『ダムA』の『閃ハサ』付録2021年06月27日 17時26分55秒

『閃光のハサウェイ』の映画パンフレットがあまりにも専門的でスタイリッシュ過ぎたので、付録目的で『月刊ガンダムエース8月号』買った。
そうそう、この程度のものが欲しかったのよ。『ダムA』買ったの久し振り。
付録の公式ブックレットは、正確にはもう少しだけ対象年齢層を上げて欲しかったが、それはまぁ言いますまい(言ってる)。
長谷川裕一の『クロスボーン・ガンダムX-11』の新連載第1話も載ってたので「買い」的には文句無し。
……だけど、何で私は『ダムA』を常に買わないのか、今回買ってみてわかった。
自分の性癖をあらわにした同人誌を読んでるみたいな気恥ずかしさがあるからだ。
多分各個の作品単独でならそれぞれ楽しく読めると思うのだけど、こうまとまってしまうと、何とも……
とは言え掲載誌が存在しないと連載も無くなってしまうので『クロボンX-11』が終わるまでは、いやさらにその次回作が載るためにも、ぜひ息の長い雑誌であってください。

『閃光のハサウェイ』観てきました2021年06月24日 01時13分47秒

『閃光のハサウェイ』観てきました。
すげー良かった!劇場で観るべき作品!!
やっぱアレですね、コロナ自粛やなんやらで精神的に追い詰められてたのが『閃ハサ』観に行って凄くよくわかりました。
とにかく外に出て、映画観に行くとか、ライブ観に行くとか、大事! 
抑圧されてたものが開放された感あります。
コロナで三度も上映延期させられた『閃ハサ』で意趣返しが出来たというのも、なかなかに爽快じゃありませんか!

『閃光のハサウェイ』感想。ネタバレはしてないつもり。
富野信者の私が言うのも何ですが、『閃ハサ』は富野監督が監督しなくてよかったと思う。
多分ファースト『ガンダム』を観て好きになった人の大半が思ったであろう「オレ(わたし)の観たいもっと本当にリアルな富野ガンダム作品」がここにあります(←私の主観です)。
富野監督だったら、絶対こんな風には撮ってくれないもん。
もっとこう、演劇的(舞台的では無い)な方向での生々しい客観性を持った演出になると思う(ぶっちゃけ『Gのレコンギスタ』のことを言ってると思ってください/『Gレコ』大好きですよ)。
『閃ハサ』の村瀬修功監督はその辺りをクールに現代風に演出しているので割り切り方がいい。
(クールさの方向性的には神山健治監督の『攻殻機動隊』とかの方向)
でも原作は富野由悠季が手がける小説なので、富野の幅から外れることが無いという安心感。というか富野の幅から外れない作りの安心感。
いや、良かったです。
劇場用オリジナル作品という意味でも、三部作全部、劇場で観たくなりました。

内容の感想を言えば、ギギが良かった。
個人的にはクエスの不思議ちゃんの描き方にあまり合点がいって無かったので、ギギのように描いてくれれば不思議ちゃんもわかりが良いのかと感心した。
(まぁクエスが描かれたのも33年前なので、そんな昔に不思議ちゃんを描こうとした着眼点こそ讃えるべきで)
あと、どこかで読んだ感想で「ハサウェイも食べ歩きしてくれればよかったのに」とあって、あのシーンは私も観ててそう思ったけど、ハサウェイは菜食主義者なのでは?と思えるカットもあったので(ハサとギギとケネスが食堂に居たシーンでハサウェイはサラダだけしか食べてなかったような……あれ?でも爆撃の晩を一人で食べてた時は色んなおかずも食べてたっけ?)、その神経質さを表現するためにもあえて食べ歩きをさせなかったのだろうなぁと思いました。

『閃ハサ』は小説が出た当時に読んで、内容をほぼ忘れていましたが、こうして映画を観ると思い出すものだなぁ。1回観ただけでストーリーがちゃんと理解出来ました。ガンダムなのに(笑)。

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あと、その帰りに買ったもの色々。
・『超人ロックー新世界戦隊ー』DVD
これでようやく超人ロックのDVDコンプリート。
でもDVDの劇場版『超人ロック』は画質がクソ過ぎるので、Blu-rayで買い直そうかなぁ。

・『世良公則&ツイストベスト』
これは未入手のQ盤の『MASANORI SERA』や『I am』からの曲が数曲だけ入ってたので泣く泣く買う。
だって『I am』はまだしもQ盤の『MASANORI SERA』なんてもう買える気がしないんだもん。

・悠木碧の『ボイスサンプル』
ファーストアルバムなのかな?気になっていたので買ってみた。

備忘録9.25_「画業50年“突破”記念 永井GO展」観てきた。2019年09月28日 21時53分50秒

日記ネタが前後しますが、備忘録です。
9月25日に「画業50年“突破”記念 永井GO展」観てきました。

20日に内視鏡検査でポリープ取ったので、その後2週間くらいは「運動しちゃダメ」とか「海外旅行しちゃダメ」とか言われてるのでおとなしくしていなきゃいけないのですが、この日を逃すと行けないような気がして、体調自体もイマイチながら行ってきました「永井GO展」。
やっぱ行って良かったです!
 
『手天童子』の2色原稿が思いのほか綺麗で感動。
個人的に好きな永井豪の絵の時代は、迫力ならKC版『デビルマン』4巻辺り、完成度的には『手天童子』の頃なので、その時代の原画が見れたのが特に嬉しかったですね。
『マジンガーZ』や『デビルマン』で顕著ですが、初掲載誌では無い別の出版社から単行本が刊行される度にマジンガーの顔や飛鳥了の顔が描き直されてしまうその現物が見れてしまった(『デビルマン』はジンメンのくだりの展示だったので、その手の修正原稿はありませんでしたが)のもまた色んな意味で衝撃でした。
マジンガーの顔の修正は切り貼りがメインでしたが『えん魔くん』の顔とか、ホワイトで白塗りに塗りつぶした上にそのまま描き込んでしまうのかー。とか。
『思い出のK君』の原画が見れるとは思っていなかったので嬉しかったですね。
切り貼りネタだと「Kよおまえは神にも悪魔にもなれる! マシンの怪物マジンガーZが〜」の大ゴマではマジンガーの丸ハンドル部分のみが切り貼りで描き換えられてたんだけれど、前のページでは丸ハンドルのステーが2本だったのに描き換えられた丸ハンドルのステーが3本だったという……描き直したことで逆に間違えちゃったんだなと気付いて思わずニッコリ(笑)。

永井豪のカラー原稿は、多分ダイナミッププロの色んな方々が着彩されてると思うのだけど、着彩が風忍であろう物がやっぱ好きですね。
クレジットがあるわけでは無いので実際は本当にそうなのかはわからないですがマジンガーのイラストとか、それっぽいのが凄く好きです。
そういう意味では東京の「GO展」に描き下ろされた『群舞』のイラストは「着彩:風忍」と明記されているので「あ、やっぱこの彩色のタッチは好き」とそこから推察出来る切っ掛けにもなってありがたかったです。

あと、石川賢好きな私には、永井豪の原稿の中に「あ、この絵は石川賢!」とか見つけるとやはりとてつもなく嬉しいものがこみ上げてきますね。


こういう展示会行くと(置き場も無いのに)図録を買うのが慣例化してしまいましたが、今回は永井豪だし、コレクションキーホルダーも買ってみました。コレキーは明&美樹&了の絵のやつか手天童子の絵の物を狙ってたのだけれど、このマジンガーの絵は好きなので全然OKです!
(てか自分的に、より一層好みの絵が多かったので第2弾の方のを買いました。そういう意味で外れ無し)


てな感じで、展覧会自体は楽しめたのですが、元々体調がイマイチだった所に薄暗い展覧会会場内で目をこらして集中して絵を見続けたため、またしても眼精疲労系の頭痛が出てしまい次の日は頭痛で寝てました。

備忘録9.18_『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』観てきた。2019年09月28日 19時19分00秒

日記ネタが前後しますが、備忘録です。
9月18日にウチの奥さんと劇場版『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』観てきました。

京都アニメーションへの放火事件で奥さんが「京アニ」を知り、録画したまま私も未見だった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を2話ほど一緒に観たことで「今なら劇場で『外伝』やってるから観に行こうか」という話になり、行きました。

作品は、映像がとても美麗で演出がきめ細やかで、お話は泣けるけど微笑むことが出来る、とても良い作品でした。
エンドロール後に『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』制作決定の告知があった時には、いろんな意味でぐっときましたね。
「京アニ」には惜しみない拍手を贈りたいです。

『すかんぴんウォーク』観た。2019年08月27日 11時34分56秒

人に頼んで録画してもらった『すかんぴんウォーク』('84年2月)のDVDが届いたので、奥さんと一緒に25日(日曜日)に観る。
吉川晃司主演(デビュー作)。

何でDVDの録画を人に頼んでまで観たかったかというと、
この映画、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の併映だったので当時観てまして、吉川晃司より山田辰夫の印象の方が強かったんですよ。
私がまだ『狂い咲きサンダーロード』を観る前。
山田辰夫さんとのファーストコンタクトが『すかんぴんウォーク』だったんです。
なのにこれ、DVD化されて無いんですよね。
WOWWOWだかで放送されるということで、お願いして録画してもらいました。


そこそこ面白かった。
子供の頃は田舎で過ごしていたので、ライブハウスだとかディスコだとかの雰囲気がテレビ等の映像での知識しか無った私は
「山田辰夫さんの役って最後、ステージ上で演奏をバックに毒舌巻き散らかして語るだけの人になるけど(毒舌に対して客が大ウケ。みたいな)、あれって演出的にパンクロックを勘違いしたものだったのかな?」と思い込んでましたが、ストーリーを追って観たら、そんなことなかった。
衣装もパンクじゃ無かったし。
どっちかって言うと「ライブハウスでやるバンド付きのカンニング(竹山)」。
毒舌キャラになる切っ掛けもカンニングと一緒で、あまりの歌の下手さに客が貝塚吉夫(山田辰夫役)をいじり出しブーイング、スパゲティまで投げつけられ、客にに対してキレて怒声をあげる。
その時に、ブーイングとはいえ客をここまで熱狂させることが初めて出来た貝塚吉夫は、「てめーら最低だよ! でもオレにはそんなてめーらが必要なんだよ!」と客との共依存による高揚感を知り、自分が世間に対する毒舌を振りまき客がそれに罵声をあびせるという共犯関係をステージングに昇華させるという、カンニング竹山のブレイクを見るに、何とも時代を先取りしたものだった。
(当時から、そういったステージングをしたバンドもあったかも知れませんが。図式としてはやっぱりパンクと一緒かな?パンクとして描いていないだけで。
今の時代ならむしろパンクとして描いた方が記号的にはわかりやすいと思うけど、記号化したく無かったのかな?とも思える)

チンピラ役をやらせたら天下一品の山田辰夫さんなので、てっきり貝塚吉夫も記憶の中ではチンピラだと思い込んでいましたが、全然チンピラじゃ無かったです。
普通の「努力してるけど上手く行かない青年」だった。

色々と再確認出来て良かったです。
やっぱ山田辰夫さんは存在感、あるなぁ。


で、観終わったあとは仕事をする予定が、
奥さんのノートパソコンで観たせいか(DVDがblu-rayレコーダーでは認識しなかった)、その後眼精疲労で激しい頭痛に襲われ、夜中から朝にかけてぐるんぐるん目が回る状態になってしまい、月曜に慌てて耳鼻科に行く始末。
まぁ、医者に行く頃には8割くらい治まっているというありがちな状態でしたが。
丸1日半仕事になりませんでした。
仕事あるのにー。

『マッドマックス2』を観ました2019年08月27日 11時32分22秒

連勤54日目(この3ヶ月で休日3日)で、さすがに疲れが出て正味3時間くらいしか仕事の集中力が続かなかったため、24日(土)は夕食後は仕事を切り上げ奥さんと『マッドマックス2』を観ました。
それは20年前くらいに買ったDVD。しかも未開封新品(笑)。
当時、日本語字幕版が1800円くらいで安売りされてたので買ったはいいけど、なんか観る機会をずーっと逃していたのですが、20年越しにようやく封を開けましたよ!
「多分テレビで放映された時に観てるからいいやー。内容はなんか知ってるしー」的な理由でDVDを観てなかったのですが、実はもしかしたら『マッドマックス2』初見かも?とか思いつつ(テレビ放映時に観たと思ってるけど、思い返すとその確証が無い)。
そんな状態で、よく奥さん連れて『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(4作目)を観に行ったもんだなおい。
(運良く奥さんも『怒りのデス・ロード』を気に入ってくれたので、その後『マッドマックス』(1作目)は観せてます。)

DVDの『マッドマックス2』を観た感想ですが、もちろん過去に観てました。
ジャイロ・キャプテンやフェラル・キッドは普通に覚えてましたし。
ただ、観たのが昔過ぎるせいか、細かいところや何て言うか『マッドマックス』的雰囲気?をすっかり忘れてましたよ。
感想が「あー、なんだ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』って『マッドマックス2』の焼き直し(というかオーバーブーストかけたリメイク)だったのか(いや知ってたけど)」でしたから。
知識として知ってたけど、あらためて体感として理解した。という感じです。
あー、これは『怒りのデス・ロード』の評判がいいはずだ。
と、順番が逆になるような感想ですが、『マッドマックス2』面白かったです。

それに合わせて『怒りのデス・ロード』のパンフ読み直したり映画秘宝の『マッドマックスムービーズ』読み直したり。
『マッドマックスムービーズ』は『マッドマックス』映画観た後に読むと最高ですね。
すげー面白い。

さて実は『マッドマックス/サンダードーム』(3作目)も同じ頃に新品DVDを買っていて未だ未開封なのですが、もしかしたら20年越しの封が解かれるのももう時間の問題なのかも知れません。
はたして?

6.28 萬画家石ノ森章太郎展行ってきた。2019年07月01日 17時52分57秒

今回思い入れが深すぎて超長文です。

私は石ノ森章太郎が好きだ。(以下、時代に合わせ石森表記あり)
1976年(昭和51年)6月25日(初版発行日/実売日ではないかも)に『ゲッターロボG』の最終第3巻が出て次に買うマンガ単行本が無くなった小学校高学年の私は(いや内山まもるの『ひょうたん』は買ってたけど)「序盤は本が厚いし、単行本も10巻も続いているならきっと面白いだろう」と秋田書店サンデーコミックスの『サイボーグ009』第3巻を買ってみた。何故第3巻から買ったかと言うと「その中でも一番厚かった」から。
貧乏少年特有のそんな理由で買ったこの本が、面白かったのだ。
3巻と言えば「ベトナム編」。あと「黄金のライオン編」と「クビクロ編」。
ぶっちゃけ、小学校高学年にはワケわからん話だったのですが(だってベトナム編ってベトコン出てくるんですよ)、面白かった。
そしてこの時が、それまで仮面ライダーやゴレンジャーの「ただの原作者」だった石森章太郎が「漫画家」として自分の中で明確に分岐した瞬間だった。

でまぁ、その後は『009』を全巻揃えたり(含む『サイボーグ009 その世界』。当時で定価2,900円/「神々との戦い編」は当時単行本ではこれでしか読めなかった/私はいつ買ったんだろう……中三か高校生くらいなのかな?)、『仮面ライダー』『キカイダー』『イナズマン』『ロボット刑事』の原作マンガを揃えたりしたわけですが、やはり衝撃だったのはマンガで詩を描いてしまった『ジュン - 章太郎のファンタジーワールド』ですね。

その辺りの原画が見れるといいなー。と思い、世田谷文学館というそれなりに近場で「萬画家石ノ森章太郎展」がやってるというので観に行きました。

展覧会、石森先生の生原稿が見れて良かったです。
良かった……のですが、最近原画展に行きすぎてるせいか「生原稿だからこそ思う、おおっ! という感動」がイマイチ薄かったのが自分でも不思議。
何故だろうと色々考えたんですが、石森萬画の魅力はストーリー、コマ割、コマ内の構図、という全体を引いた時に見える「イメージ」が特段に魅力であって、それは「印刷されたものでも劣化されずに変わらず表現出来ているもの」だから。なのかなー? と考えてみたり。
実際石森先生のキャラ絵の主線のペンタッチってその作画スピードに違わず描き飛ばすくらいにラフなので、原画でみると結構荒いんですよね。それが勢いがあって小気味いい線だったりはするんですが。
印刷される時は縮小されるのでラフなタッチも縮小されるじゃないですか。なので仕上がりである「印刷後の状態こそが作品」という目線で描いているから、原画と印刷に差異が無く、感動がイマイチ薄かったんですかね?(もちろんスミベタのムラとはあるので原画と印刷に差異がまったく無いわけではありません。そういうことではない)
印刷状態と制作スピードまで計算して、ラフに描いていたということか? 
(カケアミとかは細かくて綺麗なのですが、ここはきっとアシさんが描かれたんだろうな。という目線で見てしまったのも理由のひとつかも?)
『仮面ライダー』の冒頭カラーから本郷がルリ子さんに緑川博士殺しを誤解されるまでの連ページの展示があったのですが、(おー、ココ切り貼りかーとかいう感動は置いといて)一番おおっ! と思ったとこって「くも男が初めてアップになるシーン」でしたから。それってコマ割や演出での感動なので、印刷物で受ける感動でも質は変わらないですよね。
(あー、でも数日経ったこの文章を2〜3度推敲してる今、反芻してみると冒頭カラーとか、原稿見れてすげー良かった! って思える!! 遅れて来る感動)

『サイボーグ009』の原画は「神々との戦い編」が多くて感激。美麗さ的には「エッダ編」とかの原稿も見たかった。
「神々との戦い編」の原稿見ての感想は「「神々との戦い編」ですら、まだ青エンピツ塗りで網点の製版指定してるのか」。
昔は61番とか基本的な網点模様はスクリーントーンを貼らずに青エンピツで塗って、製版屋に指定で網点を作ってもらっていたんですよ。スクリーントーンが無い時代の話ですね。
さすがに「神々との戦い編」になると網点以外の模様のスクリーントーンは貼られていますが、俗に言う「61番」とかだけは貼られずに青エンピツが塗られてました。
とは言え「神々との戦い編」って1969年(昭和44年)執筆なのか! それではまだそういう時代なのかも。
自分、『サイボーグ009』は執筆から10年後に読み始めているので、リアルタイム感覚が執筆年+10年なんですよね。(少年サンデーコミックス版である「ネオ・ブラックゴースト編」以降はリアルタイム)
てか1969年(昭和44年)に「神々との戦い編」描いてるって凄くね?
どこかで「時代的にも弟子の永井豪に影響されて石森も神と悪魔の戦いを描かざるを得なかった」みたいな言説を見かけたけど、『デビルマン』は1972年(昭和47年)なのでそれはまったくの嘘ですね。『魔王ダンテ』ですら1971年(昭和46年)だし。
「天使編」って「冒険王」1969年6月号で終わって「神々との戦い編」が「COM」1969年10月号で始まってるって3ヶ月しか間が空いてないのか! それも凄い話だ。
既述のように自分は「天使編」から「神々との戦い編」を読むまで4〜5年の間が空いているので、そんなにすぐ『009』が再開したとは思わなかった。

そして『ジュン』の原画!
石森原画で特に見たかったのは『009』の「神々との戦い編」と『ジュン』だったので、展示がストライク過ぎる。
行って良かった!
『ジュン』の原画を見てて、確か「『まんが研究会』では薄墨は不可(一般的にもまんが原稿に薄墨は不可/当時)」と言ってたような気がしたけど、バリバリ薄墨使ってるな! てかエンピツ線のままの原稿もありますよ!
さすが実験作品の『ジュン』。
展示されてた『ジュン』の原稿見てて、石森先生はやはり東北生まれなんだな。と思えた。
感受性のベースが「雪」なんですよね。雪の慕情を描くのが上手い。

あと、複製原画だったけど『幻魔大戦』の1巻のカバーイラストと『イナズマン』の連載第1回扉絵ってスケッチブックに描かれていたんですね! 原稿にスケッチブックのリング穴の切れ端があった。
(記憶のみで書いているので違うイラストだったらすみません)
また、石森先生の作業机を再現したスペースには「石ノ森なりきりグッズ」が置いてあったので、着けてみました(笑)。
最後に東日本大震災の石ノ森漫画館の被災から復興までの展示もあり、石ノ森キャラは震災にも消されることなく共に復興へと歩むシンボルたり得た様が伝わります。

「感動がイマイチ薄かった」なんて書き出ししてるけど、こんなに長々と書くなんて、あんた十二分に堪能してんじゃん! と改めて思うくらい、良い展覧会でした。
どれくらい良かったかと言うと「現在『幻魔大戦Rebirth』の単行本を買ってるし、『幻魔大戦』は単行本を田舎置きにしたままで手元にないから文庫本買うか!」と物販で買ってしまうくらい良かったです。
『009』スタンプラリーもやりましたよ。

『ガンダムOO』観終わった2019年04月22日 16時27分41秒

録画して溜まってた『ガンダム00』ようやく全話観た。面白かった。
一期を踏まえての二期の盛り上がりとか良かった。
これで現在までに放映されたテレビシリーズのガンダムは全部観たと思う(SD除く)。で思ったのが、宇宙世紀もの以外のガンダムって、結局『W』も『X』も『SEED』『SEED D』も『OO』も『AGE』も多かれ少なかれ結局ファーストの焼き直しなんですよね。なので『00』を観て「結局ツインドライブの拡散粒子使ってのニュータイプの共振の再現か」とか思うと「そういう解釈か」と評価する反面「またか」と思えて興も削がれる。
宇宙世紀でないガンダム作品をガンダム作品だと言い張るための方法論として「ファーストを踏まえないで何がガンダムか」は正しいとは思うのだけど、逆に呪縛になって、作品を閉じ込めてる気がする。
その点『仮面ライダー』は「仮面ライダーと名前の付いた等身大変身ヒーローはみんな仮面ライダー」と割り切ってしまったので、作劇が自由になった。まぁ、平成ライダーはライダーで容姿の突飛化とかの違う行き詰まりも見せているけれど。

多分自分が今後のガンダム作品に望むのは富野ガンダム(富野監督にはガンダムでない新作を作って欲しいけど)か、宇宙世紀ならば『0083』みたいなのか『クロスボーン鋼鉄の7人』以降のように作家性の強いもの、宇宙世紀でないなら『G』とか『鉄血』みたいにファーストの呪縛から離れてもガンダムと言い張れるガンダム。なのかな、と『00』を観終わって思いました。

『石川賢画集 Collected Paintings KEN』2019年01月29日 06時51分30秒

復刊ドットコムから出た『石川賢画集 Collected Paintings KEN』ようやく読みました。
買って一ヶ月以上放置してましたよ。ひー。

いやぶっちゃけ、値段が5832円もするじゃないですか、この本。
貧乏フリーグラフィックデザイナーとしては、そりゃもう死ぬ思いで買ったんですよ。
だって、1999年にムービックから出た『闘神』『邪神』『魔神』の全3巻の『石川賢画集』は持ってるし、未収録イラストの掲載もあるとは言っても、内容もどうせほぼかぶってるんだろ? とか吐きそうになるほど悩みながら。
実際の所、掲載イラストのかぶりはかなり多いですが、それでも買って良かったです。
「1ページにイラスト1枚(もしくは見開きで1枚)」の割り切った誌面構成がね、とてもいいんですよ。
A4サイズの誌面に掲載されてるから全ての絵が大きいんです。
画集によくある「1ページの4分の1サイズで掲載されてるこの絵こそオレは大きく見たいのにー!」というストレスが無い!
当然その分掲載点数は減るんですが、そういうのはほら、ムービックの画集の方で見れますから(笑)。
絵がでかく見れるの重要。
上製本なのでノド割れを気にせず見開きを広く開けるのもいい。
ノドの食い込み無いし。絵が全部見れる。
中面の紙も厚いので、発色が良くキレイです。

内容では、角川書店 YAMATO COMICS スペシャル版 『魔界転生』上巻のカバーイラスト!
2000年3月に青山GoFaでやった石川賢原画展でこの現物を観てるんですが、これ、多分片ページの扉絵1枚として描かれたものを、見開きの絵にするために(カバーの表裏1枚つなぎの絵にするために)、倍以上の大きさの紙の片側に貼り付けて見開き用に描き足してあるんですよ。
「カバーデザインを表裏1枚つなぎの絵にしましょう!」
「えー、表1面だけだと思ってもうB4の原稿用紙に描いちゃってるよ」
「そこを何とか!」
「困ったなぁ、メチャクチャ出来がいい仕上がりなんだよな……いいや、B2ヨコイチの紙に貼って描き足すか!」
編集と石川賢のそんな会話が聞こえて来そうな、すげー生々しい原画だったんです。
それでいて完成があの絵ですよ。そりゃもう衝撃を受けました。
その切り貼り感が、画集『魔神』とは比べものにならないくらい、かなり再現出来てます、この画集。
これだけでも買い!

ただ不満が2つほどありまして。
初出表記が無い。
やっぱこんな画集買うマニアにしてみれば、何年に何処で描かれているのかって、スゲー重要じゃん。
なんで初出を載せてくれないの?
もう1つは全面タチオトシ掲載のイラストに、ノンブルやノンブル横の作品名がイキになってるところ。
えー、ここはイラストのみにして、普通トルでしょ。
「邪神」のイラストのトコなんかキャラの顔のすぐ横まで文字来てるし。
多分作品紹介にも繋がってるからトレなかったんだろうけど、初出一覧を別口で作っていれば問題無くトレたのに。

そこを除けば、概ね満足出来る、マニア必携の本だと思います。
絶版になって中古で1万円超える値段になってから慌てないためにも、今買っておきましょう。
今なら買えます!
(ググったら画集『闘神』は6300円、『邪神』は7800円、『魔神』は8405円ですよ。元値2400円なのに)

10月27日 熱海怪獣映画祭2018年10月28日 23時50分24秒

そして10月27日は熱海怪獣映画祭に行ってきました。
(ようやく日記が日付に追いついた)

熱海で生まれた者としては、こんな映画祭があるなら応援するしかないでしょ。とクラウドファンディングにも出資してまして、行ってきましたよ!
のぼりまで作ってて、スタッフさんが頑張っているのがよくわかりました。
受付で受け取ったパンフレットもデザインまでちゃんとしてて、こりゃぁ私の出る幕ないなと(笑)。

単純に『ガメラ2』が面白かったってのもあるけど。トークショーも走り過ぎる樋口真嗣監督が良かった(笑)。その暴走っぷりに乗っかったり誘導したりと冷静な口調の伊藤和典さんの掛け合いが絶妙で、お二人のトークを延々と聞いてるだけでも元が取れるような気分。
撮影時に着用した介護用おむつネタとか「そう言えばここで初めて話すけど」とか言ってましたけど、初出話というのは本当ですかね?事情通の皆さん。
伊藤さんは「それ初耳」と言ってましたが。

やぁ、とても良いイベントでした。

『ガメラ2』久しぶりに観たけど、平成ガメラでやっぱ一番好きだわ。
水野美紀が凄くいい。
関係ないけど水野美紀さんがストIIの春麗のコスプレした写真を見て「この人こそ理想の春麗」と見惚れてからのファンです。
『シンゴジ』の自衛隊演出のベースはこの辺りですよね。
観てて「これ『ジンゴジ』じゃん。もうこの時点でやってるよ」とあらためて思った。
そして風呂場のカットで飲みかけの牛乳瓶を隣の子の胸に当てて「まずは君がおちつけ」(言いません)

ちょっとびっくりしたのが本編序盤のいきなりのCGとか、セットのパソコン画面の演出とか。
当時リアルにやろうしてた分だけリアルな時代差を感じ、凄く古くさく感じた。
それ以外の自衛隊装備とかは全然古く見えないのに。
これが松本零士メーターとか、下手したら博士が読むピコピコするコンピューターが吐き出すパンチテープとかの方がむしろSFを感じて違和感無く思えたかも。とすら思えるくらい。
win95の時代ってもうあんなに過去なんですね。
まぁ、そーゆー違和感さっ引いても『ガメラ2』はめちゃくちゃ面白いのですが。

お土産は「てのの怪獣まんじゅう」と開田裕治さんのポストカード。開田さんにはサインをしてもらいました。

今回、またしてもいい席でした。
私の顔をご存知の方は集合写真から探してみてください(笑)。
https://twitter.com/Ito_Kazunori/status/1056380116530454528


熱海の坂を徒歩で降りてのぼったら全身が疲労コンパイルです。
そして熱海のお土産、熱海プリン。
そんなの知らないぞ。
元熱海市民には聞いたコトも無いような、知らない熱海名物が次々に生まれていますよ?