『マジンガーZ インターバルピース』読んだ2018年03月21日 17時24分52秒

マンガ『マジンガーZ インターバルピース』読んだ。
面白かった。めちゃくちゃいい!

これは映画『マジンガーZ INFINITY』の前日譚にあたる作品。
脚本が小沢高広と映画と同じ人なので完全に映画と同一な世界観で展開してくれてて、細部に渡り破綻がない。
映画を補完する上ではこれ以上ない作品。
映画『マジンガーZ INFINITY』を面白いと思った人はぜひ読むべき。
マジオススメ。
時系列的には『インターバルピース』→『INFINITY』なんだけど、『INFINITY』の後に『インターバルピース』を読む方が多分食いつきがいいです。
映画『INFINITY』の方がやはり派手で爽快感があるので。
で「派手で爽快感があるだけじゃなく深いんですよ」的に『インターバルピース』を読む。と。
お話的には登場人物達を深く掘り下げてくエピソードが多いので派手さはあまりないけれど、結構グッと来るシーンは多いです。そしてそんな中でもロボットを活躍させようとエピソードを絡めて来るのがさすがだと思えるし上手い。

作画的にも『マジンガーZ INFINITY』の緻密な世界観を描き起こせる達者な漫画家さんを起用していて良し。
特にさやかさんと鉄也さんがすげー生き生きと描けてる。
こんなに上手いんだから長田馨って漫画家さん、中堅からベテランの作家さんだよね。
他にどんな作品描いてるんだろう? と思って調べたら『ガンパレード・マーチ アナザー・プリンセス』が出てきた。
『ガンパレ』描いてたのか。なんか納得した気がする。
てか、長編作品がそのくらいしか見当たらないのがもったいないですよ。
巧みな作家さんなのに。
ぜひもっと活躍させてあげてください。