フツーに日記ネタ2008年04月03日 20時49分48秒

前の日記でガンダムがガンダムがと褒めていながら何ですが、
実は『ガンダム』(あ、私が『ガンダム』って言う場合は基本的に<富野『ガンダム』>のコトね)って、つまんねーんじゃねーの? とか思っていたり(笑)。
特に『Z』と『ZZ』と『V』のガンダム。
(や、どれもDVDをコンプリートしてますけどね)
夜中に何か「アニメのDVDでも観るか。しかも30分番組の観やすいヤツ」と思い立ち、『Zガンダム』の第1話を観始めて、10分くらいで「何かイマイチ」と観る気が無くなっちゃいました。
ジェリドに「カミーユ? なんだ男かよ」って言われる辺り。
お話開始からそのシーンまでの演出って、なんかすげークサくて変ですよね。
で、『Z』を何か観るのが辛くなったので、『ZZ』の方が明るいし、そっちにするか〜。と河岸を変えてみるも、やっぱイマイチ。
(てか『ZZ』って作品自体がイマイチだし(笑))
何かいいモノはないのかと、DVD収納棚を「うーん」とにらめっこ。

で、結局手に取ったのが劇場版『イデオン』。
(TV版は持ってない)
<接触編>を観始めたトコロ、
「コレだ!!」
いやぁ、『イデオン』スゲー面白いっす〜!!
やっぱ富野はファーストガンダム前後の頃と『∀』『キングゲイナー』辺りが一番面白いなぁ。
とにかく『イデオン』、殺伐としてて良すぎ!!
作中であっけなく人が死ぬ演出に、脳髄がグっと来ます。
言っちゃえばオープニング直後から虐殺シーンだもんなぁ。
ひどい話だよなぁ。
TVシリーズも、劇場版並みに完成度高かったのかなぁ?
(劇場版ってテンポ良く編集されるので。富野監督、そーゆーの上手いから)
くーっ。TVシリーズのDVDが欲しくなっちゃいますよ。

と観てたら、ラスト手前、ダラム・ズバが死ぬ手前で寝落ちしました(笑)。

パイレーツ・オブ・カリビアン2008年04月19日 23時37分54秒

『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』 がフジテレビでやってたので観た。
(今まで観たコト無かったのね)
意外と面白くなかった。始まってから1時間くらいまでが特に。
後半は良かったので差し引きトントン。
てな感じ。
アレなら『ワンピース』の方が面白いなぁ(笑)。
冒険活劇物としての期待度が高過ぎたかな?
いまいちワクワク度が低かった感じ。

ジョニー・デップの声は、塩沢兼人さんの方がいいなぁ。
いや、もう無理ですが。
(平田広明さんが悪い。という意味では無いです)
特にジャック・スパロウという役には塩沢兼人さんの声が合うと思いました。

トラックバック設定変更2008年04月20日 00時08分24秒

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その旨をコメント欄に書いてもらえれば
数日間くらい「確認後の承認」に戻す事は出来ますので。
(それだと、なんだか本末転倒ですか?)

あんべ光俊音楽旅団 JALAN'08「夢の途上」スペシャル2008年04月21日 14時04分04秒

最初に。
とても長い文になってます。御注意を。

昨日の4/20はあんべ光俊のライブに行ってきました。
タイトルは『あんべ光俊音楽旅団 JALAN'08「夢の途上」スペシャル』
あんべファン歴はオレが高校時代頃からなので、かれこれ20年以上。
その割りには行ったライブは今回で3回目。
10年に1度の回数で行ってます(笑)。
と、回数は少ないですが、実はあんべさんのライブは自分にとってちょっと特別だったりしまして。
というのも、生まれて初めて行ったライブがあんべさんなのですよ。
(多分『FIGHTING ROAD』のツアーだと思われ。20年くらい前。)

オレは田舎者なので、高校を卒業して東京に出て来るまで、ライブに行ったコトって無かったのですね。
で、オレをあんべ好きにさせた奴に誘われるがまま、ドキドキしながらライブ会場という「よくわからない怖い場所(笑)」に行ったのです。
それがオレのライブ初体験。
そのライブはロック時代のあんべさんだった事もあり、かなり盛り上がったライブでした。
シメのMCで「ビッグになるぞー!!」と叫ぶあんべに、
「あんべのくせにそう吼えるかよ!(笑)」(←とても失礼な奴)と心の中でツッコんでましたっけ(笑)。
しかし、自分にしてみれば「東京に出て来てさぁこれから。あんべのライブにもいっぱい行けるぞ」と思っていた矢先、御存知の方は御存知の通り、あんべはこの後活動休止期間に入ってしまうのです。
スペクトラムといい、いつもコレですよ。
オレが好きになると、とたんにみんな解散したりヤメちゃったりするんですよね。コレがまた。

んで、その後あんべと再会を果たすのが1999年か2000年頃にやった鎌倉での小さいライブ。
この頃はもう「ビッグになるぞー!!」とか吼えていた姿は影も形も無く(笑)、フォークギターで弾き語り。といった姿に変わってました。
いや。元々フォークグループの「飛行船」でデビューしてるあんべさんなので、原点回帰した。と言った方が正しいのかも。
この時は会場も小さく、どっちかってーと一部のファンに向けた感謝ライブとかって雰囲気で、客が皆OL風な女性ばかり。
そんな中、オレはワッペンがベタベタ付きまくったバイク用の赤いジャンパーを着込んで行ったので、まぁ浮くコト浮くコト。
「あんべの客層って、今はもうこんななんだなぁ。やっぱり」とか思ったモノでした。
とはいえ高校時代、『Born to be Wild』『HEARTS』辺りから聴き初めているので、ヒリつくようなセンチメンタルなあんべ楽曲も好きなオレには、それもまた良し。なライブだったワケですが。
その時初めてあんべさんの生サインも貰えたし。

で、それから8〜9年。
ようやく3度目のライブに行けたのです。
(前振りが長くてすみません)

2週間くらい前に聴いたラジオで
「今回のライブはロック時代の雰囲気に戻ると思います」と言っていたのを聴いて、行く前からかなり期待大。
とはいえ、最近のアルバム『そこに咲く花のように』で示される「絵本を歌にしたような、<風>を感じる、落ち着いたニューミュージック風のスタイル」の方向性を手にしている今のあんべさんなので、はたして何処まで?
とも思いましたが。
(現在の方向性も、それはそれで好きです。というより、多分ロック時代の頃より、あんべさんが本当にやりたい事をやれているような気がします。これが彼の目指していた物なのだと。個人的にはやっぱロック時代の頃が一番好きですが)
で、結論から言うとこの『「夢の途上」スペシャルライブ』、凄く良かったです!
去年から今年に掛けて全曲入りのCD-BOXが発売されている関係とか、活動30周年記念(なのかな?)とかいった関係もあったのでしょう。
なんと過去に出した全てのアルバムから2曲づつくらい演奏するという、楽曲のラインナップだったのですよ!!
時代と共に、フォーク・ロック・ニューミュージックと変節したあんべの全てが聴ける、何とも贅沢なライブでした。
(正直な所、現在のスタイルを表現する適切なジャンルが思い付かないので「ニューミュージック」と表記しますが、現在のあんべさんの音楽スタイルは「ニューミュージック」という言葉の古臭さにはそぐわないと思います。でもまぁ、知らない人に説明するとしたら「ニューミュージック」ぽいかなというコトで。)
その分、フォーク・ロック・ニューミュージックという曲によっての振れ幅がとても大きいので、1つのライブとして通して観た時にバラバラなるんじゃないかと思えたりもするのですが、そんな事はまるで無かったのが流石です。
全ての曲を大人なアレンジに変える事で、ライブとしての統一感が図られてました。
逆に言えば、「ロックな曲なんだからもっとロックなヒズんだ感じが〜」とか「フォークの曲なんだからもっとこうヤボったさがあった方がぁ〜」とかいう部分ではちょっとだけ物足りなかったりもしましたが、ソレはソレ。
そんなコト言い出すくらいならCDだけ聴いてろ。ってコトですよ。

1曲目は『JALANの風』からスタート。
客席からは温かい拍手が沸き上がります。
曲中にも客席から手拍子が聞こえたりして、何だかイイ感じです。

で、2曲目にいきなり『ファイティング ロード』!
うおぉぉぉ! キターーーーーーー!!
上記に書いたように、オレには一番の思い出の曲ですよ!
ロックな曲調でガーンと来るワケですよ。
オレの背中にはカァッと熱い何かが走ります!!
そしてその熱い思いのままに、思わず雄叫びと共に拳を振り上げムム
ムムようとしたら、回りの客席、みんな無反応ですよ。
ノノシーンノノ
ええっ?
な、何でこの曲で誰も反応しないの?
例えみんなが知らない曲だったとしても、ビートを叩き付ける、アップテンポなイイ曲じゃんよ。
みんな、何でノらないの?
うそっ?
今のあんべの客層って、ここまでこんなに大人しいんだ?
てか、『JALANの風』の時は、手拍子とかあったじゃん。
なんでロックな『ファイティング ロード』なのにこんなに静かなの?
静かな歌の『JALANの風』の方が盛り上がるライブってどーゆーコト?
なんていうか、ジェネレーションギャップ? に唖然としました、オレ。
や、やっぱりみんな「ロック時代のあんべ」って、好きじゃないのかなぁ〜。
(※あんべがロック時代に突入した時に、フォーク時代からのあまりの変貌振りに当時、客が離れて行ったらしい(笑))
あまりにも久し振りなあんべのライブだったので客の空気が読めなかったオレは、上げ掛けた拳を大人しく引っ込め、仕方なく椅子に座ったまま一人ヘッドバッキングをしながら、ノリノリで『ファイティング ロード』を堪能するのでした。
ううう。
みんなぁ、ロックな曲も嫌わないでくれよぉ。
それとも今のあんべしか知らなくて、唖然としちゃったダケなのかなぁ?

その後、静か目な曲が続いた後、『一寸先は闇』から『Steel Town』で第1部が幕。
てか、この流れ最高!(この2曲はロック調の曲ね(笑))
鳥肌モノでした。
『一寸先は闇』をこのライブで聴けるとは思わなかった〜!!
この曲絶対に封印してたんじゃないかな?(知らんケド)
最近の「ほんわかあんべ」からは想像も出来ない曲だもんね〜。
ええ、当然オレだけが盛り上がっていましたよ。オレの回りの客席の中では。
みんな大人しいんだもん。

第2部は『遠野物語』の弾き語りからスタート。
中盤の『一億の夜を越えて』が始まった時に、ようやく客席7列中央辺りに立ち上がって手拍子をする人影が数名!
オレの席は9列目とかなり前の方だったのだが、ステージ向かって左側ブロックだったのでその人達から気持ち遠く、しかもやっぱりオレの回りは立つ気配も無かったタメ、後ろの人の事も考え立ち上がるのは断念(笑)。
うーん、こんなに座り放しのライブって久し振りだぞ。
上でも書いてるようにライブ自体はとても良いライブなのに〜。
客が大人し過ぎなんですよ〜。
そしてこの曲が終わると立ち上がってた数名もまた座っちゃいました(笑)。

次の『発熱』で「キャー」との歓声が、どこかの一人の客から上がったのが聞こえた。
おお、あなたも好きなんですねー。この曲。
オレも好きです。

続いて、『Newsはきかない』と『禁じられたデイト』。
おおっ! アルバム『REAL FANTASY』からの曲が聴けるとは〜!!
CD化、ずーっとされなかったからなぁ『REAL FANTASY』。
『禁じられたデイト』をライブで聴けるなんて〜。
待ち焦がれた幸せ。
このライブ、行って良かった〜。

といった感じで第2部が『イーハトーヴの風』で幕。
今のあんべさんを象徴するような、綺麗で爽やかで温かい曲。
この会場のお客さん達は、どっちかって言ったらこういう曲を聴きに来てるんだろうなぁ。
そういう意味では、今日のライブで一番「あんべらしい」曲でした。

2部構成のライブというコトで、ココで終了なワケですが、
こんな大人しい客達で客席からの「アンコール」がはたして起こるのだろうか?
と心配してたら、場内拍手鳴り止まず。
安心しました(笑)。
てか、そんなに盛り上がれるんならもっと早くから盛り上がろーよー、みんなぁ。

アンコールは『夢の途上』『ロングラン』『君が好き』の3曲。
最後の最後、『君が好き』でようやく客席からかなりの人数がスタンディングし始める。
なのでオレもここぞとばかりにスタンディングですよ!
ようやく!(笑)
嬉しかったのは『君が好き』の「おーい!」というあんべさんの叫びを聴けた事。
おお、この「おーい!」の叫びはアルバム用の物では無く、ライブでもデフォでやるモノなんですね!
長年の疑問が解けました(笑)。
やたー! すげー満腹です!!

ライブ終了後はかなりの時間、客席から離れずに「あんべコール」をしてる集団もあったりして、
「ああ、なんだ元気な人も居るんじゃん」と嬉しくなりました。
もっと早い内からそうやって騒げば良かったのに。
この人達もきっと、この日の大人しい客層を気にしてたのね。
や、オレもだけどさ(笑)。

会場の出口に向かうと物品販売所で、なんとあんべさんのサイン会が開催中。
何やら物販所でCDを買うとサインをしてもらえるらしい。
入場時にソコで「CD-BOX2」(10,000円)を既に買っていたオレは喜び勇んで列に並ぼうとすると、
「あ、「CD-BOX2」は対象外です」
の言葉に膝からガックリ崩れ落ちるオレ(文字通り)。
え〜! 1万円も払ってるのにサイン貰えないんですか〜!!??
何でも、「CD-BOX2」にはサイン入りポストカードを特典に付けてるので対象外なのだそうな。
え〜、だってソレ、印刷のサインじゃん。生じゃないじゃん。握手だってしてもらえないじゃん。
あまりにも悔しいので、未購入だったアルバム『JALANの風 』を「ください!」と売り子さんに詰め寄り購入。
無事そのCDに、あんべさん直筆の生サインをしてもらったのでした。(握手もね〜)
物販の売り上げから小児ガン救済の募金活動にも回される。との事だったので、おまけにTシャツも買ってしまいましたよ。

などなど、何とも盛りだくさんなライブでした。
約10年振りのあんべ、凄く良かったです。

というコトで、最後にこのライブのセットリストをば。
但し、ライブ観ながらメモしてオレが勝手に作成した程度のモノなので、間違ってたり勘違いしている可能性もあります。
オフィシャルじゃありません。
要注意&御了承ください。(※()内は収録アルバムタイトル)

・JALANの風(『JALANの風 』)
・ファイティング ロード(『FIGHTING ROAD』)
・星の旅(『碧空と海のすき間から』)
・雪のかえり道(『遠き風の声 』)
・ギフト(『遠き風の声 』)
・とうきょうセレナーデ(『遠き風の声 』)
・一寸先は闇(『STEEL TOWN』)
・Steel Town(『STEEL TOWN』)

・遠野物語(『碧空と海のすき間から』)
・父母の夏(『夢の扉』)
・君に逢いたい(『そこに咲く花のように』)
・Help 誰かがこの街で(『HEARTS』)
・一億の夜を越えて(『遠き風の声 』)
・発熱(『オリンポスの果実』)
・Newsはきかない(『REAL FANTASY』)
・禁じられたデイト(『REAL FANTASY』)
・365日(『Born to be Wild』)
・イーハトーヴの風(『夢の扉』)

・夢の途上(『イーハトーヴタイム』)
・ロングラン(『遠き風の声 』)
・君が好き(『Born to be Wild』)