●日光-鬼怒川旅行 日光編2010年04月28日 16時04分54秒

去る4月の23から24日に、一泊二日で日光-鬼怒川辺りに奥さんと旅行に行ってきました。

そういえば新婚旅行ってしていないので、

「結婚後初めての旅行が新婚旅行」という定義なら、コレが新婚旅行。というコトになってしまうワケですね。

うわっ、日光が新婚旅行ですか。

どんな昭和初期の人だよ(笑)。


何で日光-鬼怒川に行こうかと思ったかと言うと、

「温泉でのんびりしようと思ったから」と

「行ったコトが無かったから」と

「一泊二日しか時間が取れないので、なるべく近場にしたかったから」

なのですが、上記の理由を挙げておきながら何故選択肢に箱根が入らないかと言うと……

私を知ってる人には理由がわかるコトでしょう(笑)。

意味があんまり無いからですね。ハイ。


行きの電車は行き当たりばったりになる可能性が高かったので予約をしないでいたのですが、

結局東武特急の「スペーシア」に乗り北千住から東武日光へ。

車窓の景色も埼玉辺りだと全然旅行気分になれないなー、

なんて思っているのも最初の内だけ。

栃木に入り山が見え始めて来ると段々と旅行気分に。

おー、北関東って南関東とは山の感じが何だか全然違うのね。

そんな事すら新鮮。


さて着きました日光に。

山は霧で霞み、小雨降る日光。

……寒いです。

天気予報では冬並みの陽気とか言ってた気が。

駅前には大きな土産物屋とか並んでいる割には閑散として人影もまばら。

平日な上にゴールデンウィーク前だからですかね?

まぁ、宿が安い時期を狙って来てるのだから、人が少なくて当たり前っちゃー当たり前なんですが。

あまりにも観光客の姿が無くて、なんか寂しいです。

とりあえず目に付いたレストランに入り昼食。

奥さんが「日光行くならゆば食べたいゆば食べたい」と歌に歌っていたものだから、湯葉の置いてある店へ。

てかこの近辺、メニューに湯葉が無い店は無さげですが。

私も合わせて湯葉を食べる。

全然興味無かったんですが、食べてみてびっくり。

美味しいですね湯葉。

「名物に美味い物無し」じゃ無かったんだー!!

特に太巻きみたいにぐるぐるに巻いて厚切りにしたヤツ。

不思議な食感でした。

日光来たら、マジで湯葉オススメです。


湯葉を堪能したあとは、1日乗り降り自由の手形を買って地域巡回バスの<世界遺産めぐりバス>で日光での目的地、<日光東照宮>に向かう。


宿の温泉でのんびりするのを軸にしている旅なので、いろんな所を観光したい欲求を押さえ、日光での観光は東照宮一点のみ。

近くにある輪王寺では徳川家光の御尊像が期間限定で御開帳されていたらしいんですけどね。

無視しました(笑)。

東照宮は拝観料が1300円もしやがりますよ!

なんでお宮さん見るのに金払わにゃならんのだ。とか思いつつ門をくぐると……

やべぇ、ちょっと凄かったです。


コリャ、管理する側も金取りたくなるわ!

と思ってしまうくらい荘厳で圧倒的。

門や五重塔、神輿舎、本社。全ての建造物が、異常なくらい彫り込まれているというか、造り込まれているんですよ。

例えるなら「和のバロック調」とでも言うんでしょうか?

何て言うか、おかしいです。

頭狂ってます。

こんな密度の高い彫り物や寄せ木細工で、でっかい社や塔を造ろうだなんて、頭イカレてます。

そのくらい衝撃を受けました。

多分、どんなに凄いカメラマンが撮った写真を見ても、この衝撃は伝わらないと思います。

ぜひ、皆さんも実物を生で見てください。拝観料はちと高いですが。

価値はあります。


やー、描き込み密度の異常さでは有名な石川賢先生が、仏教観的SF世界に行き着いた理由がよーくわかりましたよ。

この造り込みの密度。

そりゃ呼び合うわ。


本社は修復作業中で外観は見られなかったものの中には入れたり、眠り猫の下を通ってながーい階段登りまくって奥社

まで見に行ったりと、何だかんだで2時間半くらい東照宮に居たんですが、全然飽きなかったかったですね。

霧雨の天気もまた、荘厳さをかもしてくれていい演出でした。

でも今度はやっぱり天気のイイ日に来たいです。

東武日光駅とは違い、東照宮では観光客もいっぱい居たのは何でだろう?とか考えたりもしたのですが、多分、日光ってみんな車で来るんですね、きっと。バス旅行とか。

ドライブインも充実してるみたいだし。

でもまぁ、電車旅行も良いですよ。


東武日光駅で電車の待ち時間があったので、駅前にあった蜂蜜屋の<はちみつソフトクリーム>を食べる。

(実はソフトクリーム好き)

これがもう絶品!!

もしかしたら、今までで食べたソフトで一番美味いかも!!

でも雨だったので店の中で食べさせてもらっていたら、蜂蜜のセールストークが鬱陶しくて閉口しました。

でもオススメです。


-鬼怒川編に続く-

日光-鬼怒川旅行 鬼怒川編2010年04月28日 18時48分20秒

鬼怒川と言えば温泉の他には渓谷!

というコトで、1枚目の写真は泊まった部屋の窓から覗いた風景。

いやマジで。


まぁ貧乏なモノですから、ぶっちゃけYAHOOトラベルで検索かけて、安い方から順に見てって「ココかな?」と選んだ宿だったワケですが、かなり当たりでした。

泊まったホテルは<鬼怒川パークホテルズ>

何だか誕生日月のペアプランだかで一泊二日一人8400円。

お誕生日月プラン特典が

・チェックアウト12時

・夕食時グラスワインORソフトドリンクお1人様につき1杯付

・貸切露天風呂2回無料(要予約)

奥さんが丁度4月生まれのため「これでいいじゃん」と。とそんだけで決めました。

風呂入ってのんびりするのが目的なので露天風呂が2回も貸し切れるってのもイイし。

本来和風なホテルのようだけど、離れに洋風部屋のコテージがあったりして私らはそっちに案内される。

部屋的にはベッド2つ置かれててもうそれだけ。の大して広く無い部屋だったのだけど、もうこの景色が見れるってだけで全然OK。

そのくらい眺めが良かったです。


出て来た食事もめっさ美味く、三段の重箱に刺身、焼き肉と量も十二分。

焼き肉なんて、貧乏人の自分なんか食ったコトが無いような柔らかい牛肉が出て来ましたよじゅるる。

朝飯なんて「どうせありがちな焼き鮭に海苔・納豆だろ」とタカをくくってたら、そんな想像が失礼なくらいに全然グレードが高く、小鉢は数種類付いてるわ味噌汁は美味いわ雑炊はイカシテるわで、なにやら高貴な気分ですよ?(ちょっとほめすぎ)

風呂も貸し切り露天風呂の他にも大浴場が2つ3つあるホテルだったので、色んな風呂に入りまくり、温泉も目いっぱい堪能しました。のんびり出来てキモチ良かったです。


で、チェックアウトした午後イチから、鬼怒川での観光目的<鬼怒川ライン下り>ですよ。

曇天の前日とは打って変わってピーカンの土曜日!

夜明けと共に目が覚めてしまった私は、起きた時のあまりの天気の良さに思わず小躍りをしてしまったくらい、絶景が見えるイイ天気。

そんな中で川下りが出来るなんてもう最高!


自然って何てスゲーんだろう。

東照宮は「人の手で造った凄さ」に感動しましたが、ライン下りでは「圧倒されるほどの自然」に感動しました。

今回の旅行、巨きな何かに感動しっぱなしです(笑)。

なんかもう、普段の生活からかけ離れ過ぎて、別世界です。

そうだ、もうファンタジーと言ってもいいかも!

作られたテーマパークなんか行くより、全然ファンタジーですよ、日光・鬼怒川!!


やー、ヨカッタです、日光・鬼怒川。

また行きたいなぁ~。

華厳の滝とか、江戸村とか、いろは坂とか、色々行ってみたいとこまだまだあるんだよなぁ。

鬼怒川の街も端から端まで歩いてみたいし。

今度は二泊三日以上で行きたいですね。