●4.23 沖縄3日目その1 ― 2011年05月03日 00時28分12秒
朝起きると凄い雨。
3日目の予定は首里城及び那覇市街散策なので、どうしたものかと思う。
とりあえず昨日と同じにホテルでバイキングの朝食。
一息つきつつ荷物をまとめ、ホテル内の土産物屋でお土産を物色。
ホテル自体が大きいので土産物屋もそれなりで品数は十分。
ただモノによっては少し高いけどね。
でも結果論から言えばココでお土産をほぼ買い終えておいたことで、あっちだこっちだとお土産を買い回る必要が無くなったのため、その後のスケジュールに余裕が出来た事は正解。
ホテル内だから配送の手間もそれほど取られなかったし。
リムジンバスで那覇空港へ。
雨も段々小降りになって来て、市街散策に光明が。
大きい荷物を空港のコインロッカーに入れ、沖縄唯一の鉄道機関「ゆいレール」で首里城に向かう。
「ゆいレール」に乗ると、何と陽が差して来た。スゲーラッキー。
「ゆいレール」は市街地の真ん中を、建物で言えば3階からそれ以上の高さの位置を通るので、景色が抜群。乗る価値アリです。
1日乗車券を購入すれば「那覇空港」駅←→「首里」駅間の往復料金より安い上に、首里城の入場料も安くなるのでめっちゃオトク。
元々この日は食べ歩きを目論んでいたのと、ホテルのバイキングでたらふく食べたのであまりお腹が減らなかったというコトもあり、昼食は首里駅から首里城までの道中にあるJAストアで「ジューシー(沖縄風炊き込みごはん)のおにぎり」と「川平もち」を買い、そこら辺で食べるコトに。
が、途中にいい感じの公園とかが見当たらなかったので、結局首里城外壁の外辺りに腰掛け、おにぎりをパクつく。
風が強くて大変でした。
「川平もち」は甘さも程良くやたら伸びて美味かったです。
首里城は、入り方が悪かったらしく、いきなり迷子。
守礼門を裏からくぐり抜け、その先にある案内所を見付けたコトで巡回マップを手に入れ、ようやく正規巡回ルートを知る。
観光地でスタンプ押すのが好きな奥さんは、スタンプラリー用のマップを手に入れると喜び勇んで押し始めるも、コンプリート記念にステッカーがもらえる対象年齢が中学生までと途中で気付き、愕然とする。
「血を吐きながら続ける悲しいマラソンですよ」
そうつぶやくと、ステッカーのもらえないスタンプラリーを涙をこらえて続ける奥さん(笑)。
まぁそのお陰で見学ポイントを漏らすこと無く、くまなく回れたので有り難かったです。
個人的な感想だと、きらびやかさの衝撃度的には去年行った日光東照宮にはやはりインパクトとして敵わない部分が。
ただ、沖縄の歴史とか文化とかをちゃんと知らずに行ったので、興味を持って目線を変えれば、また違った深さがあるんだろうなと思えたコトは確か。
無知なままで行った事がちょっともったいなかったかも。
高台にあるので展望台から那覇市が見下ろせるのが気持ち良かったです。
時間との兼ね合いでスタンプラリーもあと1コか2コを残しフルコンプリートならず。
国際通りに向かうため「ゆいレール」で「牧志」駅に。
続く。
●4.23 沖縄3日目その2 ― 2011年05月03日 00時46分33秒
自分は沖縄のコトに疎いためまったく知らなかったのだが、国際通りは有名な繁華街。
JALの機内でもらった「ちゅらナビ」というクーポン誌を片手に「塩屋」というお店に入りソフトクリームをタダでもらう。(そういうクーポンがあった)
首里城で歩き疲れた身体には甘い物が何ともありがたい。
マイミクのメルモさんに「牧志公設市場」がオススメと言われていたので寄ってみる。
「牧志公設市場」
http://bit.ly/mBTWJu
ここはある意味雑多な普通の市場。
だから、海ぶどうが安い!!
衝動的に買いそうになるが、クーラーボックスとかを持ち歩いているワケでは無いので、持って帰れないから諦める。
2階にはこれまた雑多な食堂があり、昼飯として来たかったかな。という感じ。
スケジュール的にムリだったが。
(後日、たまたまテレビで山羊汁(ヒージャー汁)を食べるロケをココの食堂でやっているのを見る。山羊汁自体も知らなかったので逆に興味が湧いてしまった。山羊汁かぁ、知らずに行ってもったいねー)
ここでフト、趣味で畑やってる知人に「お土産に島とうがらしの種を買って来てくれ」と言われてたコトを思い出す。
観光で来てるので種屋になんかは行かんだろうと「無理」と断っていたが、もしかしたらこーゆートコなら売ってるかも?
と、種も置いてありそうな雑貨屋に入って聞いてみる。
「うちでは置いてないなぁ」
まぁ、自分が欲しいわけでも無いし、努力はしてみました的言い訳も見繕えたので、
「そうですか、ありがとうございます」と立ち去ろうとしたら、お店の人が何やら隣のお店のおばちゃんに種屋さんがどこかにないかと聞いて回り始めた。
いや別にそこまでして欲しいワケでもないから……と言い出す切っ掛けを失ったまま、立ち去るコトも出来ずにその場に居ると、伝言ゲーム的に話が伝わり3人目くらいのおばちゃんが心当たりがあったようで、
「この道をずーっと真っ直ぐ行った先で広い通りにぶつかるから、その先に種屋さんがあるよ」とのコト。
お礼を言って行こうとすると「もうすぐ閉まると思うから急いでね」と言われる。
その割には「そこにあるハズだから」と同じ話を繰り返され、なかなかその場を立ち去らしてもらえない(笑)。さすが、おばちゃんの気質はドコでも一緒だ。
で、その種屋さんは意外と遠く、歩いても歩いても見えて来ない。
実際は15分くらいだったのだろうが、知らない道を時間に急かされて探しながら歩くのは倍疲れる。
で、いざお店は……見つかりました!
が、島とうがらしは現地では苗で植えるため、商品として種は扱って無いのだという。
徒労に終わったものの、ちょっとしたハプニングイベントとしてはアリな出来事に「まぁ、面白かったねー、疲れたけど」と店を後にし、信号待ちをしていたら知らないおじさんに呼び止められる。
「あんた達、呼んでるよ」
は?
なんか種屋の店のおじさんが、自分達を呼んでるらしい。
ここでも伝言ゲーム的に呼び止められたワケだ。
何だろうとあわてて引き返すと、
「種は無いけど乾燥した実があったからあげる」
と言われた。
ああ、沖縄の人って、なんて親切なんだろう。
有り難く戴いて帰りました。
ただひとつ心残りは、信号待ちの時点で一段落したと思って気を抜いた時に、突然声を掛けられたりあわてて引き返したりしたため、頭が真っ白になってしまったコト。
種屋のおじさんに対しての自分の対応が、もしかすると誠実さを少々欠いてかも。
ちゃんと「ありがとうございます」とは言ったんですが、その乾燥した実を「商品では無いから、もらえるのを前提」に話しを進めてしまったような。
もちろん、種屋のおじさんもくれる気で呼び戻してくれた。というのはやりとりの中で分かったわけですが、仮にも相手は商売やってる人なわけだから、社交辞令的にでも「おいくらですか?」の一言を言っておくべきだったのではないか、と少々反省。
種を探しに現在位置不明な場所にまで行ってしまったが、何とか道に迷わず国際通りに戻る。
歩いてると、最大50%引きでうなだれてる『あしたのジョー』とか居た。
(友達にこの写真見せたら「何故、一緒にうなだれて並んで撮らない!」と怒られました(笑)。
種のハプニングとか、歩き回り過ぎての疲れとかで、いっぱいいっぱいだったんだよー!)
空港で夕飯を食べようと思っていたら、飛行機の時間を少し勘違いしていて15分くらいしか余裕が無い事に気付く。
ファーストフードなら食べれるか?と空港のハンバーガ屋に飛び込み注文するも、ココがマクドナルドとかでは無く、結構ちゃんとしたそれなりに高いハンバーガー屋で、なかなか注文したものが出て来ない。
どきどきどきどき。
残り8分くらいでようやく注文したものが出そろった。
あわててハンバーガーにかぶりつく。
ちくしょう、美味いじゃねーか。
じっくり味わってたべたかったなー。
二人とも5分とちょっとで食べきると、一目散に出発ゲートの方に向かう。
なんとか間に合いました。
空港でお土産買う予定にしなくて、ホントよかった~。
というワケで、3日目も万歩計は2万歩を越えて機上の人に。
いやもう、歩き過ぎで疲れましたよー。
飛行機や羽田に着いてからの電車では外が雨だったりしてたが、地元の駅に着いてみると雨が止んでいてラッキー。
結局、必要な所では雨にまったく祟られなかった3日間でした。
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