『マッドマックス2』を観ました2019年08月27日 11時32分22秒

連勤54日目(この3ヶ月で休日3日)で、さすがに疲れが出て正味3時間くらいしか仕事の集中力が続かなかったため、24日(土)は夕食後は仕事を切り上げ奥さんと『マッドマックス2』を観ました。
それは20年前くらいに買ったDVD。しかも未開封新品(笑)。
当時、日本語字幕版が1800円くらいで安売りされてたので買ったはいいけど、なんか観る機会をずーっと逃していたのですが、20年越しにようやく封を開けましたよ!
「多分テレビで放映された時に観てるからいいやー。内容はなんか知ってるしー」的な理由でDVDを観てなかったのですが、実はもしかしたら『マッドマックス2』初見かも?とか思いつつ(テレビ放映時に観たと思ってるけど、思い返すとその確証が無い)。
そんな状態で、よく奥さん連れて『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(4作目)を観に行ったもんだなおい。
(運良く奥さんも『怒りのデス・ロード』を気に入ってくれたので、その後『マッドマックス』(1作目)は観せてます。)

DVDの『マッドマックス2』を観た感想ですが、もちろん過去に観てました。
ジャイロ・キャプテンやフェラル・キッドは普通に覚えてましたし。
ただ、観たのが昔過ぎるせいか、細かいところや何て言うか『マッドマックス』的雰囲気?をすっかり忘れてましたよ。
感想が「あー、なんだ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』って『マッドマックス2』の焼き直し(というかオーバーブーストかけたリメイク)だったのか(いや知ってたけど)」でしたから。
知識として知ってたけど、あらためて体感として理解した。という感じです。
あー、これは『怒りのデス・ロード』の評判がいいはずだ。
と、順番が逆になるような感想ですが、『マッドマックス2』面白かったです。

それに合わせて『怒りのデス・ロード』のパンフ読み直したり映画秘宝の『マッドマックスムービーズ』読み直したり。
『マッドマックスムービーズ』は『マッドマックス』映画観た後に読むと最高ですね。
すげー面白い。

さて実は『マッドマックス/サンダードーム』(3作目)も同じ頃に新品DVDを買っていて未だ未開封なのですが、もしかしたら20年越しの封が解かれるのももう時間の問題なのかも知れません。
はたして?

『すかんぴんウォーク』観た。2019年08月27日 11時34分56秒

人に頼んで録画してもらった『すかんぴんウォーク』('84年2月)のDVDが届いたので、奥さんと一緒に25日(日曜日)に観る。
吉川晃司主演(デビュー作)。

何でDVDの録画を人に頼んでまで観たかったかというと、
この映画、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』の併映だったので当時観てまして、吉川晃司より山田辰夫の印象の方が強かったんですよ。
私がまだ『狂い咲きサンダーロード』を観る前。
山田辰夫さんとのファーストコンタクトが『すかんぴんウォーク』だったんです。
なのにこれ、DVD化されて無いんですよね。
WOWWOWだかで放送されるということで、お願いして録画してもらいました。


そこそこ面白かった。
子供の頃は田舎で過ごしていたので、ライブハウスだとかディスコだとかの雰囲気がテレビ等の映像での知識しか無った私は
「山田辰夫さんの役って最後、ステージ上で演奏をバックに毒舌巻き散らかして語るだけの人になるけど(毒舌に対して客が大ウケ。みたいな)、あれって演出的にパンクロックを勘違いしたものだったのかな?」と思い込んでましたが、ストーリーを追って観たら、そんなことなかった。
衣装もパンクじゃ無かったし。
どっちかって言うと「ライブハウスでやるバンド付きのカンニング(竹山)」。
毒舌キャラになる切っ掛けもカンニングと一緒で、あまりの歌の下手さに客が貝塚吉夫(山田辰夫役)をいじり出しブーイング、スパゲティまで投げつけられ、客にに対してキレて怒声をあげる。
その時に、ブーイングとはいえ客をここまで熱狂させることが初めて出来た貝塚吉夫は、「てめーら最低だよ! でもオレにはそんなてめーらが必要なんだよ!」と客との共依存による高揚感を知り、自分が世間に対する毒舌を振りまき客がそれに罵声をあびせるという共犯関係をステージングに昇華させるという、カンニング竹山のブレイクを見るに、何とも時代を先取りしたものだった。
(当時から、そういったステージングをしたバンドもあったかも知れませんが。図式としてはやっぱりパンクと一緒かな?パンクとして描いていないだけで。
今の時代ならむしろパンクとして描いた方が記号的にはわかりやすいと思うけど、記号化したく無かったのかな?とも思える)

チンピラ役をやらせたら天下一品の山田辰夫さんなので、てっきり貝塚吉夫も記憶の中ではチンピラだと思い込んでいましたが、全然チンピラじゃ無かったです。
普通の「努力してるけど上手く行かない青年」だった。

色々と再確認出来て良かったです。
やっぱ山田辰夫さんは存在感、あるなぁ。


で、観終わったあとは仕事をする予定が、
奥さんのノートパソコンで観たせいか(DVDがblu-rayレコーダーでは認識しなかった)、その後眼精疲労で激しい頭痛に襲われ、夜中から朝にかけてぐるんぐるん目が回る状態になってしまい、月曜に慌てて耳鼻科に行く始末。
まぁ、医者に行く頃には8割くらい治まっているというありがちな状態でしたが。
丸1日半仕事になりませんでした。
仕事あるのにー。