兼崎順一 "Donpei Big Band"』のライブに行って来ました。2015年08月03日 20時20分48秒

昨日は『兼崎順一 "Donpei Big Band"』のライブに行って来ました。

出演者のリスト↓
兼崎順一(Leader, Tp)宮崎隆睦、上杉雄一(As)
   包国充、阿部剛(Ts)石兼武美(Bs)
   入山和代、丸木英治、松木隆裕、菅家隆介(Tp)
   早川隆章、吉田俊之、東條あづさ(Tb)
   堂本雅樹(B.Tb)西脇辰弥(Kb)土方隆行(G)
   坂井紀雄(B)渡嘉敷祐一(Ds)今野多久郎(Perc)

最近私とお知り合いになられた方に向けて解説すると、
・兼崎順一さん(Tp)と吉田俊之さん(Tb)と今野多久郎さん(Perc)はスタン・ハンセン入場曲『サンライズ』が有名なバンド「SPECTRUM」の元メンバー。
(今野多久郎さんは『イカ天』の審査員でも有名)
・松木隆裕さんと吉田俊之さん(Tb)は『ジョジョ〜その血の運命(さだめ)〜』がヒットしたTOMMYさんが在籍するバンド「BLUFF」のメンバー。
・坂井紀雄(B)さんは『仮面ライダーBLACK』エンディングテーマ『Long Long ago, 20th Century』他、『激走戦隊カーレンジャー』挿入歌など特撮ソングを多数歌唱。
・土方隆行(G)さんは『太陽の使者 鉄人28号』『超人ロック 〈光の剣〉イメージアルバム』、最近では『弱虫ペダルO.S.T. 1&2』等、数え切れないほど多数の楽曲にギターとして参加。

とか、メンバー(包国さんとか早川さんとか西脇さんとか渡嘉敷さんとかもすごいんです。挙げるキリがないくらい。ググってみてください。自分も以前ググりまくってビックリしました)で構成されたビックバンドです。

……説明でもう疲れた。以降端折ります(笑)。

ライブの感想はメチャクチャ良かったです。
てか、ドンペイ(兼崎順一)さんのバンドなので、良くないワケがないじゃないですか。
管楽器14人がかます大音響は圧巻のひとことです。
以上。
やー、ホント、自分は音楽的に専門家では無いので「良かったです」以上のことが言えません。
だって、例えば1曲目は『黒い炎』と思いきや実は『ナジカ』で始まるとか、民謡な曲調の『こでらんねえ節』が管楽器14人&ギター&ベース&ドラム&キーボードのビックバンド編成で演奏されるので和洋折衷が大音響でとんでもないことになってるとか、言われても伝わらないですよね?
なので興味を持たれた方は来年も開催されるみたいなので、ぜひ行ってみてください。
(曲名やライブの状況等、適当記憶で書いてるので間違ってたらすみません。訂正ください)

ハプニング的なことを書き出せば、
2部のラスト曲の出だしをドンペイさんがいきなり別の曲を吹き始めて演奏ストップを喰らい、
「こーゆーこと、人生で1度くらいはあるよね」と多久郎さんにたしなめられた。とか、
アンコールで松木さんと多久郎さんが先に登場して、全員を紹介しながら再登場させようという段取りらしかったのを、松木さんがちょっと口を滑らし「『サンバ・イン・F』で登場するとか、しないよ?」(注:スペクトラム・ファイナルライブの再現)とか言っちゃうものだから、つい多久郎さんもコンガを叩き始め、メンバーが登場する度に一人一人演奏に参加し始め、最後の一人(ドンペイさん)が登場すると大合奏になってカッコ良く決まる……かと思いきや、別に打ち合わせをしてたワケではないのでグダグダで終わってしまった。とかですかねぇ。

……最後にダメなトコ書いて終わると、なんかダメなライブみたいに思えちゃいますか?(笑)
そんなコトないですよ。
とても凄くて楽しいライブでした。

帰省して置きっぱのマンガを読んで来た。その12015年08月23日 22時07分41秒

田舎に帰省して置きっぱなしになってるマンガを久し振りに読んで来た。その1

聖悠紀『スペクトラム学園』。

!! このロゴは!?



版権を気にしてかスペルミスはわざとのようです。
この校章が出てるコマ、全てこのスペルだったので。
YMOネタが頻出するマンガなので、音楽ネタがちりばめられてたんですね。
当時も気付いていたはずだけど、すっかり忘れていましたよ。
てか、もしかしたらまだこの頃はスペファンにはなってなくて、ロゴの形状だけを謀らずしもインプリンティングされてたのかも知れない。
(作品発表時期とスペファンになった時期を照らし合わせてみないとわかんないけど)

帰省して置きっぱのマンガを読んで来た。その22015年08月23日 22時11分41秒

田舎に帰省して置きっぱなしになってるマンガを久し振りに読んで来た。その2
永井豪『バイオレンスジャック』ゴラク版
正月に朱紗編(ハイパーグラップル編)まで読んでたので残りを一気に読破。
『バイオレンスジャック』オリジナルキャラ以外にも、様々な永井豪作品のキャラクターがゲスト出演して、さながら「スーパー永井豪大戦」の様相を呈するこの作品の中で、特筆するくらい早乙女門土と身堂竜馬は(講談社版の頃から)ゲスト感が無いなーと思っていたのだけど、『ガクエン退屈男(カラー完全版)』を買ってようやく作品自体を読むことが出来、瞬時に理解出来た。
『バイオレンスジャック』って『ガクエン退屈男』じゃん。
関東地獄地震こそ起きてないけど世界観一緒の作品なんですね。
ある意味『ガクエン退屈男』の完結編。
『バイオレンスジャック』は『ガクエン退屈男』から分岐して出来たもうひとつの作品『デビルマン』にも帰結するし。
(『デビルマン』の前身は『魔王ダンテ』と言われてそう思い続けてましたが、カラー完全版を読んで、実は『ガクエン退屈男』+『魔王ダンテ』が『デビルマン』なのか。と思った。)

個人的には『バイオレンスジャック』は講談社版はスゲー好きだけどゴラク版でのデビルマンオチは許せない側の人なので、せめて「スーパー永井豪三国志」で終わらせて欲しかったと今でも思っているのですが、作品の成り立ちからデビルマンオチに帰結してしまうロジックが理解出来た分、あの当時の悪い意味の衝撃はやわらいだように思えました。