイッと見せまくっていたら。
ガベさんが参加していたバンド「＜スラップスティック＞が聴きたい」とか言いだしやがりまして。
「てか元々はそっちが興味持った切っ掛け」とか言いだしやがりまして。
それは私にとって中二病が故に30年以上封印していた案件だったりもするので、何とも痛痒くて身悶えしまくりです（笑）。
＜スラップスティック＞の構成メンバーは以下の通り。
（入れ替わりありますが基本5人編成）
野島昭生（サイドギター→ベース）
曽我部和行（後に曽我部和恭と改名）（リードギター）
古川登志夫（サイドギター）
古谷徹（ドラム）
三ツ矢雄二（キーボード）1979〜1984年、2007年
神谷明（初期ベース→脱退）
鈴置洋孝（キーボード）1984〜1986年
そう、超有名声優さんがその昔に組んでいたバンドユニットなのです。
や、確かに＜スラップスティック＞のアルバムを1枚だけ中学生の頃に買ったコトがあるのですが、当時、音楽のコトとか全然よくわからず（自分の音楽の趣味の方向性さえわからず）に「声優さんがバンド組んで歌ってるらしい」ってだけで、アニメファン（まだオタクという言葉は無かった）丸出しでひょいっと買ってしまったのですよ。
んで、それが気に入れば問題無かったのでしょうけど、時代は80年代に突入してフォークからロックへの時代。当方生意気盛りの中学生。
そして買ったアルバムは『GS伝説』というタイトルからもわかるように60年代グループサウンズを狙った懐古的曲構成。
今なら好みの幅も広がったのでまた違う解釈も出来たと思うのですが、当時の感想は
「うわっ、古くせぇ」
でした。
仕方ないんですけどね。
グループサウンズがコンセプトなんで古い感じなのは仕方ないんですよ。
でも当時の私、正直グループサウンズが何なのかもわかっていなかったくらい、音楽には疎かったので。
そもそも『GS伝説』の「GSって何？」ってなほど無知でした。
この時代、テレビから流れるアニソンもいわゆる旧来のこどもまんが的なアニソンではなく、『うる星やつら』『銀河旋風ブライガー』『六神合体ゴッドマーズ』とメジャーな音楽シーンにも対抗出来るほどのポップでロックな楽曲が登場する激動の時代でしたから、正直グループサウンズコンセプトでは、当時の自分にはとてもダサイものに感じられてしまったのですよ。
そして何と言ってもアニメファンである負い目。
「アニメファンはこんなダサイ曲聴いてんだ〜？」
という自分を責める見えない電波が、そこかしこから刺さって来るワケです。いやほら中二病な自意識過剰な時期ですし。
速攻で封印しました（笑）。
（＜スラップスティック＞を悪く言う話ではないので念のため。
あくまで当時の私にとってこのアルバムがいかにして地雷と化したか。という話なので。
当たり前ですけど私、今でもメンバーの方々の大ファンですから。
＜スラップ＞で言えばその後の『1000年女王』のイメージソングの『星空のメッセージ』
http://www.youtube.com/watch?v=iTd9w9ugp2I
なんか、かなり好きな曲です。こんな感じでアルバム作ってくれればよかったのに。と当時思った）
と、速攻で封印したハズなんですが、奥さんに「＜スラップスティック＞が聴きたい」と言われ、カセットテープの山を掘り出してみたところ、なんとダビングしたテープを30年振りに発見！！
オタクって怖いですね（笑）。何でも出てきますよ。
が、さすが封印した過去の遺物なだけあって、A面は井上大輔のラジオ番組にチェッカーズがゲスト出演した回のエアチェックでまるまる上書きされていました。扱いがぞんざいです。
ツメ折って上書き不可にしてあったのに、穴をふさぐようにセロテープ貼って上書きしてました。
忘れたかったんですかねぇ、当時の私（笑）。
B面は問題無く残ってたので、奥さんに聴かせたたら、それだけでも喜んでました。
いやー、まさか30年後にこのテープを聴くコトになるとは。
こんな人生アリですか？ 不思議なものです。
で、30年振りに聴いた私の感想はと言うと。
やっぱ、もう気恥ずかしさが私の中に刷り込まれてしまっているので、ダメですわー。
恥ずかし過ぎて聴けない。
以前、最近CDでコンプリートしなおした『超人ロック』のアルバムが恥ずかしくて聴けない。とか言いましたが、そんなの比ではないくらい聴くのが恥ずかしいです。
ちなみに『GS伝説』B面6曲目の『ポッピング・セブンティーン』は今でもソラで歌えましたヨ（笑）。
（テープでは消えてしまったけどA面の『ロリータ』も歌える……あれ？ 速攻で封印したんじゃ？（笑））
てな所で、ようやく話が戻せます。
でもガベさんはもう既に故人というコトもあり、今からガベさん関連の作品群を本気で揃えようとすると、ホントもう修羅の道に足を踏み入れるコトになりそうで、ひとごとながら大変だなぁ。と思う次第。
簡単に調べてみたところ、
●＜スラップスティック＞のアルバムは一応CD化されているとは言え、2006年3月にCD12枚＆ライブDVD1枚のBOXセットの初回生産限定版しかない。（当然もう生産されておらず、メーカー在庫無し）
●ガベさんがバンコラン役をやってる『パタリロ！』の、音楽集等のレコードは何枚も出ているけど、CDとして出ているのは1997年に発売の1枚しかない。
●てか、ガベさんのソロアルバムはCD化すらされてない。
……とかとか。
（てか新田パタイチローさんのパタリロコミックイメージアルバムも過去1度もCD化されて無かったんですね。知らなかった……じゃぁ、オレが新田さんの『エリア88』のCD買いそろえられてるのって奇跡なんじゃん）
いやぁ、ホント蒐集出来るのか？ こんなレアアイテムばかり。
ぶっちゃけyoutubeとかニコ動とかで我慢してた方が早いし色々見つかりますよ？
と、自分のコトは棚に上げてそーゆーコトを言う私。
皆さんも何かガベさん情報をお持ちでしたら、奥さんに教えてあげてください。
喜ぶと思うので。（私あてでもいいです）
あ、最後に「私の名誉」のためにも言っておきますが。
奥さんがガベさんのファンになったのは、まったく私のあずかり知らぬ所でのコトですので。
ソコに私の作為はありません（笑）。
私が奥さんをオタに染めたとか言われても、本当に濡れ衣ですから。
てか、初めてガベさんの名前を奥さんの口から聞いた時、
「突然何言い出すのこのヒト！？」とびっくりしたくらいなので。
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