『電エースタロウ』DVD発売中!!2014年10月16日 13時51分22秒

私がエキストラで出演してる『電エースタロウ』のDVDが10月15日に発売されました!
ウチにはまだ届いていないので、内容はわかりませんが、河崎実監督作品なので、名作に決まっています(笑)。

ぜひ皆さんお買い上げを〜!!

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00OCCE3HI?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=B00OCCE3HI&linkCode=shr&tag=nowsprinting-22

実はパッケ裏の集合写真にまたしても私、映っていますよ。単なるエキストラで4000円しか払ってないのにー。ラッキー。

『電エース中野』エキストラの撮影に行って来ました!2014年10月17日 00時05分43秒

15日の撮影日の前日が仕事の入稿日だったので、行けるかどうか直前までわかりませんでしたが、ギリギリ終わったり入って来なくて先に延びたものがあったりして、ぽっかり撮影日の午前中だけ仕事が空いたため、行って来ました『電エース中野』の撮影!
クラウドファンディングでの私の参加コースは今回も4000円のエキストラなのですが「エキストラの撮影は午前中」という話だったので、それならば! と。
てかこのピンポイントの空き方ってすごくね?
やっぱ電エースには「呼ばれてる」ってコトですか!

今回の『電エース中野』は意外と公開されてる情報が少ないので、エキストラから見た撮影の裏話的な話も、守秘義務的に書けるコトが少ないです。
なのであくまで雰囲気を伝える程度で。

ロケ地は某所某施設。
集合時間は朝8時半。
前日までの仕事の都合で3時間しか寝れずに向かいました。
遅刻するのもイヤだったので、20分くらい早めに着いたら、スタッフさん達はもう集まってましたよ。
はえー。
集合時間までそこらにあった椅子に腰掛けてたら、主人公電三十郎役の金本英信さん(HIROZ)が、目の前で殺陣の演舞の振り付けの反復練習をしてました。
私も電兄弟なんですよー。そしてひろzなんですよー。なんて、声が掛けられるワケもなく(笑)、役者さんもこうやって集中力を高めているんだな。と、ただただ感心するばかり。

エキストラの人間がバラバラと集まり始める中、主役級の方々の某施設への出入りのシーンの撮影が早々に始まる。
そんな撮影を眺めつつ、集まって来るエキストラの中に(クラウドファンディング参加者の方の)電兄弟を見つけては、
「ふえー、今回もセリフありの3万円コースなんですか! 私はもうお金が続かなくて4000円コースばっかですよ」
などと旧交を温めていました。

今回の悪役は酒井一圭さん演じる「プリル」と後上翔太さん演じる「カール」。
酒井さんは元ガオブラック! 現在は後上さん達と「純烈」というイケメンヒーロー揃いで人気の歌謡コーラスグループとしても活動されてます。
そんな方々と絡むシーンでのエキストラでした。
このシーンが、本当っに面白くて、楽しかったです!
てか酒井さんのプリル様、最高です!!
凄かった。
本当に役者さんの迫力を見せてもらいましたよ!
河崎監督からも
「さすが東映出身!」と絶賛されていました。
あんなプリル様になら本当に○○されてもいいくらいです。(守秘義務)

最高潮に撮影が盛り上がり、正午を少し越えた所でエキストラが絡む撮影は終了。
さすが河崎監督。撮影速ぇ~。
や、午前中と聞いていたので、どーせ『母さん助けて電エース』のエキストラみたいに集団で撮影された1~2カットくらいだろ。と思っていたら、かなりガッツリ撮ってて、途中で「ホントに午前中に終わるのか?」と思ったくらいだったもので。
あの量で素人演技相手にあの速度で撮れるのは河崎監督くらいなのでは? とホント思います。

そんな気高きプリル様と愛しのカール様が観れる『電エース中野』は、11月28日より中野で開催される「新人監督映画祭」で特別上映される作品になるそうですので、皆さんぜひ観に行ってください!!

あと、撮影場所がどこだったかは、純烈のブログを読むとわかるかも知れません。
(守秘義務的に私には書けない(笑))

「ブリルとカール。電エース中野!撮影快調!」
http://ameblo.jp/junretsu0623/entry-11939324383.html


余談1
本当はこのシーンに参加する予定では無かった電次郎兄さん(漫画家の加藤礼次朗先生)が、スケジュールの都合が合ったため、突如モブの一員として撮影に参加。
「カメラのフレームに入ってなくても、その場の空気感が大事だから、カメラが回ってる時は演技してた方がいいんだよ」とか言ってくれたり、自分から率先してオーバーアクションなモブの反応を作ってくれたりしてもらえたので、モブの一人としてすごく演技がしやすかったです。
次郎兄さんさすがです!!

余談2
『母さん助けて電エース』で素人役者を現場で取り仕切ってくれていた眼鏡のスタッフの方(すみません、未だお名前も役職もわからずで)に顔を覚えてもらえていたらしく
「今回はコレ、やんないの? やればいいのにー」と変身ポーズ風に手をぐるぐる回しながら、言われてしまいました。
「や、今日はエキストラなんで」くらいしか返せませんでしたが、覚えてもらえていてなんかスゲー嬉しかったです。
てか、一発ネタとして、ちゃんと通用してたんだなー。と思えたコトが特に。
奥さんに笑われながらも、真面目にひと月かけて考えた甲斐がありましたよ、変身ポーズ。

名探偵コナンの夢をみました。2014年10月25日 15時50分57秒

一昨日の夜、何故か『名探偵コナン』のアニメの架空の1話分のストーリーの夢をみました。
何で名探偵コナンの夢をみたのか不明。コナンのアニメなんてもう何年もほどんど観てないのに。
書き出してみたらショートショートくらいの長さになっちゃいました。長いので注意です。
本当に夢で見た話なので、色々とツッコまれても返答出来ないのでご了承を。

・・・・・・

夕刻、高校生姿の工藤新一が、バイク《HONDA MVX250F》に乗って東北の北上川近辺の湾岸沿いを走っている。
台風で大荒れの天候の中、背中にくくりつけた看板を目的の場所まで届けるために。
急ぎスロットルを開ける新一の目に飛び込んで来たのは、高波に砕かれた、土台である鉄骨が剥き出しになっている道路!
(夢のため道路の建築構造がメチャクチャですみません)
崖を削るように作られたその道路の、砕かれた路面の真下は荒れ狂う水面。
道が無い!!
「ちぃ!」
瞬時の判断でさらにスロットルを開ける新一。
オーバーパワーでフロントタイヤを浮き上がらせ、ウイリー状態になる。
バイクが道路に空いた穴に突入した!
南無三!!
と念じたその刹那、バイクは後輪のみの一輪車状態で、剥き出しの鉄骨の上に乗った。
新一のバイクは、あたかもサーカスのように向き出しの鉄骨の上を走って行く。
「ひひひっ」
断崖絶壁の上で奇跡のような綱渡りを見せる新一の笑みは、さすがに少しこわばっていた。

・・・・・・

日が暮れ、嵐も通り過ぎつつある小雨の中、コンビニの前で新一は買った肉まんを頬張っていた。
川向こうの公園にある屋根付きの駐輪場に《MVX》を駐めたのは、あまりにもエンジンを回し過ぎたために、プラグが焼き付いてしまったからだ。
そのエンジン構造から焼き付きやすいと言われている分、オイルを多量に噴出するセッティングの《MVX》はプラグがかぶりやすくエンジンオイルの減りも早い。
そのため、プラグもエンジンオイルも交換用の予備を積んで走るのがクセになっているので、幸いにして予備はある。
ただ、交換するにも今まで全開で回して来たエンジンは火傷するほどに熱くなっているため、その冷却の時間を取りたかったのと、自分の腹ごなしのために川を挟んで反対岸にあったこのコンビニで小休止しているのだ。
目の前にバイクが止まった。
87年式の《SUZUKI GSX-R750》だ
「あんた、バイク乗りだろ。見てわかるぜ。
何乗ってるんだ? ……て、あんたのバイクどこ?」
気易く話しかけるこの男を、バイク乗り同士のシンパシーからか、新一は不思議と嫌いになれなかった。
印象が服部平次のヤツに似てたからかも知れない。
「ああ、オレのバイクはあっちの……」
と答えようとした時、何かが砕けるような大きな音と共に、女の子の悲鳴が聞こえた!
新一とバイクの男は声がした川の方に駆けだした。
「どうした!?」
そこには増水で氾濫した川が、掛かっていた吊り橋を流してしまっていた。
先ほど新一がこちら岸に来るために渡って来た橋だ。
川岸には小学生が4〜5人居て、川に向かって叫んでいる。
仲間が1人、流されたらしい。
川岸にいる小学生の1人が、新一に気付いて助けを求めた。
「お兄ちゃん! 蘭ちゃんを、蘭ちゃんを助けて!!」
そう叫んだ子は小学生の灰原哀にそっくりだった。
新一はあわてておぼれている子に目を向けた。
その子は……小学生の姿をした……
「蘭!?」
その瞬間、新一は何も考えずに氾濫する川に飛び込んでいた。
「おい、あんた! 無茶だよ!!」
バイク乗りの男の制止の声の方が新一の背中で聞こえた。

濁流は想像以上に重く、新一の躰の自由を奪っていた。
泳げども泳げども、おぼれている女の子まで辿りつくことが出来ない。
新一の目に砕けた吊り橋が入った。
床板は全て流されていたが、かろうじてロープが1本だけ両方の岸に繋がって、濁流に流されずに堪えている。
「ロープに掴まるんだ!!」
新一がそう叫ぶと、女の子は必死になってロープにしがみついた。
新一もロープを頼りに女の子の所まで近づいて行く。
「大丈夫か?」
女の子を抱きかかえたまま、濁流に堪えながら、ロープを伝って対岸まで移動する新一。
「うっ!」
手に上流から流されて来た木くずが当たる。
何度もロープから手が離れそうになる。
握力の限界。
あと少しで対岸なのに……
その時、男の手が新一の手をギュッと掴んだ。
バイク乗りの男だ!
彼は《GSX-R》でまだ落ちていない橋まで遠回りをして、対岸に先回りしていてくれたのだった。

・・・・・・

《MVX》を駐めてある公園の駐車場で、新一は大の地になって、肩で息をしていた。
さすがに呼吸を整えるまでは動けそうもない。
女の子はベンチの上に寝かせている。
ようやく躰を起こし、女の子の顔をのぞき込んだ。
「この子……本当に、蘭そっくりだ」
毛利蘭にそっくりな小学生の女の子。
「……う」
女の子が息を吹き返した。意識はまだ無いみたいだ。
「…………しん…い…ち…」
え?
「……まさか、本当に……蘭?」
この先、自分の身に起きることを知らないこの時の新一には、小学生姿の蘭など理解できるはずが無かった。
何で蘭がここに?
いやそもそも何で蘭が小学生の姿をしているんだ?
そっくりな子供なだけだろ?
混乱する新一。
こんなバカなことがあるわけが無い、これは何かの……
「そうだ夢だ!!」
新一の思考にかぶせるかのように《GSX-R》の男が叫んだ。
突然のことに頭が白くなる新一。
探偵として、証拠も無しにそんな荒唐無稽なことは信じるわけにはいかない。
「は? 夢って……そんなバカな……
これが夢だっていう証拠はあるのかよ!」
「証拠はこれだ!!!」
《GSX-R》の男は新一の《MVX》を指さした。
「いいか、《MVX》に350ccのエンジンは無い!!」
男の指さす新一の《MVX》のサイドカバーには《HONDA MVX350F》のロゴがしっかりと描かれていたのだ!!
「夢から、覚めろーーーーー!!!」
男は思いきり新一の頬を拳で殴り飛ばした。

・・・・・・

「新一! 起きてよ、新一!!」
蘭がピタピタと新一の頬を叩く。
どうやら蘭とタンデムで、看板を運んで来る途中の小休止でベンチに横になったとたん、うたた寝してしまったらしい。
「もー、早く帰ろうよ。陽が沈んじゃうよ」
蘭の顔をまじまじと見る。
夢……だったのか。
「……何よ、私の顔に何かついてる?」
「はっ……何でもねーよ!
目と鼻と口が丁度ふたつずつついてらー」
「……ちょっと、それじゃオバケじゃない!!」
毎度のお約束のじゃれあいの後、夕陽の中、再びバイクにまたがる二人。
「ねえ新一。風が気持ちいいね」
タンデムシートで蘭がつぶやく。
「ああ? 何言ってんだか聞こえねーよ」
ぶっきらぼうに答えながら、新一は、この完成してない看板の最後の一文字には「女」と
入れようと思った。

end

・・・・・・

ひでー。
なにこのオチ。
せめてまだ〈「女のやつ」と入れようと思った。〉ならボケにもなるのに。
きっと脳が「ああ、もう(オレが)起きちゃうから、どんなんでもいいからこの夢のオチつけなきゃ」って焦ったんじゃなかろーか。って感じですね(多分それが正解な気がする)。
てか夢の中で夢オチって最低(笑)。
最後のシーンで看板背負ってる(立て看板的なものを躰に紐かなんかでくくりつけている)新一の後ろに蘭が乗ってるって、ちょっと無理ありすぎ。
ライダーに抱きつかないでタンデムシートに座れるテクが無いと。
てか《MVX》でタンデムすると後ろの人の服がオイルまみれに……(笑)。
ちなみに夢の中ではこのストーリー(文章化するために多少脚色アリ)が本当にアニメ絵で動いてました。
まんまフレームの無い映像を観ている感じ。

電エースタロウ、観ました!!2014年10月26日 03時04分37秒

“会いに行ける監督”である(ホントにルナベースってお店に行くと会えるんですよ。
http://luna-base.net/staff/staff.htm
私は行ったこと無いけど)、河崎実監督の最新作『電エースタロウ』のDVD来ました!
そして観ました!!
いやー、私もエキストラで参加しているせいもあって、続けて2回も観ちゃいましたよ。
面白いです! くだらないです! 名作です!!
そして『母さん助けて電エース』より、なんだかスゲーしっかりしてます。
作りが凝ってます。
妙に「快楽とは? そして幸せとは?」などというテーマ性まであります。
何よりアクションがしっかりしてます。てか本物です!!

『電エースタロウ』は『母さん助けて電エース』に引き続きクラウドファンディングで制作された作品なのですが、女子プロレス団体「アイスリボン」が全面協力したことで、何だか電エースとは思えないくらい、ガチなプロレスシーンが飛び交う作品になっているのです。
主人公の電三十郎役は芝居、ダンス、歌、アクション、アクロバット、殺陣を融合した新しいパフォーマンス集団《HIROZ》の金本英信さん。
ヒロインさつき(ハニーツッカー)役にアイスリボンのプロレスラー藤本つかささん。
ハニーツッカーのライバルジャンボリサ役にこれまたアイスリボンのプロレスラー世羅
りささん。
と、ガチなアクション映画にならないワケが無い! と言わんばかりの配役。
実際、プロレスシーンでは本物のプロレスラーが魅せる本物の技が飛び交い、主役の金本さんもスタント無しで本物のプロレスラーに向かって行く役者魂を見せてくれるとあっては、普段の『電エース』とは違う何かが生まれていること間違い無しです!!

とはいえそこはやっぱり『電エース』。
いつものようにツッコミ所満載なゆる〜いトンチキなシーンやシナリオ、映像も満載なのでご安心を(笑)。
ブラック企業を描いたシーンはあたかもアダルトビデオのドラマシーン……もとい、Vシネマを彷彿とさせるクオリティだし、何と言っても今回の電エースタロウのスーツが中の人にサイズが合っていなくてブカブカ……もとい、電エースタロウ用新作スーツの青色が鮮やかで超カッコイイんですから!!
うーん、あれはそこら辺に余ってた何かのスーツを流用したんだろうなぁ。きっと。
どんなにがんばっても低予算が透けて見える、そんな『電エース』が大好きです!(笑)

作品観た直接の感想としては、
(以下ネタバレ多少含みますので行少し空けます)
…………
…………
…………
やっぱ自分がエキストラとして映ってるシーンは、そこばかり探して見ちゃいますね。
私はほぼロングのモブでしか映っていませんでしたが、ウチの奥さんはよく見るとちゃんと顔が見えるカットが1つだけありました(奥さんもエキストラ参加)。
てかそれよりも、ハニーツッカーVSジャンボセラのシーンで、南側(かな?)のリング脇の客席がエキストラの荷物置き場になってたのですが、よく見ると私の100円ショップで買ったペットボトルホルダーと、奥さんのバックが映ってます(笑)。
オ、オレよりもいいシーンにカットインしてやがるぜオレのペットボトルはよ!!

あと、電三十郎が2万5千歳なら、電兄弟的には兄である私はいったい何歳なんでしょうかね?(笑)
それと、電兄弟には地球上の戸籍が無いことが今回判明しましたが、するってーと、免許が取れないのにバイクに乗ってた電兄弟の私はまさか無免許ということに?
と思いもよらぬ新しい設定に慌てていたところ、
「『母さん助けて〜』の電兄弟は撮影所の敷地内の駐車場を走っているだけで公道じゃないから大丈夫」と奥さんに指摘されました。
おお、納得(笑)。
撮影所までそのバイクを乗り付けた「ひろz」はちゃんと免許持ってますからね。念のため(ワケわからん)。

あとはそうですね、ロボットレスラーがカッコ良く、動きがとてもロボしててかわいかったです。
どーでもいい所では、エキストラの服のチェック柄率が多いなぁ。とか?(笑)

そんな感じでまたもう1回とは言わず3回4回と観たいと思える『電エースタロウ』はとっても名作ですので、皆さんぜひ買いましょう!

『電エースタロウ』
http://amzn.to/1nEXcr0

そしてよければ私が電兄弟で出演しているコッチもどうぞ!!
『母さん助けて電エース』
http://amzn.to/1tyS5tl


余談ですが、
『電エースタロウ』のエンディングテーマ、
『Raining Tears』BLT+CJ Li
がやたらカッコいいんですよね。
BLTってのはBrandelLabTokyoというバンド名?らしくて、CJ Liって人はカナダ人のシンガーソングライターのようなのですが、何でこんなカッコいい曲が電エースのエンディング曲になってるのか、不思議です。
ググってもとりわけアーティスト側からのアナウンスが出てるっぽい感じでも無いし。
(○○の主題歌になりました!とか見あたら無い。や、私は検索かけるのスゲー下手なので見つけられないだけかも知れませんが。もしかして本人達、エンディングテーマになってること知らないとか?)
アイスリボン繋がりなのかな? レスラーの入場曲とか?