映画『DEVILMAN』2008年03月16日 08時42分02秒

2004年に公開された、実写映画の『DEVILMAN』をようやく観ました♪(←笑)

※先に書いときますが、私が『DEVILMAN』と書いた時はこの「実写映画『DEVILMAN』のみ」を指します。
(「さします」って文字を変換しようとして「刺します」と変換された時に、思わずそのままENTERキーを押したくなっちゃいました♪(笑))

私、新聞も取ってないしTV番組雑誌も買って無いので、普段、テレビの番組表って見ないんですよ。
テレビって、点けた時にやってるヤツをザッピングしながら観てるダケなのね。
だからいつ何がやってるのかって、ほとんど知らなかったりするんですよ。
特に映画とか、非レギュラーで放送される物とかまったく。
なのにタマタマ、人に「『タモリ倶楽部』が「空耳アワード」の後編をやるから録画しといて」と言われてて、尚且つ自分も仕事で「空耳アワード」を観れそうも無かったので「何時からやるんだろう?」とネットのテレビ番組サイトを覗いてみたトコロ、テレビ朝日でその数時間後の深夜1時50分から『DEVILMAN』の文字があるじゃないですか!!
コレはもう神の啓示!! とばかりに、喜び勇んで録画しましたよ!!(笑)
ほとんど奇跡に近いです。奇跡って起こるんだなぁ。
神様って、信じてればちゃんとそういう事を囁きかけてくれるんですね。
いや〜、ホントコレ観たかったんですよ〜
「絶対に一文も払わずに、タダで観れる地上波で!」(笑)
曰く、「ビデオレンタル料金すら払いたくねー!!」

永井豪のマンガ『デビルマン』はそりゃもう名作中の名作で、
「あなたのの人生において一番衝撃を受けた作品は何か?」と問われれば
「映画・絵画・小説・演劇・音楽、その他人間が作り得る『作品』と呼べる全ての物の中で、一番衝撃を受けた作品は永井豪のマンガ『デビルマン』(但し、初期刊行時のKCコミック版での編集スタイルが前提)」と、今でも言い切れる作品なのですよ!
(私が一番好きな作家は石川賢なのだが、一番影響を受けた作品は実は『デビルマン』なのですね、コレが。あ。その『デビルマン』もTVアニメじゃ無くてマンガの方ね。)
ハンパじゃ無いくらい、凄い作品なんですよ。マンガの『デビルマン』は。

ソレが映画化されるっ! ってんで、『DEVILMAN』の制作決定を目にした時は多少は心も踊ったモノです。
が、出てくる制作情報を耳にすればするほど、なんだか「コレは……ダメかも……」と思い始め、テレビで流れた番宣ビデオでボブ・サップがデーモンに変身するシーンを見た時に、「コレは……ダメだ……」と見放しました(笑)。
んで、劇場公開が始まるとコレがまた想像通りの悪評の嵐!!
「原作を冒涜している!」ならまだしも(まだしも!)「これは映画ですら無い!!」とまで言われる始末。
あー、観なくてヨカッタ。と胸を撫で下ろしたモノでした(笑)。

とは言え、やっぱどっかで観ておきたいじゃないですか。『デビルマン』好きとしては。
そして、ソコまで悪評が立つ映画って、どんなにヒドイんだろう?という逆の興味もあるし。
でも、初めから「最低」と言われているモノに、ビタ一文も金を払う気も起きず。
間違ってDVDなんか買ってしまった日には、どうしたモノかと(笑)。
というワケで、地上波放送を首をながーくして待っていたワケです。
ココに来て、ついに念願叶いましたよ。

さて、長々とのーがき書いてしまいましたが、お待ちかね、レビューです。

「最低でした」

終わり。

いやぁ、コレ凄いわ〜。
コレ、ホント、凄い最低ですね(笑)。
みんな『DEVILMAN』を映画『CASSHERN』と比べますが、私も『CASSHERN』を観といて(コレも地上波で観た(笑))ヨカッタです。
思いの他、耐性が付いてました(笑)。
コレ、金払って観てたら激怒してますね。
作品的に良かった探しをすれば、もうみんなが語り尽くしてるようにミーコとススムくんくらい。

と、言ってしまうように、レビューなんか私が書くまでも無いくらい、ネット上には同じ意見が溢れていますので、私の感想をちゃんと知りたいという方が居ましたら、「映画デビルマン」という検索ワードでGoogle使って検索してWikipediaに飛んでください。
一字一句同じ感想を持ちました。
(その際にGoogle上に出てくるWikipediaのリンクは上から二番目になります。先ずそちらをどうぞ。
ちなみに一番上は「映画デビルマンを徹底的に叩く!!」というサイトへのリンクになってます(笑)。
コレはWikiからでも飛べますので、お楽しみはソレから。というコトで)

で、実は映画自体より、そーやってネット上でこの映画の感想を探して読んでる方が、はっきり言って数百万倍面白いです。
そーゆー意味では「今さら観た」ってのにも、逆に意味があったかも。
感想が出尽くしてますから、全部読めるし。
なんと言っても当事者じゃないのでヒトゴトのように思えて心も痛まない!(笑)
ぜひとも皆さん、ネット上にある『DEVILMAN』の感想を心の底から楽しむタメにも、映画『DEVILMAN』は観ておく事をオススメします。
なーに、たった2時間の拷問に耐えればいいだけの話ですって(笑)。