『はーい!ロボットがんのすけ』2017年09月21日 02時40分37秒

電二十八郎の西山大介さんが監督・脚本の
自主映画制作団体TOBAY新作『はーい!ロボットがんのすけ』観ました!

ロボットが普通の家庭に存在するホームドラマ——いわゆる『丸出だめ夫』や『がんばれ!! ロボコン』フォーマットの作品なのですが、感想は面白かったです。
自主制作映画って、あまり観る機会の無い自分にとっては新鮮で、制作現場は大変だろうけど楽しいんだろうな。というのが伝わりまくり。
楽しそーでいいなー。

カットは結構テンポ良く繋がれていて、普通に観れました。
エンターテインメントに徹してるのが勝利だと思います。
島本和彦も言ってるように、素人には先ず普通に観れる物を作ることがとにかく一番難しく「普通に観れてありがとう!」です。
TOBAYさんの過去の実績を知らないで偉そうに言うと、劇伴や効果音がもっと充実すると、プロっぽくなるんじゃないかなー。と素人考えで思いました。
河崎監督が棒セリフの素人使っても「ちゃんと観れる」ものを作ってる差を考えた時に、一番大きいのはそこではないのだろうかと。
編集の技量や演技の素人臭さはそう簡単に変えられるものでもないし(笑)。

知ってる顔が出てるということで、えるさんの存在感はいいですね。
パワーグローブよく持ってるな。
ロケ地の使用とかも大変だったのがよくわかります。
『電エース』でもよく見ますが、困った時にビルの屋上使うのはやっぱ撮影の基本なんですね?(笑)

ストーリー的にはコメディなんだけど、ブラックジョークなもの端々にちりばめられていて、良いアクセントになってました。
一緒に観てたウチの奥さんは「西山さんの心の闇を見た」と言ってましたよ(笑)。

個人的には「がんのすけ」の腕が左右逆なのが最後まで気になりました。
アレは「がんのすけ」を作ったのがおっちょこちょいな子供の猛太くん。という設定を強調する、見た目でわかるようにした演出なんですよね! きっと。
さすがだなぁ(笑)。


『はーい!ロボットがんのすけ』を作ったTOBAYさんのtwitterはコチラです。

自主映画制作団体TOBAY新作『はーい!ロボットがんのすけ』ついに完成!
https://twitter.com/sin_tobay/status/903914440055074816