ゼノサーガ エピソードIII・途中までの感想2006年08月05日 23時12分18秒

HPのカウンターが、とうとう1日1つくらいしか回らなくなってしまいました(笑)。
1つでも回ってるって事実が凄いです。

さて、仕事の合間にだらだらと『ゼノサーガIII』をプレイしているワケですが、ぼちぼち終盤です。
てな感じで、現在のトコまでの感想。

えー、オレのRPG系ゲームのプレイスタンスは、「お話を進める上での程よい難易度のダンジョンや戦闘が好き。」というヌルゲーマーなので、そういう意味では『ゼノサーガ』シリーズは戦闘システムもダンジョンも、程よくヌルくてお話を進め易いシステムなのでラクで好きです。
ゲームの位置づけ的には『サクラ大戦』と一緒ですね。
はっきり言って、いかに声優さんを喋らせるかが目的のゲーム。
そーいった感じで、ゲームの立ち位置的にもヌルい観点から楽しんでいるので、『ゼノ』マニアな人には怒られてしまうかも知れませんね。すみません。

といった前振りをしておいて『ゼノIII』
シリーズ完結編というコトで、今まで隠されていた謎が次々と明らかに!
……なのはいいんですが、なんつーか、隠してた謎が多過ぎるので、はっきり言ってタネ明かしのインフレ状態。
てか、ドラマを作る上で「謎」は必要なワケですが、最近のマンガやアニメでよく見かける「謎は用意してあるんだけど、謎解きでも何でも無く、単に言わない(ストーリーの流れの中で単に伏せている)だけ。」な「謎」なので、「うおー、コレってどういうコトなんだろ〜!」という謎解きのジレンマも感じなければ明かされたからといって「うおー、そういうコトだったのか〜!!」というカタルシスすら感じない作りなのですよ。
そんな「謎」ばかりなので、次々と謎が明かされたからといって、「謎のタネ明かし」というより「事件の原因の情報」が増えて行くだけで、「お話が進んで行く」というより「情報が増えて行く」だけでしか無い。
言ってしまえば「用語辞典」や「設定辞典」を増やして行ってるだけのような物。
ソコにドラマはありません。

てかこのゲーム、主人公パーティ(自分が操作するキャラ)が7人居て、その7人全てが言っちゃえばみんな主人公なんですよ。
それぞれに自分専用の敵が居て、それぞれの「謎」を持っているんですね。
(まぁ、『ゼノIII』ではM.O.M.O.の敵はもう居なさそうですし、ケイオスは永遠の傍観者であろうから、言ってしまえば「敵」が居るのは、シオン・KOS-MOS・Jr・ジギー・ジンの5人なのですが。)
現在「オルムス発祥の地」とかの辺りをプレイしてるワケですが、ゲーム終盤に来てる現在、ココでかなりの数の敵と決着が付くみたいで、マーグリス手下の女部下とジンとか、ジギーの仇敵との対決にカナンが絡んでとか、今まで引っぱりに引っぱりまくってたのが嘘みたいに矢継ぎ早にポコポコ決着が付いてます。
(その前ではJrとオヤジさんの決着も付いてるし。アルベドがテスタメントとして復活した意味あったんだろうか? ドラマ的に。折角『ゼノII』でイイ死に方したのに。)
それぞれがお話を終わりさせるコトが出来るくらいの「敵」なのに、中ボス程度レベルでこう次々に「こんな謎でした。」とポコポコ片づけられて行くと、感情移入も出来ません(笑)。
ソコにあるのは「情報」のみ。
言ってしまえば風呂敷広げ過ぎですね。
なんつーか「7人全員が主人公」ってのは、野球で言えば「全員4番打者」みたいなモノで、凄く大味になってしまうワケですよ。
「タネ明かし」もインフレならば「宇宙の崩壊」もインフレで、「7人それぞれの敵」もそれぞれ「宇宙を崩壊」させる程の力を持っているワケです。
『ゼノIII』の中でもう何回「宇宙が崩壊」しそうになってるコトか(笑)。
『ゼノI』から含めたらそれこそ……ですよ。
なんつーか、安いな〜。「宇宙の崩壊」。

『ゼノIII』の中での一番安い「宇宙の崩壊」と言えば、「14年前のミルチアへのタイムスリップ」です。
ハードSFばりに細かい設定が売りの『ゼノサーガ』でタイムスリップネタ。
「親殺しのパラドックス」をどう解釈するのか?
(過去で親殺しをすると未来はどう変わってしまうのか。平行世界<パラレルワールド>がその時点で発生する。ってのが作劇上では楽な逃げ道として一般的。パラレルワールドを発生させない同一時空上の出来事とすると、ロジックの矛盾調整が作劇の肝となる。そこが作家の腕の見せ所。
『ゼノ』で「親殺し」はしませんが、過去の世界でアリンコ1匹殺すコトでも歴史は変わるかも知れない。と言われてます。)
そんなコト、設定でがんじがらめの『ゼノサーガ』でやるのか?
やったら凄いな〜。と思ったらやりませんでした(笑)。
結論から先に言うと、「シオンの記憶の世界」でした。
ひでー。
何がひどいかと言うと、「タイムスリップじゃ無く、シオンの記憶の世界」と解るのはこのシークエンスの終盤なワケですが、それまでは登場人物達もプレイヤーであるオレも「タイムスリップ」だと思っているワケです。
なのにタイムスリップしたキャラクター達の中には天才さんが何人も居るのにも関わらず、はっきり言って過去の世界に積極的に関わりまくってしまうんですよ。
ダンジョンの中では人を殺すし(RPGゲームなのでね。モンスターの他にも人間がザコモンスター的に出て来るワケですよ。)過去の自分と出くわすし、仲良くなるし。
こんなに過去を改変してもいいのかよ! ってくらい考え無しに過去に介入して行きます。
その理由が、
「自分達、時間軸を逸脱した人間達が<特異点>として存在するコトで、この宇宙が崩壊してしまうかも知れない。早く元の世界に戻るタメに何とかしなければ。」
ですよ。
「このまま何もしなくても、自分達のせいで、どーせ宇宙は崩壊してしまうんだから、だったらやるだけやっちまえ。」ってそんな捨て鉢な。
正直納得が行きません。
お前ら、もっと違う結論出せよ! キャラの中に天才がいっぱい居るじゃんよ〜。
いいか、SFってーのはな〜!
そこをロジックで切り抜けてこそSFだろーが!!
そんな程度の理由付けに使われてしまったら「宇宙の崩壊」が泣くぞ。
なので過去を改変したくないオレはダンジョンとかに入りたくないのに、そんなコトしてるとお話がまったく進まないタメ、しぶしぶタンジョンに入って向かって来る兵隊さんたちをいやいや撃ちまくるのです。
てか、プレイヤーにそんな思いをさせた揚げ句、オチが「シオンの記憶の世界」って、安過ぎです。
だったらソレはオチ用の「謎」にしないで、始めから「前提とした設定」にしておけば「過去じゃないからある程度何やっても平気」になって、気楽にプレイ出来るのに。
そんな程度の安い「謎」、「謎」になんてなりはしないんだからさ。
演出が逆です。
そっちの方が「14年前のミルチアの謎」のタネ明かしにプレイする側も専念出来るってモンでしょう。
てか、「14年前のミルチア事件」の謎解きをゲームプレイの中に組み込むコト自体に無理があったのではなかろうか。演出論として。
回想シーンとかでも良かったんじゃねーの?

ドラマ的にも、ここでテスタメントと化したケビン先輩に誘われるがまま、シオンは1度敵に寝返るべきだと思ったのに、そうならなかったたし。
案の定、その後の展開ではJrやジギーのエピソードを展開しているので、シナリオ的にはシオンは居ても居なくてもいい存在と化してます。現在のところ。
愛しのケビン先輩に連れてかれるの邪魔されたコトで、捨て鉢なヤな女になっているという演出がせっかく挿入されたのにも関わらず、その後ソレが全然生かされて無いストーリー展開。
邪魔ならストーリーからシオンを一時退場させればいいのに。
やっぱ、ゲームだと「プレイヤーキャラ」の縛りで簡単にパーティから外せないってのは、シナリオやドラマ展開まで縛るコトになってしまうんだろーな。

とかなんとか、やたら手厳しいコトばかり書いてるように見受けられるかもしれませんが、オレの中では所詮『サクラ大戦』と同レベルに解釈しているゲームなので、別に目くじらを立ててツッ込んでるわけでは無く、そんな感じまで含めてだらだらと楽しんでいる。といった次第です。
ラクでプレイしやすいですよ。

●上々颱風花園神社ライブ2006年08月14日 01時04分03秒

土曜は上々颱風の花園神社ライブに行って来ました。

月の上旬のこの時期、本来仕事を抜け出すのはなかなか厳しいモノがあるんですが、今月は少しばかり仕事量が少ないタメ、抜け出すコトが出来ました。
仕事が少なくヒマがあるのは嬉しいですが、そーすると今度は遊びに出るタメのお金が少なくなってしまうので痛し痒しです。
人生って上手く行きませんね。

とはいえライブに行くタメには月曜朝までに片づけなければならない仕事があり、ソレを何とかキリの良いトコまでを土曜昼正午までかかって言い訳出来るレベルにまで仕上げ、4時間程寝てから仕事の打ち合わせを済ませた後、ライブ会場へ向かいました。
結構ハードスケジュール。
なんだかその寝てた4時間の間に雷雨があったみたいで(オレは寝てたの知らない)、雨天決行の屋外ライブなタメ雨合羽を用意して行ったのですが、逆に雷雨が昼間にあったことが良かったのか夕方からのライブではピーカンとなり絶好のライブ日和に。
いつも一緒に行ってる友達は
「(上々の屋外ライブは何かと雨に祟られるものだが)今日のサポートメンバーのパーカッションの人が、実は晴れ男なんじゃね?」とか言ってました。
上々は雨のライブが多いです。
やっぱ「颱風」って名前が悪いんすかね。

神社の境内でやるこのライブ、毎年夏にやり続けて早16年目。(17年?まぁ、そんくらい。)
行ける時はなるべく行こうとしてるので、10回くらいは行ってるんじゃなかろうか?
なので今更どーこー語る話はありません。
「上々」の持ち味はこういう小さい屋外ライブでこそ発揮されるという極めて儲からない損なバンドなワケだ。
音楽の質こそべらぼうに高いが、基本スタンスが「祭囃子の楽隊と踊り子との一座」みたいなモノであるから、行って楽しい見て楽しい逆に行かなきゃわからない。
分析とか解説無用。
(一般の)夏祭りの楽しさを解説してその楽しさを人に伝えても意味が無いように、「上々」のライブを解説しても意味がありません。

天気が良くて良かったね。
とても楽しかったです。
以上。

これこそが最大級の賛辞。

来年もまたきっと花園ライブはあるでしょうから、行けるといいな〜。
(去年は行けなかったんだよな〜)


ライブ後にそこら辺のジンギスカン屋でメシ食ったんですが、ココのジンギスカンはイマイチでした。店員の接客もイマイチだったし。
いつぞや書いた小岩のモンゴル料理屋の方が美味かったです。
メインのジンギスカンより、むしろ添え物系のちょっとした物の方が美味しく、塩ダレの生キャベツとかは良かったです。
ところでたしか「めどん」とか言ったと思うんですが、ご飯茶碗に白いご飯とダシの効いたタレが掛かりその上に半熟の焼き玉子(温泉玉子だっけかな?それだと焼いてませんね?でもそんな感じ)がのっかってるのをグチャグチャに混ぜて食べるってー物。
言わば一味違った玉子掛けごはん?
コレがダシが美味しくてなかなか良かったです。
んで、北海道は北見の名物らしいんですが、本当?
北海道の方、ぜひホントかどうか教えてください。

と言った感じで日曜はさっきまで寝てしまってました。
体力がありません。
さて、これから朝までにちゃんと仕事を仕上げねば。

ゼノサーガ エピソードIII クリア2006年08月14日 09時25分02秒

『ゼノIII』クリアしました。
というコトで、クリアした感想。

「ツァラトストラ」の永遠の連環って、要は『うる星やつら・ビューティフルドリーマー』ってコトでよいですか?
『ビューティフルドリーマー』では「学祭前の準備期間である至福の1週間が永遠に繰り返すコトこそ理想郷」だったワケで、『ゼノサーガ』では「種としての人類が誕生し破滅する直前までの永遠の繰り返し」なワケですから。
今更『ビューティフルドリーマー』やられてもな〜。
ところで、太古の昔に神に約束されたフェイルセイフによる「宇宙の崩壊」って、この『ゼノIII』の終盤で起こったグノーシスの大襲来ってコトなんすか?
それともまだこれから先に起こるであろう別の何か?
後者の場合なら、結局「宇宙の崩壊」っていったい何なんですかね?
宇宙誕生のビッグバンの対になる宇宙縮小現象のコト?
それならば、もっとず〜っと先だよな〜。
そもそもこの物語世界におけるその「フェイルセイフを仕掛けた神」って何? 造物主?
あんだけわかったような口を利いてるんだから、ヴィルヘルムさん(ベクターのCEOの人)は神が何たるモノなのか、わかってるんでしょうが、ゲームしてたオレには伝わって来ませんでした。
また「語っていないダケの謎」なんでしょうか?
とりあえず、その「永遠の連環」を打破したシオン達なワケですが、結局その力が「未来への希望」ってのは展開として、かなり安っぽかったです。
この主人公達に影響を受けてようやく悟りを啓くって、何千年間もケイオスは何やってたんでしょうか?
そんなにそれまでに出会った人間はダメ人間ばっかだったんすかね?(笑)
何千年も。

あと、『エヴァ』(エヴァンゲリオン)っぽいと言われ続けたこのシリーズ(特に『ゼノギアス』)、実はオレには『ギアス』『ゼノI』『ゼノII』とプレイして来て(『ギアス』はラストダンジョンでプレイが止まってますが。そう言えば。)たいして『エヴァ』っぽいと感じずにココまで来てたんですが、『ゼノIII』の最後の最後で「うわっ。『エヴァ』っぽい。」と思ってしまいました。
やっぱ哲学的なコトやろうとすると『エヴァ』っぽくなっちゃうんすかね?
別の切り口はあると思うんだケドな。

一番なんだコレ? って思ったのは、シオンってあんな「いつも孤独感にさいなまれている人」でしたっけ?
『ゼノI』『ゼノII』とプレイして来て、全然まったくそんな風には見えなかったんですけど。
いつも仲間が一緒に居たし。
仮にそういう設定が初めからあったとして、ソレが見る側(プレイする側)に伝わってなければ無いも一緒。
お話は作品が全てなので三部作と謳っている以上『ゼノI』『ゼノII』『ゼノIII』の作品中で語らなければ意味がありません。
(外伝とかで語られててもそれは不可。だとしてもちゃんと本編の中であらためて語らないと。)
なので過去のミルチアでトラウマ刺激されてヤな女になってしまうトコとか、やたらケビン先輩に傾倒してしまうトコとか、全然感情移入出来ませんでした。
だったら「アレン君からの好意に対しての朴念仁っぷり」は、実は「他人に対して心に壁を作ってるコトの裏返し」的な演出を細かく何度もちりばめておくとか、『ゼノI』からやりようがあったハズでしょ? と思えてなりません。
いきなり『エピIII』でそんなコト、言い出されてもねぇ。
さらに言えば、何でジン達がケビン先輩の元へ行こうとするシオンを必要以上に止めようとするかもわからなかった。
「ケビン達が目的としてる『永遠の連環』は間違っている!」と言うのなら、そう言って止めないと。
ソレをこのシーン自体ではまだ「永遠の連環」の正体(てか、ケビン達の目的)はストーリー的に謎になってるタメ、引き止めるジン兄さん達もただ「ヤツラは間違っているからヤツラの元に行かせるコトは出来ない。」としか言えず、そんな子供でも納得出来ないような理屈でイイ大人が考え方を変えられると思える方がどう考えてもおかしいでしょ。
(もしかしたらジンはケビン達の目的のコトを知っていたのかも知れないが、ストーリー上の「謎」なのでキャラの立場からは語るコトが出来ない。)
お前ら本気で引き止める気あるのか!?
プレイヤーが納得出来ないくらいなので、シオンが納得出来るワケ無いじゃん。
……逆か?(笑)
要は演出論の問題なワケですよ。
プレイヤーに伝わらない演出は演出ではありません。

そういえば「シオンは敵側に1度は寝返るべき。」と以前の日記に書きましたが、寝返りましたね。
一瞬ダケ(1戦闘ダケ)でしたけど。
ホントはもっと長いエピソードに絡めてやりたかったんでしょうね〜。
でもパーティからの長期離脱がRPGという「『ゼノサーガ』的なゲームシステム上」ソレを許さなかったんでしょう。
シナリオ書いた人は「シオンが敵に回る」を絶対にちゃんとやりたかったに違いない。
なので、ゲームシステムに振り回されずにシナリオを優先させたゲームシステムをソコだけでも用意するべきだったんじゃなかろうか。
(そういう意味では「死んだキャラの能力を引き継いだキャラを登場させる」という発想をした『FFIV』(だっけ?)は凄かった。)

シーン的にはアレン君が最後に漢を魅せるトコとか、ジンの死に様とかグッと来るトコもありました。
(とはいえジンが「死にたがり」な理由がこれまたイマイチ良くわからないんですが。)
なので、なんつーか、色々未消化過ぎてもったいないです。
三部作もかけてるのに。
わかんないトコはわかんないみたいだよー。と放置したままサクサクとお話進めるのが吉かと。
三部作といえど、どっちかってーと「映画の三部作」に近く、『ゼノサーガ』でやりたいコトをホントに全部やろうとしたら、「テレビの1年かけた連続ドラマで1年1部の3年かけた三部作」くらいのボリュームが必要かと。
そんなゲームでした。
結論を言うと、お話の風呂敷を広げすぎ。なゲームですかね。
編集の人に「もっとお話を整理しろ。」って言われなかったんすかね?(笑)
新人マンガ家がおちいりやすい罠です。

●伝説巨人イデオン/接触編2006年08月16日 01時09分56秒

今日は待てども仕事が来なかったので、買って一月くらい放置していた映画『伝説巨人イデオン/接触編』のDVDを観始めていたトコロ、中盤辺りでちょっとした直し仕事の電話が入って来たため、リセットしてメニュー画面のまま放置した。
電話が終わり、「仕事始める前に(何処まで観たのか)チャプターの確認くらいしとくか〜。」とメニュー画面をちゃんと見たら、なんとチャプターが無い!
「オープニング」「本編」「エンディング」しか無いのだ。
(後は映像特典。)
ぐわー! 1時間分以上を早送りしろと!?
PS2だと2倍速送りが無いんですケド〜。
かなりショック。
『発動編』の時は気を付けよう。

『イデオン』いいな〜。殺伐としたトコロが。
うー。TV版全話欲しくなっちゃいますよ。
キッチ・キッチンは確か映画では出て来ないし(まだ全部観て無いので記憶ダケで言ってます。) 。
映画版でお茶を濁しつつ、ホントはTV版全話を欲しいDVDがコレで『∀ガンダム』と『イデオン』と2つになっちゃいました。
でも年末辺りに発売されるらしい『(ファースト)ガンダム』のTV版BOXは別にそんなに欲しいと思ってません。
何故ですかね?

●土曜の朝 田舎に帰る2006年08月21日 04時42分42秒

土日と田舎に帰ってました。
CB400SF VTEC Spec2で。
夏休みは以上で終わり。

田舎に帰って、某所でお世話になってる八木さんのお店で日本酒「るみ子の酒」の純米吟醸を買う。
この酒はドラマにもなったマンガ「夏子の酒」と縁が深く、尾瀬あきら氏の絵がラベルに使われていたりするので、一度は飲んでみたかった酒。
てか、オレにとっては田舎に帰った時の単なる近場の酒屋さんなのに、何故こんな通な日本酒が置いてある〜!!
と狂気乱舞してしまう程の品揃えなんですよ、こちらのお店は。
そこら辺にある片田舎の単なる酒屋なのに。
有り難いコトこのうえ無し。
近所に寄られた暁には、是非に皆さんご贔屓に。
てか、この文じゃわからんか。

「るみ子の酒」は味自体はオレの真の好みと少し違うものの(オレの基本は「久保田」好き。)、とてもすっきりしてて呑みやすく、雑味がまったく無い。
かといって、その独特の風味はまったく損なわれていないので、とても上品な味わい。
真の好みの方向性ではないのに、凄く高評価をあげられるお酒です。
杜氏さん、手を抜いてません。
日本酒嫌いな人にこそオススメ。大絶賛。

ココのお店は日本酒の他にもこだわりの品揃えが多く、その中でもぜひ食べてみたいと思ってたのが
「茂蔵」の豆腐。
コレ、ニュース番組で扱われたコトもあって、(何でも豆腐業界に革命を起こしたという豆腐。しかもその製法の特許は取得せずに、公表してるという。「明太子」の製作話にも通じる逸話だ。)、凄く興味があったんですよ。
んで、ざる豆腐っぽいヤツとごま豆腐と豆腐シューマイを買ってたんですが、どれも美味い。
日本酒のツマミに最高!
特にシューマイは家族全員に好評価でした。
残念なのは、ウチの母親は「豆腐は絹ごし」の人だったらしく(今まで生きて来て初めて知った(笑)。そういえば子供の頃、絹ごししか出て来なかったような。)、ざる豆腐っぽいヤツは「コレはコレいいけど……」的な反応でした。
くそー今度は絹ごしを買え与えてやらねば。

お店に出向いた時はご自身が配達のため留守だったので、店番をしていたお母さんと30分以上話し込む。
なのに配達から帰って来た、当のご本人とは簡単な挨拶程度しか話せず申し訳ありませんでした。
今度また田舎に帰った機にはお酒話等、聞きに伺います。


といった感じで以下はバイク話。

以前書いてた(インプレネタね。)CB400SF VTEC Spec2(以下SFv2)のコーナリング特性の不満点の原因が判明。
タイヤの空気圧でした。
デフォルトで「フロント2.50Kg・リア2.90kg」となってるんですが、コレが引っ掛けで、空気圧表示ステッカーではその下に小さく「1人乗車時フロント2.25kgリア2.50kg」と書いてありました。
コッチに合わせたら、フロントが超低速コーナーでもちゃんと内側に切れ込むようになったので快適です。
最近のバイクはどうやら高速での2人乗り長距離ツーリングにデフォルトを合わせているみたいですね。
逆にコレだと低速・超低速コーナーが続く峠道ではバイクが言う事を聞かないので怖いです。
大体、1人乗車時指示の「フロント2.25kgリア2.50kg」って、前のザンザスのタイヤ圧の基本値と同じくらいなので、この圧で2人乗りしたっても、多分問題無いと思えます。
それよりも操作性の方が重要。

SFv2は「ノーマルの中古」だと言うコトで買ったんですが、実はウインカーとバックミラーがノーマルでは無かったので、ノーマルに交換。
何だかんだで結局プラス3万円。
(何でそんな間抜けなコトになったのかと言うと、オレがSFv2のノーマルがどんな物かを知らなかったタメ(笑)。いや〜、すっかり最近のバイクの知識がまったく無い人に成り下がっているモノで。エンジンやマフラーがノーマルなら、ノーマルって言って売ってるんすかね? 中古屋は。←でもコレはちゃんと調べないで買ったオレが悪過ぎなんですが。)
オレはバイクはノーマル信奉者なのですよ。
その代わり知らない人には一見「改造車かよ!」と思われるような変なマイナーなバイクばっか乗り続けて来たワケですが(笑)。
SFv2でようやくメジャー車種になりました。
ノーマルに戻したコトで、ミラーとウインカーの視認性が格段に上がり、安全性アップです。
タイヤ圧のセッティングの件も含め、段々と「オレのバイク」になってってますね〜。
うひょ〜。

そんなこんなで、頼○や○伏、鹿○谷や○笠山辺りの峠を(地元の人間にしかわからんな(笑)。)走りまくって来てしまいました。
低速コーナーもくるくる回るようになったので気持ちイイっす。
元来低速コーナーを攻めるのが好きなんですよ。何故なら低速コーナーはどんなにがんばってもスピードが出ないので。
安全です(笑)。
バイクは倒して走ってコソ、ナンボですから。
攻める。と言っても昔ほど無茶を出来なくなってる自分がいるので、攻めの心理的マージン度数はメチャメチャ余裕を持った走り。
でもきっと、昔、無茶して走ってた頃と大して違わないスピードで走れているような気がする。
バイクの性能も上がってるしね。

ただひとつダケ、体力が昔と違いまったく無いので(笑)、日曜に、夕飯食って「さぁ帰ろう」と思ったら疲れで寝てしまいました。
お陰で向こうを出たのが夜10時です。
いつも深夜に走ってるよな〜、オレ。
まぁ、道が空いてるからいいけど。

●変な夢2006年08月23日 03時11分03秒

変な夢をみた。

多分、自分は高校生。
卒業して、集団就職(もしくは面接試験)のため、友人数人と新幹線で京都に向かうトコから話が始まる。
京都駅でローカル線に乗り換えようと、電車に乗ったら、普通電車。
急行のキップを買っていたので、あわてて急行用のホームを探し、発車寸前で乗り込む。
その車両には別の友人や乗り換え時に何故かはぐれていた友人達が6人くらい乗っていた。
内2人は身体を悪くしてるのか車椅子の人になっている。

就職先に着くと、そこは一昔前の町工場風の鉄工所。
社員数は2〜300人といったところか。かなり大きい。
新入社員の数も多く5〜60人が入口に並んでる。
トンカツ弁当が配付されたのでみんな食べ出す。
オレはあんま腹が減ってなかったのでメインのトンカツは食べずに添え物だけを食べる。
中に入れと指示があり、皆でぞろぞろと建物の中に入る。
「ここにある上履きに履き替えろ。」と、雑然と散らかった下駄箱
(学校の下駄箱風。が、個々の仕切りは無く横方向に長い棚になってる。)を指さす。
みんな上履きに履き替えるも、オレには自分のサイズに合う上履きが見つからない。
教官らしき人に「合うのが見つからないんですけど。」と聞くと、
居丈高な態度で「棚の上に数字が書いてあるから、それをこう、斜めに見て探すんだ。」と言うだけで取ってはくれない。
大体が上履き自体、右左もでたらめに、バラバラに置かれているので、規則性すら見付けられない。
他の新入社員達はほとんど集会所の方に行ってしまってるので、仕方無く、サイズの合わない適当な上履きを履く。
「なんか、不親切だよね。」友達が言う。
「ああ、軍隊と一緒だよ。」オレが吐き捨てる。
理不尽さを押し付けることで統制を取る、軍隊のシステムを真似てることにイヤ気が差す。
まぁよくある話だ。
集会所に入ると大した説明も受けないまま、新人研修と言われ、軍隊さながらにいきなり全員腕立て伏せ。
その全体主義さに納得が出来ず、集会所から出て、集会所で怒鳴り声を上げて仕切ってるヤツより上の責任者を探す。

まだ始業前なのか、作業着を着た社員たちが廊下には溢れている。
「あれ? アイツ新人だろ? 何で今ココに居るんだ?」
「毎年いるんだよな〜、逃げ出すヤツ。」という目で全員に見られる。
オレは逃げ出してるんじゃ無く、上の人間を探してるダケだっての。
運良く通り掛かった上役の人間を見付ける。
2人で集会所へ向かいながら、「こんなのはおかしい。」と主張するも、「それが出来ないならやめてもらうしか無い。」と言われる。
集会所に戻った所で、「ココでやめると、仕事無くなっちゃうよな。」「ソレって逃げ出した負け犬なのかな?」と逡巡するも、「いいや、オレにはこういうの(に迎合するの)は無理だ。」と、食べかけの弁当を置き、「やめます。」と集会所に背を向ける。
廊下では中学時代のバレーボール部の後輩(男)数名が「なんだ、また一緒に出来ると思ったのに。」とからかうように声をかける。コイツらは先に入社していたようだ。
別にレギュラーでも無かったオレは「別にこんなトコでバレー続ける気は無いのに。てか、あるのかよ、この工場にバレー部。」とか思い、じゃあな、と玄関を出る。
門までの広い敷地内の半分くらいまで来た辺りで、後ろから罵声が浴びせられる。
見ると赤や青や緑のカラフルなリーゼントパーマな方々、一見してヤンキー上がりに見える方々が
「てめーみたいなヤツが居るから、オレ達がナメられるんだよ!
勝手に抜け出せると思うなよ!!」と工場の作業服を着て追いかけてきてる。
腕っぷしに自信の無いオレは、「困ったな。」と思い、1人の足は引っ掛けて転ばしたものの、どうしようか迷う。
捨て鉢になって喧嘩を買って、ボコボコにされるのもいいか? どうせ負け犬だし。と逡巡してると、玄関の方には見物人の人だかりが出来てて、罵声の中、「いいから、お前は逃げろ! 門を出ちまえばいいんだから!」という誰かの声が聞こえた。
ああ、こんなオレにも味方がいるんだな。と、走って門に向かう。
でも、仕事も無くなって、これから先どうしよう……

そこに次回予告のテロップが出る。
「夜間学校に入る」

で、目が覚めました。
高校出てるのに、また夜間かよ。とは言わないように。夢なので。
ちなみにテロップは夢の中でホントに出ました(笑)。

●サイン2006年08月29日 20時23分50秒

何でも球団職員が選手のサインを真似て偽サインボールやサインバットを売りさばいた。
という話を今ラジオでやっていたのだが、
確かに目の前でサインされた物じゃなけりゃ本物かどうかなぞわかるモンじゃないっすね。

んで、自分が持ってるサイン物ってなんだったかな〜。と思い起こしてみたところ、「関あきら」のサイン本を持ってるコトを思い出しました。
東京三世社刊の『スター・シマック』。
コレ、普通に書店に(発売日よりずっと後に)注文したら、来たのがサイン本だったんですよ(笑)。
どれほど売れなかったコトかという証明ですね。
昔は「東に『超人ロック』あれば西に『スター・シマック』あり」と言われていたコトもあったのにねぇ(いつの話だ)。
はたしてこのサインは本物なのだろうか?(笑)

後、石川賢のサイン入りジグレや川田利明のサイン入りTシャツ、あんべ光俊のサイン入りシングルCDとかも持ってますが、コレは全て目の前でサインしてもらった物なので全て本物です。

●なーネタ2006年08月31日 23時55分05秒

もう2週間前になりますが、田舎へ帰った時の話。

せっかく名付け親が帰省してやったというに、家の人間では無いオレのコトなんざすっかり忘れ去ったようで、<ぐぅ>の時同様、<なー>にまで嫌われてしまいました(笑)。
手ぇ出しても乗りもしねー。
呼んでも来ねー。
近づきもしねー。
逃げ回りやがる。
円滑なコミュニケーションが取れません。

と、すっかり嫌われ者になってしまったオレですが、夕飯の食卓ともなると、親とかと会話はするワケで、そしたら<なー>は話かけてくれる人……ていうか単に声の大きい人が好きらしく、ようやくオレの方にも寄って来てくれるようになりました。
そしたらヤツは「知らない人が居るから怖い」だったのが、今度は「いつもより人が多くて賑やかなので楽しい」に気持ちが切り替わったらしく、夕飯の食卓の上を調子に乗ってはしゃぎまくりやがります。

で、人がとうもろこし食べてるのを邪魔するワケです。
(写真参照)
乗るなァァ〜!!
食えんだろうがァァ!!!!