『閃光のハサウェイ』観てきました2021年06月24日 01時13分47秒

『閃光のハサウェイ』観てきました。
すげー良かった!劇場で観るべき作品!!
やっぱアレですね、コロナ自粛やなんやらで精神的に追い詰められてたのが『閃ハサ』観に行って凄くよくわかりました。
とにかく外に出て、映画観に行くとか、ライブ観に行くとか、大事! 
抑圧されてたものが開放された感あります。
コロナで三度も上映延期させられた『閃ハサ』で意趣返しが出来たというのも、なかなかに爽快じゃありませんか!

『閃光のハサウェイ』感想。ネタバレはしてないつもり。
富野信者の私が言うのも何ですが、『閃ハサ』は富野監督が監督しなくてよかったと思う。
多分ファースト『ガンダム』を観て好きになった人の大半が思ったであろう「オレ(わたし)の観たいもっと本当にリアルな富野ガンダム作品」がここにあります(←私の主観です)。
富野監督だったら、絶対こんな風には撮ってくれないもん。
もっとこう、演劇的(舞台的では無い)な方向での生々しい客観性を持った演出になると思う(ぶっちゃけ『Gのレコンギスタ』のことを言ってると思ってください/『Gレコ』大好きですよ)。
『閃ハサ』の村瀬修功監督はその辺りをクールに現代風に演出しているので割り切り方がいい。
(クールさの方向性的には神山健治監督の『攻殻機動隊』とかの方向)
でも原作は富野由悠季が手がける小説なので、富野の幅から外れることが無いという安心感。というか富野の幅から外れない作りの安心感。
いや、良かったです。
劇場用オリジナル作品という意味でも、三部作全部、劇場で観たくなりました。

内容の感想を言えば、ギギが良かった。
個人的にはクエスの不思議ちゃんの描き方にあまり合点がいって無かったので、ギギのように描いてくれれば不思議ちゃんもわかりが良いのかと感心した。
(まぁクエスが描かれたのも33年前なので、そんな昔に不思議ちゃんを描こうとした着眼点こそ讃えるべきで)
あと、どこかで読んだ感想で「ハサウェイも食べ歩きしてくれればよかったのに」とあって、あのシーンは私も観ててそう思ったけど、ハサウェイは菜食主義者なのでは?と思えるカットもあったので(ハサとギギとケネスが食堂に居たシーンでハサウェイはサラダだけしか食べてなかったような……あれ?でも爆撃の晩を一人で食べてた時は色んなおかずも食べてたっけ?)、その神経質さを表現するためにもあえて食べ歩きをさせなかったのだろうなぁと思いました。

『閃ハサ』は小説が出た当時に読んで、内容をほぼ忘れていましたが、こうして映画を観ると思い出すものだなぁ。1回観ただけでストーリーがちゃんと理解出来ました。ガンダムなのに(笑)。

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あと、その帰りに買ったもの色々。
・『超人ロックー新世界戦隊ー』DVD
これでようやく超人ロックのDVDコンプリート。
でもDVDの劇場版『超人ロック』は画質がクソ過ぎるので、Blu-rayで買い直そうかなぁ。

・『世良公則&ツイストベスト』
これは未入手のQ盤の『MASANORI SERA』や『I am』からの曲が数曲だけ入ってたので泣く泣く買う。
だって『I am』はまだしもQ盤の『MASANORI SERA』なんてもう買える気がしないんだもん。

・悠木碧の『ボイスサンプル』
ファーストアルバムなのかな?気になっていたので買ってみた。