『ヨシヒコ』と『割れチョコ』2011年09月18日 11時50分52秒

私はTVドラマをほとんど観ないんだが、ここんとこ珍しく毎週観てるのが『勇者ヨシヒコと魔王の城』。
一言で言うと、低予算ドラゴンクエストモドキコメディドラマ。
くだらなくて面白いのでぜひ皆さん観てください……と言いつつ、来週がもう最終回なのですが(笑)。
で、ラス前の回の今回を観てたトコロ、
もうどーしてもツッコミたいコトがひとつ!
「それはそれ! これはこれ!」をココで使うか福田ぁ!!(←あえて呼び捨て/島本ファン的には/このドラマの監督・脚本は福田 雄一氏)
いやぁ、このセリフが好きなのはわかりますけどね。
で、確かにその瞬間私も笑いましたけどね。
あんまり使い回しは良くないんじゃないかなー。と。
元々が自分のオリジナルじゃないんだし。
と、島本和彦ファンの私はそう思いました。
何の話か知りたい人はぜひ、映画『逆境ナイン』(脚本:福田 雄一)を観るか、その原作漫画の『逆境ナイン』(島本和彦・著)を読んでみてください。

ところで、関東圏では『勇者ヨシヒコと魔王の城』を観たままのチャンネルで放置しておくと、その後に『シロウト名鑑』という番組が始まります。
この番組は宮藤官九郎と細川徹が進行役で進む
「ギャランティの発生しない いい感じの「シロウト」を探してタレント名鑑ならぬシロウト名鑑を作ろう、という趣旨で、毎回テーマに沿ったシロウトを探して歩く番組。」
『ヨシヒコ』を観たついでにたまたま点けてて観たこの番組、めちゃ面白いです!
何が面白いかというと、「過去にアイドルオーディションに落ちたコトのあるシロウトをオーディションして結成された女性アイドルグループ『割れたチョコレート 』」の企画。
私はアイドルに昔からあまり興味が無くて、『ASAYAN』とか全然観て無かったんですが、ああ、『モーニング娘。』に入れ込んでいた人達はこんな風にアイドル成長物語として観ていたんだな。とあたかも追体験できたような気分になりましたよ!(笑)
や、大嘘なんですけどね。(でもちょっとは本当)
『ASAYAN』で『モー娘。』なら「つんく♂」とか有名大物プロデューサーがついて……というコトになるのでしょうが、ソコは『シロウト名鑑』。
『割れチョコ 』に付くプロデューサーはシロウト。
でもって、振り付け師もシロウト、衣装デザイナーもシロウト。
みーんなシロウトで構成されるアイドルユニットが『割れたチョコレート 』なのです。
やー、コレが観てて毎回大爆笑。
アイドルとしての番組収録よりもバイトを優先させ欠席したメンバー(←さすがシロウト)の代役に、とりあえず入れさせられた番組ADの阿部ちゃんが何故か握手会での人気投票で1位を取ってしまうとか、予想の斜め上を行く展開か多発。
独特な熱血反体制フォークロック風弾き語りが持ち味の斉藤竜明プロデューサーが提供した、『割れチョコ 』デビュー曲の『明日、必ず、バンディッツ』も、編曲がイイせいか(編曲は流石にプロの手によるものらしい)何故かちゃんとしたアイドルソングに聞こえてしまうというこの絶妙なバランス。

というワケで、『割れチョコ 』のPVを発見しましたココです↓
http://www.youtube.com/watch?v=zvzgf3A5I8c

うーん、でもコレだけ見た人に、いったいどれだけ『割れチョコ 』の魅力が伝わるというのだろうか?
あの番組内での流れから追わないと、この可笑しさは伝わんないよなー。
きっと当時の『モー娘。』ファンも「『ASAYAN』観ないと真の『モー娘。』の魅力はわからない!」とか言ってたんじゃないかなー。と、その気持ちの1000分の1程度は理解出来た気がします。
なので、皆さんぜひ『シロウト名鑑』も観てください。
んで、こっちも次回で最終回です。
……あれ?